2018.03.26 
2018.03.26 

BEENOS、宿泊施設と空港間の手荷物を“当日配送”し、手ぶら観光をサポートする株式会社Airporterに出資

BEENOSは既存出資先とのシナジー創出を期待、Airporterはホテルとの業務提携を強化し、サービス導入15,000室を目指す

BEENOS株式会社(東証一部 3328、本社:東京都品川区、代表取締役:直井 聖太、以下:BEENOS)は、宿泊施設と空港間の手荷物当日配送サービス「Airporter(エアポーター)」を運営する株式会社Airporter(本社:東京都千代田区、代表取締役:泉谷 邦雄、以下:Airporter社 https://airporter.delivery/jpnl/)の第三者割当による新株発行を引き受け、同社に出資したことをお知らせいたします。


  1. Airporter社について
    Airporterは、“Delivering Wow”をコアコンセプトに、「荷物を預けたい旅行者」と「荷物を預かりたくない施設」のジレンマを解消するために開発された、手荷物当日配送サービスです。
    旅行客がパソコンやスマートフォンなどで「預け場所」「受け取り場所」「荷物情報」などを設定し決済すると、Airporterが宿泊施設と空港間の手荷物を当日配送し、チェックイン前やチェックイン後の手ぶら観光をサポートします。サイトの表示は英語、簡体字中国語、繁体字中国語の3言語で、コールセンターも日本語・英語・中国語で24時間365日対応しております。
    宿泊施設において、手荷物の一時預かりサービスは旅行者に大変喜ばれるサービスである一方、溢れる荷物が宿泊施設の景観やブランドに影響を及ぼしているという声も聞こえております。手荷物当日配送サービスは、旅行者にとって「荷物を取りに戻る時間と費用」を、宿泊施設は「一時預かりしていたスペースと工数」を節約することができます。これにより、旅行者は「観光時間の創出」、宿泊施設は「本来の景観」と「顧客満足度」の向上に結び付けることが可能です。また、Airporterの取り組みは、総務省が主催する「異能ジェネレーションアワード※」において特別賞を受賞するなど、評価もいただいております。
    今回の資金調達により、より一層高まる社会的なニーズに応え、さらなるサービス拡充を目指しています。また、ホテルとの業務提携を強化し、2018 年度中に東京エリア 1 万室、大阪エリア 5 千室の導入を目指し取り組んでまいります。

    ※「異能ジェネレーションアワード」総務省 http://www.inno.go.jp/result.php


  2. 出資背景について
    BEENOSは、昨今のインバウンドの活況に伴い、インバウンドに関連した商機を見出すため継続的な調査を行っておりました。これまでに、インバウンド関連事業を行う国内企業数社に出資を行い、株主かつ戦略パートナーとして成長をサポートしてまいりました。
    今回の出資は、当社がこれまで培ってきたECノウハウをAirporterに提供するとともに、既存出資先とのシナジー効果が発揮されることを期待し、決定いたしました。

    【インバウンド関連事業を行う主な既存出資先】
    • メトロエンジン株式会社(2016年12月)
      民泊事業者向けに、物件の短期貸し出しに対応したクラウド管理ツール「民泊ダッシュボード https://minpaku-dashboard.jp/」や、ホテル・旅館向けに、リアルタイムのビッグデータから人工知能・機械学習を活用し客室単価の設定を行うレベニューマネジメントツール「メトロエンジン https://metroengines.jp/」を提供

    • 株式会社Payke(2017年6月出資)https://payke.co.jp/
      インバウンド向け商品説明の多言語表示アプリを運営

    • WAmazing株式会社 (2017年8月出資)https://info.wamazing.jp/
      インバウンド向け無料 SIM の配布や観光案内アプリを運営

    • スターリゾート株式会社(2017年12月出資)http://starresort.co.jp/
      宿泊施設の企画・運営を行う