攻め続ける守りの要としてリスクをコントロールしていく

野坂 育代 Ikuyo Nosaka
2003年 キャリア入社 リスクマネジメント

Profile

2002年4月に広告事業やメディア事業を展開するインターネット企業に新卒入社。
2003年10月にネットプライス入社(現BEENOS株式会社)。新規サービスの立ち上げを経験し、tenso株式会社の転送コムにジョイン。現在はtenso株式会社リスクマネジメントチームで不正検知やオペレーション管理の統括を担当している。

入社のきっかけ WHY BEENOS 挑戦環境の中でいかに自分が挑戦できるかが勝負

2003年当時、他社で広告代理店の営業をしていました。ネットプライスと一緒にお仕事をする機会が多く、当時勤めていた会社を辞める際に、これまで一緒に仕事をさせていただいていたネットプライスの方に声をかけてもらったのがBEENOSグループの入社のきっかけです。インターネット通販が伸びていた時期で、今後のインターネット通販の可能性にも興味がありましたし、これまで培ってきた知識も活かしやすい環境であること、そしてこれまで一緒に仕事をする中で感じていた会社の働く人や、挑戦文化に惹かれ入社を決めました。

入社後は、提携メディアに売り場をつくる企画営業やアフィリエイト、SEOなど様々な業務を担当しました。その後、新規サービスの立ち上げなどを経験し、転送コムにジョインしました。入社から今までインターネットで物を売るというところにずっと関わる業務をしています。

BEENOSで働くことの魅力 ATTRACTION No.1サービスだからこそ、大変さとやりがいがある

現在は、tensoリスクマネジメントチームを統括しており、チームで目標数値を設定し、メンバーそれぞれが目標達成に向かって進んでいくためのサポートをしています。このチームは、不正傾向のある注文を検知し分析・対策をしたり、倉庫を含めたオペレーションの監督、経理チームや内部統制チームとの連携業務、効率的にサービス提供をするためのコスト構造の見直し・改善・設計など、とても幅広い業務を行っています。リスクマネジメントといっても、機能改善のためにシステムを変更したり、開発するための設計なども行っていて、サービス改善の視点、社内の運用改善の両方の視点をもち、サービスのために攻め続ける守りの要のようなチームです。

私が携わっているサービスは、世界中にサービス提供をし、越境ECという業界を牽引しているサービスです。そして運営する「転送コム」や「Buyee」サービスが世界中で受け入れられているということが非常に嬉しく、もっと世界中で当たり前となるサービスに進化させていきたいと考えていますが、あまり類をみないサービス形態だからこそ、どこかの会社に聞いてみようとか、あのツールを導入して解決しようみたいなことがなかなかできない部分もあります。ただの通販ではなく代理購入の複雑さがあるからこそ、1から考えて解決しなければならない。自分たちのロジックを創ることが必要になります。一番のサービスをつくる会社だからこその難しさであり、やりがいや面白さを感じています。そして、世の中が色々変化していく中で、BEENOSとして変化に柔軟に対応していこうという思いのもと、各チームがそれぞれの役割の中で最大限に頑張っています。

スピーディーに意思決定をし、挑戦していく仲間がとても多いです。一緒に働いているメンバーにいつも刺激や学びをいただいて、常にほどよいプレッシャーと新しいことに挑戦しようというモチベーションが維持でき、働いていて楽しいです。

仕事に対する姿勢 STANCE 前進する変化があるからこそ人もサービスも成長する

私のチームが抱えている課題は、日々の業務の積み重ねで改善できるものが多いです。課題に対して目標数値を設定し、達成すべく取り組んでいますが、そうすると毎日同じ業務を繰り返すだけの日々に陥りがちなところもあります。そのため、前日・前月にやった同じ業務でも、全く前と同じことをしない。何か小さくてもいいから、改善や前進する変化を業務に取り入れることを常に意識しています。

例えば、この作業を簡略化して工数が1分削減できた。自分しか知らない業務をマニュアル作成し明文化した。システム化できそうなポイントを見つけシステムチームに相談した。というような変化です。そういった小さな改善をメンバーの皆がしやすくするために、数値だけでなく「チーム組織としてこういう形にしたいね。」「サービスしてこういう状態になっていたい。」という、理想の形を描いてチームに共有したり、ビジョンから話すことを気をつけています。

とにかく目の前にある数字だけを追う短期的な目標だけではなく、全体を俯瞰してみれるような中長期的な目線が必要だと思っています。代表の直井さんや役員陣が言っていることもメンバーに伝え、同じ目線を持ってチームとして達成したいと考えています。

自分が自分の未来をデザインする NEXT STANDARD エキスパート集団としてハードルを越えていく

tenso株式会社のサービスにおいては、海外の方がこんなにもまだ日本の商品をほしいと思って購入してくれる人が多いことに驚かされます。海外から日本のものを個人輸入することは、手続きの手間があって面倒くささがあったり、手数料がとても高くかかりそうなイメージがあると思います。まだまだ完全ではないですが、1つずつそういったハードルを低くしながら、お買い物がしやすいようにサービス改善ができていると思います。そして、これをより海外との壁を薄くして、日本に住んでいる人たちと同じような感覚で、色々な国の人が日本の商品のお買い物を楽しめるようなサービスに変化していきたいと思います。

私が管轄するチームは、サービス立ち上げや、更なる成長のためへの必ず必要な知識やスキルが備わっています。今後の成長を実現するチームとして、より専門性を高め、これからまたグループでサービスを立ち上げることになったときに、それぞれの強みを活せるエキスパート集団をつくっていきたいと思います。

※インタビュー内容は取材時点のものです。