2019.10.03 
2019.10.03 

BEENOSの投資先、インド最大のオンラインC2C不動産マーケットプレイス「NoBroker」がTiger GlobalなどからシリーズDラウンドにおける5,000万米ドル(約54億円)の資金調達について発表

BEENOS 株式会社(東京都品川区 代表取締役:直井 聖太、以下「BEENOS」)の投資先でインド最大のオンラインC2C不動産マーケットプレイス「NoBroker(ノーブローカー、URL: https://www.nobroker.in/)」を運営するNoBroker Technologies Solutions Pvt Ltd.(以下、NoBroker)は、シリーズDラウンドにおける50百万米ドル(約54億円)の資金調達について発表いたしました。今回の調達を含め、これまでの累計調達額は1億2,100万米ドル(約130億円)となります。本投資ラウンドは、アメリカに本拠を置くグローバルな投資会社であるTiger Global Managementが主導し、既存株主も参加しています。


BEENOSは、2016年2月に同社に出資いたしました。当社は、NoBrokerが市場規模が大きく専門性の高いマーケットプレイスを展開する「不動産テック」企業であることに加え、急激に人口が増加しているインドにおいて加速度的に成長することを見込み、シリーズBラウンドにおいて投資をしております。当社の出資比率は今回の投資ラウンド後も変わらず1~5%内です。


NoBrokerは、テクノロジーによって情報格差や不透明性を解消し、インドの不動産業界においてイノベーションを起こすべく、不動産オーナーと借り手をサイト上で直接繋ぐ他、不動産の賃貸及び売買に際し、物件を探して契約するまでの一連の手続きを全てオンラインで行うことができる仕組みを提供しています。
インドでは、賃貸契約をする場合不動産オーナーと借り手の双方が、仲介となるブローカーに手数料を支払う商習慣がありますが、NoBrokerは基本的なサービスは無料で提供しております。現在同サービスは、2019年8月に展開を始めたハイデラバードを含め、ムンバイ、バンガロール、グルガオンなど6都市において主にサービスを提供しております。また、圧倒的多数となる300万以上の物件が登録されており、毎月の新規登録ユーザーは28万人以上、これまでに計700万人以上がNoBrokerを利用しています。
NoBrokerは、今回の調達によって、既存エリアのサービス強化を図るとともに、展開エリアの拡大も目指してまいります。


※()内は、1米ドル=108円の換算
※本リリースはNoBroker発表のプレスリリースをもとに記載しております。