2017.12.15 
2017.12.15 

当社投資先でインドネシア最大のオンライン決済サービスを運営する「Midtrans」が配車アプリなどを運営するモバイルオンデマンドプラットフォーム「GO-JEK」のグループに

BEENOS株式会社(東京都品川区 代表取締役:直井 聖太、以下「BEENOS」)の投資先で、インドネシア最大のオンライン決済サービスを運営する「PT Midtrans(ミッドトランス https://midtrans.com/ 以下:Midtrans)」が、インドネシアの配車アプリなどを運営するモバイルオンデマンドプラットフォームの「GO-JEK(ゴジェック)https://www.go-jek.com/」のグループになることを12月15日にGO-JEK社が発表いたしました。
Midtransは、BEENOSとベリトランス株式会社、そしてインドネシアにおいて不動産・IT事業を展開するMidPlaza Groupの合弁により2012年1月に設立されました。
GO-JEKは、今回Midtransを含むフィンテック関連企業3社を新たにグループ化し、インドネシアにおいて包括的決済プラットフォームの提供を目指すと発表しております。※


※GO-JEK社の発表 GO-JEK Cementing Its Leadership in Indonesia's Fast-Growing Payments Market
URL:https://www.go-jek.com/blog/go-jek-cementing-its-leadership-in-indonesias-fast-growing-payments-market/


Midtransはインドネシアの銀行、航空会社、オンラインマーケットプレイスやEコマース事業者、フィンテック企業とのパートナーシップをもつ、インドネシア最大のオンライン決済サービスです。現在3,000以上のオンラインショップと提携しており、18種類の支払い方法に対応しています。Midtransは今後、不正リスクを軽減し消費者や導入企業が安心して使用することができる同社のテクノロジーなどを活かし、GO-JEKグループのオンライン決済を強化することを目指しています。


ASEAN最大の人口を抱えるインドネシアでは、首都圏への人口集中による慢性的な交通渋滞が社会問題となっています。この問題を解決すべく、GO-JEKは2015年1月にバイクタクシーの配車アプリサービスを開始し、瞬く間にインドネシア社会に浸透しました。また、インドネシアの多様な消費者ニーズをとらえ、自動車の配車、物品・食品のデリバリーサービスからマッサージ師・ハウスキーパーの派遣に至るまで、アプリ上で行えるモバイルオンデマンドプラットフォームへと急速にサービスを拡大しております。現在ではアプリダウンロード数6,000万を突破し、全国に登録されたドライバーは90万人以上、取引量は1か月で1億回以上と、人々の生活を支える社会的基盤になりつつあります。GO-JEKは、今回のグループ拡大を通し、今まで金融サービスが利用できなかった人々にも手軽に安心して使うことができるサービスに拡充することによって“ファイナンシャル・インクルージョン”を実現し、インドネシアの経済発展と人々の暮らしを豊かにするために貢献することを目指しています。


BEENOSは、先日アリババ社等から資金調達を発表したインドネシア最大のオンラインマーケットプレイスである「Tokopedia(トコペディア)」やインドネシアB2Bマーケットプレイスを運営する「Ralali(ララリ)」にも出資をしております。今後も急拡大を続けるインドネシアのEC市場に注目してまいります。