BEENOSの投資先、東南アジアのファッション・美容商品のオンラインマーケットプレイス「Zilingo (ジリンゴ)」 がセコイア・キャピタルやシンガポール政府系ファンド等から シリーズDラウンドで2億2,600万米ドル(約250億円※)の大型資金調達を発表、 当社も追加出資
BEENOS株式会社(東京都品川区 代表取締役:直井 聖太、以下「BEENOS」)の投資先で、東南アジアを中心にファッション・美容商品のBtoCオンラインマーケットプレイス「Zilingo(ジリンゴ)」および各国のアパレル・繊維メーカー・流通企業向けのBtoBデジタルプラットフォームを提供するZilingo Pte. Ltd (https://zilingo.com/ 以下:Zilingo)は、シリーズDラウンドにおける2億2,600万米ドル(約250億円)の大型資金調達について発表いたしました。今回の投資ラウンドには、セコイア・キャピタル、シンガポール政府系ファンドのTemasekやEDBIの他、ヨーロッパのベンチャーキャピタルや当社を含めた既存株主も参加しています。
Zilingoは世界各国から注目を集め、これまでの調達総額は3億8百万米ドル(約418億円)となりました。
BEENOSはZilingoの事業初期段階である2016年8月から投資しており、当社の出資比率は今回の投資ラウンド後も変わらず1~5%内です。
世界のファッション市場の生産量は総額3兆米ドル規模で、そのうちアジア地域が1.4兆米ドルを占め、アジアの中でも中国から東南アジアへのシフトが進んでいると言われています。
Zilingoは2015年の設立後、東南アジアを中心にファッション商品のBtoCオンラインマーケットプレイスを展開すると同時に、中小企業が多くを占める同地域の販売・流通企業やアパレル・生産産業メーカー向けに、独自のBtoBデジタルプラットフォームを提供してまいりました。これらのBtoCとBtoBプラットフォームを統合し、販売や商品調達のみならず物流や金融サービスなどの付加価値を提供することで、業界全体の最適化を図り、直近1年で売上を4倍に拡大させるなど飛躍的に成長しています。
Zilingoは、今回調達した資金によってファッション・美容業界のデジタルインフラ構築の拡大、およびサプライチェーンの強化のために更なる投資を進めると同時に、2019年にはフィリピン、インドネシア市場への注力と、オーストラリアなどへのグローバルな事業展開を加速化していく予定です。
BEENOSは今期、テクノロジーによって世界中のモノの価格を分析する「物販アービトラージ」を重点施策としておりますが、Zilingoは東南アジアにおいてファッション領域の「物販アービトラージ」を実現し急成長しています。
当社は今後も拡大し続ける東南アジア・インドのEC市場に注目すると同時に、各国の投資先との連携も視野に事業を展開してまいります。
※1米ドル=110円の換算
※本リリースはZilingo社発表のプレスリリースをもとに記載しております。