2019.04.19 
 
2019.04.19 

フラワーアート・ユニット「plantica(プランティカ)」が台湾初上陸、台湾最大級のコーヒーショップチェーン「cama café(カマカフェ)」とのデザインコラボレーションが実現

tenso が海外進出を包括的にサポートし、日本が誇る花文化を世界に発信

BEENOS株式会社(東証一部:3328)の連結子会社で、越境ECおよびジャパニーズコンテンツの海外進出をサポートするtenso 株式会社(以下「tenso」)は、株式会社プランティカ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:木村 貴史)が展開するフラワーアート・ユニット「plantica(プランティカ)」の海外展開強化に伴い、2018年よりパートナーとして、海外進出支援活動に取り組んでまいりました。
このたび、台湾屈指のコーヒーショップチェーン「cama café(カマカフェ)」とのコラボレーションが実現し、plantica がカップデザインや限定商品のプロデュースを行いました。4月19日より期間限定で、台湾全国116店舗のcama caféにて提供を開始いたします。本施策はplanticaの台湾初上陸であるとともに、cama caféにとってもアーティストとのコラボレーションは初の試みとなります。

 
▲ 4月19日に台湾市内で行われた記者発表の様子
 

tensoは、海外販売対応を行っていない国内ECサイトの代わりに海外発送業務、多言語お客様対応など、海外販路拡大のサポートを2008年より行っております。現在運営する2つのサービス「海外発送サービス『転送コム』」と「購入サポートサービス『Buyee』」で、連携ECサイト数は2,000以上、海外会員数は170万人以上となり、同業界では最大規模の海外発送数を誇ります。
また、tensoは日本のコンテンツ、エンタメを世界に拡げるため、日本企業や自治体のサポートも行っております。
特に『転送コム』と『Buyee』の会員数や海外発送数が上位である台湾を戦略的重点エリアと位置付け、現地企業との連携や現地でのプロモーション活動を積極的に実施してまいりました。

 

引き続きtensoは、10年以上のデータやノウハウを活かし「日本の商品やサービスに対する世界中のニーズ」を発掘・分析するとともに、日本と世界をつなげるグローバルEコマースの第一人者として世界に誇るジャパニーズコンテンツ・エンタメの魅力を発信し、「日本の企業・店舗の海外進出への挑戦」をサポートしてまいります。

 

cama café × plantica コラボレーション概要

 
  • 期 間 :4月19日(金)〜6月2日(日)
  • 展開店舗数:116 店舗(全店)
  • コラボ商品:
    花香耶加雪菲/百蜜花園,ホット/アイス,ミドル85元/トール100元
    ホットカップ36万個、アイスカップ18万個
    期間限定コラボデザイン二層ガラスボトル (400ml),650元2千個
    期間限定ドリップコーヒー2種 (百蜜花園 / 花香耶加雪菲)、各45元 各1万6千杯各
 

種カップ・ボトル・パッケージを plantica がデザイン

 
二層ガラスボトル
ICE CUP
ドリップコーヒー
 

cama caféからのコメント

今回、tensoからのお声掛けがきっかけで、Planticaとの魅力的なコラボレーションが実現できました。海外企業とのコラボレーションは、既に台湾に何年前も前から進出している企業に限り実施した経験がありましたが、新しいコンテンツとのコラボレーションは初となります。そのため、一つのチャレンジとしてこのたびの施策に期待しています。またアーティストとのコラボレーションも初めての試みになりますが、planticaのデザインは当社のお客様にも魅力的であると感じており、楽しみにしています。

実現の背景にはcama caféのグローバルアライアンス戦略以外にもcama caféとplantica両社が同じ理念を持っていることがありました。両者ともに「コーヒー」や「フラワーアート」を媒介とし、人々のより良いライフスタイルを実現したいと考えています。
今回のコラボレーションで9パターンの花柄カップなどのコラボ商品を提供することでお客様が視覚と味覚の2つから花の癒し効果を楽しんでいただきたいと思います。

 

plantica クリエイティブディレクター / 華道家 / フラワーアーティスト 木村貴史氏のコメント

過去より花柄は、ファッションや生活雑貨、部屋のインテリア用品などで使用されることも多く、ファッションデザイナーやイラストレーターが花柄図案のデザインをしていました。一方でフラワーアーティストがデザインする花柄は存在せず、花の芸術を専門とするplanticaは積極的に花柄を制作してブランドやメーカーに提供し実績を作ってまいりました。ブランドやメーカーからは、planticaが得意とする本物の花をアレンジメントして撮影した実写版の花柄について、従来のグラフィックやイラストの花柄よりも、本物志向でオーガニック感と同時にラグジュアリー感が感じられる、という意見が多く寄せられています。花が苦手な人は滅多におらず、子供からお年寄りまで、全ての世代で愛されており、さらには、日本に限らず、世界中に花を愛する人たちが存在しています。そのため、花は万国共通の世界言語であり、花の芸術はオリンピックのようなメジャースポーツと同様に、世界中の人や全世代の人たちが楽しめるエンターテイメントだと確信しています。

今回のcama caféとのコラボレーションは、planticaの中でも珍しいケースです。コーヒー×花という組み合わせが非常に興味深く、花柄のカップでコーヒーを提供するという、まさにお客様が五感を使って楽しめるコラボ企画は、魅力的でワクワクしました。これまで.ニューヨーク、パリ、モナコ、ベルリン、サウジアラビア、ケニアなど、アジア以外の国でフラワーアートの展示活動に取り組んで参りましたが、その様な中、アジアで仕事がしたいとずっと思っておりました。

海外展示はJETROと一緒に行なっており、海外企業と出会うための展示会開催と商談機会のマッチングまでを支援していただいておりましたが、tensoは当社に取ってコラボレーション企業の有力候補選定からマッチング、具体的な商談やビジネスの条件交渉、さらに知財管理とコンテンツリリース後のプロモーションなど、一貫して支援してくれる点がとても助かり、弊社の花柄ライセンス事業の海外パートナーとしてtensoを選びました。今後、台湾企業とのコラボレーションをきっかけに、2025年までに香港、シンガポール、中国などの中華圏、さらに広げて韓国やタイ、東南アジア諸国など、アジア圏を重点地域として、tensoと共に活動を広げていきたいです。
 
 

cama café(カマカフェ)について

CAMA COFFEE INCは2006年に台湾に開業されました。2019年現在において台湾に116の店舗数を持ち、2020年には上場を予定しています。
ブランドのcamaは焙煎珈琲飲料を提供し、現在世界で唯一の100以上の自家焙煎珈琲店舗を持つコーヒーチェーン店です。
 

フラワーアート・ユニットplantica(プランティカ)について

花に関係するアート、ファッション、ライフスタイル、カルチャー…。それぞれの領域を繋げながら、 スペースデザイン、インスタレーションアート、テキスタイルデザイン、プロダクトデザイン、 アートディレクションまで手がけるフラワーアート・ユニット。日本が誇る花文化の現在形を世界へ発信するため、国内外問わず、精力的に活動している。大型商業施設やリゾート施設の空間演出、NIKE、STARBUCKS、TOYOTA、SHISEIDO などのイベント装花、CMや広告など多方面で装花ディクションを手がける。

近年はミラノ万博・日本館の装花を担当(日本館は展示デザイン部門「金賞」受賞)、タイ王国・故プミポン国王の一周忌追悼式典の装花を担当、モナコ公国・カロリーヌ王女主催のフラワーアートイベントに招待されインスタレーションを披露(作品で使用した特製花器を献上)。

フランス放送局「Canal Plus」や海外放送「NHK World」「Design Talks」のドキュメンタリー番組に取材されるなど、国内外のメディアからも活動が注目されている。
URL:http://plantica.net