全世界に展開するサービスとエンジニア組織をグロースさせる面白さ

髙野 敬大 Yukihiro Takano
2017年 キャリア入社 執行役員

Profile

2008年メディア系企業に入社。モバイルアクセス解析の開発、新規事業のシステム開発に0から携わりチーフエンジニア、事業部長を兼任。
2017年tensoシステム開発Div.マネージャーとして入社。その後シニアマネージャーを担当し、2019年から執行役員としてtenso株式会社におけるシステム開発部を統括している。

入社のきっかけ WHY BEENOS 自分の腕を試し、更なる挑戦の為に大きな組織をつくっていく

前職では新規事業のシステム開発をフルスクラッチで行い、エンジニアとして、事業部長としても事業に携わっていました。CGM系のサービスでありましたので、利用ユーザーも非常に多く、ECとは比べ物にならないほどの高トラフィック・高負荷のシステムと日々闘っていた毎日でありました。事業も拡大し、人員増加、技術負債の問題と闘いながら非常に充実した毎日を送っていたのですが、所属していた会社の規模も小さかった為(50名ほど)、新規事業開発で経験を積んだ技術力、マネジメントスキルを活かしもっと大きな企業で自分の腕を試したいとの想いが強くなってきました。

その中でBEENOSを知り、エンジニアを統括する漆原と出会い、同じような経験をしていたことからエンジニアのマネジメントの部分や組織に対する想いに対して、非常に共感を持つことができました。そして、技術的な部分も、知識や経験をより活かしていけるのではないかと思ったことと、BEENOSにはしっかり前を向いて考えている人が多く、進んでいく感を感じたのも入社の決め手でした。本当に大きな組織を動かしていくことは大変ですが、やりがいがあります。

BEENOSで働くことの魅力 ATTRACTION 技術・チームに対して真剣だからこそ見える視点

tensoのシステム開発Div.ですが、業務委託者など協力会社の方を含めると70名ほどの規模の組織となります。チームも多く、業務に関しても多岐に渡ります。仕事内容としては組織マネジメントが中心であり、大きな推進力が必要な場合のみプロジェクトのマネジメントにも入ることがあります。人と向き合う時間も多く、毎月殆どのメンバーとの1on1も欠かせません。

全世界に展開するワールドワイドな越境ECのNo.1サービスという、将来性のある大きな事業の開発や運営に携われることができ、新規事業に対しても積極的な投資を行っているため、新規事業の開発に携われる点が大きな魅力です。そしてBEENOSの中で、最適な技術を使う、技術負債にもしっかり向き合っている環境があるのは非常に良いことだと思っています。技術負債に向き合っていない企業が多い中で、BEENOSは技術負債にもしっかり目を向けています。サービスをただ作って終わりではないですし、サービスを安定して継続していくにあたり、技術負債に対しての向き合い方がすごく大事であり、取り入れられる環境があることは素晴らしいと感じています。

そのような環境の中で、tenso株式会社という非常に大きな組織のシステム開発Div.にてマネジメント業務で成果を出せることにやりがいを感じています。

仕事に対する姿勢 STANCE 自由であるからこそアウトプットにコミットする

大きく3つあります。1つ目ですが、「事業会社で働くエンジニアとして成果を出す」ことを大切にしています。Sierとは違い事業会社で働く場合での成果の出し方が大きく異なります。そのためエンジニアとして事業に向き合う姿勢を大切にしています。最新の技術だけを追い求めても成果は出せませんし、古い技術を使い続けても技術負債になってきます。今現在で最適な技術を利用し開発や運用ができているかの観点を大切にしています。エンジニアとして、ただ作るだけでもだめ、事業として何を最優先しているか考えないと、技術にこだわりすぎて、やりたいことができなくなることもある。だからこそ、本当にやりたいことを実現するために、何が最適なのかは絶対に考えなくてはならない働き方だと思っています。

そして2つ目ですが、「チーム/個人の意見・手法を尊重する」です。私自身がエンジニア出身でもありますが、現場には入らないように心がけています。私自身が中途半端に現場入ってしまうよりも、現場のエンジニアが一番成果が出しやすい方法を自身で考えるのが良いと思っています。開発手法などに関してもチーム/個人の意見を尊重し、プロジェクトの推進に関しても担当者を信頼しお任せしています。

最後に3つ目ですが、「組織として成果を出す」ことです。システム開発Div.は先程説明したとおり、とても大きな組織となります。個人だけで成果を出すことは難しく複数人で成果を出すことを大切にしています。チーム単位で目標を立て、それに対してチーム全員が目標達成を目指しています。

自分が自分の未来をデザインする NEXT STANDARD サービスをグロースさせる強いエンジニア組織を目指す

主に海外の方が日本の物を購入できる「Buyee」というサービスの開発に携わっています。このサービスは圧倒的なシェアを誇っていますが、全世界においてはまだ当たり前のサービスではないと思っています。一部地域では2番手、3番手のシェアの地域もあります。非常に大きなサービスに成長はしましたが、世界にいるすべての人にとって当たり前であるサービスになることがNextスタンダードであると思います。

また、tensoシステム開発Div.では、日々開発・運用を行っているのですが、その中でも事業をグロースさせる開発と、古いシステムをリプレイスする開発を並行して進めています。運用に関してもフロー・体制が整っており、組織としても成熟している状況です。システムリプレイスに関しては非常大きなコストがかかりますが、技術負債にもしっかりと向き合い、事業を安定して継続するにあたりグロース開発、リプレイス開発、そして運用。開発を進める上でその3点が当たり前となるNextスタンダードを目指したいと考えています。

※インタビュー内容は取材時点のものです。