2017.09.07 
2017.09.07 

インバウンド客向け無料SIMの配布や観光案内アプリを運営するWAmazing株式会社に出資

WAmazingは、総額10億円超の資金調達を実施

BEENOS株式会社(東証一部3328、本社:東京都品川区、代表取締役:直井 聖太、以下:BEENOS)は、訪日外国人旅行者向けのアプリを展開するWAmazing(わめいじんぐ)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:加藤 史子、以下:WAmazing)の第三者割当による新株発行を引き受け、同社に出資したことをお知らせいたします。
今回WAmazingは、当社含め、ANRI3号投資事業有限責任組合、BEENEXT(BEENEXT2 PTE. LTD)、SBIインベストメント株式会社(SBIベンチャー投資促進税制投資事業有限責任組合およびFinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合)、みずほキャピタル株式会社(みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合)、ソニー株式会社のコーポレートベンチャーキャピタルであるSony Innovation Fund、株式会社オプトベンチャーズ(オプトベンチャーズ1号投資事業有限責任組合)、静岡キャピタル株式会社(静岡キャピタル6号投資事業有限責任組合)、およびエンジェル投資家の青柳直樹氏と有安伸宏氏を引受先とする第三者割当増資に加え、株式会社日本政策金融公庫、株式会社みずほ銀行、株式会社静岡銀行からの融資等により、総額10億円超の資金調達を実施しました。当社の出資比率は1~5%内となります。


1.WAmazingについて

WAmazingは「日本中を楽しみ尽くす、Amazingな人生に。」をビジョンに掲げ、2017年2月から訪日外国人旅行者に無料のSIMカードを国内主要空港で配布し旅行中の快適な通信環境を提供しながら、SIMカードと連動したWAmazingアプリ上で日本の魅力的な観光情報発信や予約手配サービスを実施しております(無料SIMカードは15日間有効・500MB分のデータ通信容量付)。2017年8月14日には、同アプリ内で日本国内約1万軒の宿泊施設を予約できる機能も新たに追加いたしました。
現在、WAmazingの無料SIMカードは台湾・香港地域からの旅行者を対象とし、成田国際空港第1・第2・第3ターミナル到着ロビーと中部国際空港(セントレア)到着ロビーにて受け取り可能ですが、今後、受け取り可能空港とサービス対象国を順次拡大し、訪日外国人のお客様の更なる利便性・満足度向上を目指してまいります。
今回の資金調達で得た資金は、アプリ内で予約手配できる観光商材の拡充、サービス対象国の拡大、無料SIMカード受取機設置空港の拡大、マーケティングやプロモーション活動の推進、また、それらを担う人材の確保などに充当する予定です。


◆WAmazing株式会社の概要
(1)社名:WAmazing株式会社
(2)代表者:代表取締役社長 加藤 史子
(3)本店所在地:東京都港区新橋5-13-1
(4)設立年月:2016年7月
(5)URLhttps://info.wamazing.jp/ 


2.出資背景について

BEENOSは、昨今のインバウンドの活況に伴い、インバウンドに関連した商機を見出すため継続的な調査を行っておりました。
これまでも、ユーザー数、機能数、利用実績で国内No.1の民泊運営管理ツール「民泊ダッシュボード」を展開するメトロエンジン株式会社やインバウンド向け商品説明の多言語表示アプリを展開する株式会社Paykeといった、インバウンド関連の先駆的なスタートアップ企業に出資をしてまいりました。
そのような中、当社はWAmazingがインバウンドの課題とされるネットインフラにおいて圧倒的なスピードでサービスを拡大させ、訪日外国人観光者と国内観光業界とを結びつけるプラットフォームを目指す事業展開を有望視し、今回出資をいたしました。
今後は、株主かつ戦略パートナーとして成長をサポートするとともに、100万人以上の海外ユーザーを保有するBEENOSの連結子会社であるtenso株式会社等と、相互の事業拡大のための連携も検討してまいります。