2020.01.24 
2020.01.24 

BEENOS、子会社を設立し、台湾最大級の訪日旅行メディアサイト「旅行酒吧(トラベルバー)」の事業を譲受け、インバウンド事業に参入

BEENOS株式会社(東証一部 3328、本社:東京都品川区、代表取締役:直井 聖太、以下BEENOS)は、当社100%子会社であるBEENOS Travel(ビーノス トラベル)株式会社を設立し、樸致資訊(プゥ ジー ズー シュイン)股份有限公司(本社:台湾台北市、代表取締役:蕭志亘、以下「樸致資訊」)が運営する台湾最大級の訪日旅行メディアサイト「旅行酒吧(トラベルバー)、URL:https://travel98.com/」の事業を譲受けたことをお知らせいたします。同トラベルメディアの運営を目的とした新会社を通じ、BEENOSグループはインバウンド事業に参入いたします。
BEENOSグループは、既存事業である越境EC関連サービスやグローバルマーケティング事業で培ったネットワークを活用し、国内事業者様との連携を強化することで相互の成長を図ります。また本事業を通して、国内事業者様や自治体様と共にまだ伝えきれていない日本の魅力を世界に拡げ、インバウンド市場の成長を加速させる一助となることを目指してまいります。


旅行酒吧サイトイメージ

旅行酒吧(トラベルバー)は、2013年に開設された台湾最大級の訪日旅行メディアサイトとして、台湾、香港、マカオなどのユーザーに支持されています。ユーザーはサイト内で日本旅行の情報収集やスケジュールサーチ、旅行計画づくりが可能です。月間平均PV数は550万にも上り、掲載ブログ数7.3万、ユーザー作成旅行プラン数9万、プラン作成したユーザーの95%がサイト上で作成したプランに沿って旅行をするなど、訪日旅行の情報取得から作成した旅行プランの実施まで1つのサイトで訪日旅行のプランニングを完結できるのが特徴です。


一方、当社グループは、モノ・人・情報を「日本から海外へ」、「海外から日本へ」と双方向に繋ぐグローバルなビジネス展開を強みとしており、これまで越境EC関連サービスの運営、グローバルマーケティング事業、インバウンド需要を見込んだ日本独自のコンテンツ商材の企画・開発を行ってまいりました。中でも、越境EC関連サービス運営においては、業界最多となる2,000以上のECサイトをサポートしており、「言語」「決済」「物流」の問題を解消することに加え、多言語でのカスタマーサポート対応や世界各国でのマーケティング活動を行い、ノウハウや海外ユーザーの購買データなどの知見を蓄積しております。
また、世界10カ国以上・80社以上の企業に出資しており、特に国内はインバウンド関連事業を行うスタートアップ企業に注目し投資を行ってまいりました。


BEENOSグループは、旅行酒吧(トラベルバー)を譲り受け、グループ内の事業や投資先と一体で展開する事で、テクノロジーや人材、ネットワークの活用によるシナジー効果の創出をさらに見込めると判断いたしました。今後は、情報収集から予約までの一気通貫型のトラベルプラットフォームを目指し、今期中(9月末まで)にAIを活用した個人プラン提案や予約機能の追加を行う予定です。


また、当面は、WEBメディアとしての価値を高めるとともに国内の旅行事業者様への窓口としての機能を強化し、ユーザーの来日動機となる良質なコンテンツ数の拡大や広告事業のさらなる成長を目指してまいります。また、既存エリアを戦略的重点地域と位置づけプロモーションなどを行う予定ですが、中長期的にはエリアを拡げ、多言語対応も視野に事業を展開してまいります。


【新会社の概要】
社名
:BEENOS Travel株式会社
代表者
:代表取締役社長 竹内 拓
本店所在地
:東京都品川区北品川四丁目7番35号
設立年月
:2019年12月
資本金
:1億円

【樸致資訊股份有限公司の概要】
社名
:樸致資訊股份有限公
代表者
:代表取締役 蕭志亘
本店所在地
:台湾台北市中山北路二段46號4樓之6
設立年月
: 2013年