2018.09.28 
2018.09.28 

BEENOSグループの投資先で、インドネシア最大のBtoBオンラインマーケットプレイスを運営する「Ralali(ララリ)」が、タイ国王系企業「サイアム・セメント・グループ」等から総額7百万米ドル(約7億8千万円)の資金調達を実施

BEENOS株式会社(東証一部3328、東京都品川区 代表取締役:直井 聖太、以下「BEENOS」)の100%子会社、BEENOS Asia Pte, Ltd.(本社:シンガポール)の投資先で、インドネシア最大のBtoBオンラインマーケットプレイス「Ralali(ララリ)」(URL:https://www.ralali.com/ )を運営するRalali Pte Ltd(以下「Ralali社」)は、この度、タイ最大手セメント製造企業としてセメント・建設資材、石油化学、梱包材を主力事業としグローバルに展開する「サイアム・セメント・グループ」をはじめ、SBIグループや株式会社デジタルガレージよりシリーズBで総額7百万米ドル(約7億8千万円)の資金調達を行ったことを発表いたしました。


BEENOSは、インドネシア最大のCtoCマーケットプレイス「Tokopedia(トコペディア)」や、2017年にライドシェアサービスなどを運営する「GO-JEK(ゴジェック)」のグループとなったインドネシア最大のオンライン決済サービス「Midtrans(ミッドトランス)」など、インドネシアでも急成長し世界的にも注目されている企業に2012年から投資をしております。BEENOSは、インドネシアにおいてBtoB領域での市場の発展も見込まれると判断し、2015年6月にRalali社に出資をしました。
今回のラウンド後もBEENOSグループの出資比率は変わらず1~5%内です。


「Ralali」について
「Ralali」は、インドネシアのオンラインBtoB市場最大の規模を誇る、メーカーが直接ショップオーナーに商品を販売することができるマーケットプレイスです。2013年に設立され当初は間接資材を中心としておりましたが、現在では食品や自動車用品など商品ジャンルを拡げ、約25万点の商品を取り扱っています。「Ralali」は、インドネシアの20都市に及ぶ1万以上のメーカーと15万の事業会社を繋げ、年間取引件数は、前年と比較し5倍以上に拡大しております。
Ralali社は今回調達した資金や資本参加した企業との連携により、これまでの取引データを活用した複合的な金融プラットフォームを構築するほか、インドネシアを超えグローバルな事業展開を加速化させる予定です。


※()内は、1米ドル=111円換算
※本リリースはRalali社発表のプレスリリースをもとに記載しております。


【BEENOS Asia Pte, Ltd.の概要】
シンガポールを拠点とし、主に新興国のインターネット関連企業に投資を行っています。