Business 2020.03.12

「海外にいるファン」をいかに増やせるか? 日本企業とワンチームで挑む、海外マーケットへの進出

BEENOSグループが展開する、グローバルECプラットフォーム「Buyee」・「転送コム」では、現在2,100以上の国内ECサイトの海外進出をサポートしています。

そんな国内EC事業者様との窓口となるセールスチームを率いるのが、BeeCruise、Global Growth Hack事業部・セールスチームマネージャーの岩本。

社内外問わず信頼が厚く、これまで彼女が担当したクライアントからは「あなただからお願いした」とまで言われるほど。

そんな岩本の、前例のない取り組みに挑戦し、難題を突破していく熱意の源、そして志は何なのか?インタビューしました。

 

―まずは現在の業務について教えてください。

私は、国内企業が「海外に進出する」という“挑戦”をサポートするために、企業との窓口になる海外マーケティング・セールスのチームに所属しています。クライアントは海外向けにECで商品を販売したい・している企業が多いですが、その商品の特性や企業の目指す方向に寄り添い、マーケティング調査やプロモーションなどの戦略策定や提案、実施までを包括的にサポートしています。

簡単に言ってしまうと「海外にいるファンを増やすお手伝い」。BEENOSグループのサービスや取り組みを通して、日本企業の商品やその魅力、ひいては日本の文化を世界中の人びとにもっと広めていきたいと思っています。

 

―社外の方とのコミュニケーションも多いかと思いますが、仕事をしている中で大切にしていることを教えてください。

先ほどもお話した通り、クライアントの商品や目標は企業によって様々です。海外展開状況も色々で、国内向けECしか運営していないけど、すでに海外からの購入実績や問い合わせがあるという企業もいれば、これから販路を広げたいという企業、さらには別の方法で海外に向けて販売したことがあるけど再挑戦したいという企業もいらっしゃいます。

目的も様々で、どの国からどのくらい購入されるかを知るためのマーケティングツールとして当社サービスをご利用いただくこともあれば、プロモーションを積極的に投下して大々的に販売を展開したい、という企業もいらっしゃいます。

様々なご要望や段階に対し、それぞれにおいて何が最適なのかを都度考え抜くことを基本としています。

 

―ベストプラクティスを提示することは難易度が高いし、誰にでもできることではないかと思うのですが、そのためには何が必要だと思いますか?

成功事例をよりたくさんつくっていくことが先決かと思っています。

BEENOSグループは自社商品を複数展開しています。そのうちの一つが、以前もこのブログで紹介されましたね。※

それらのプロダクトでどの取り組みが一番効果を発揮したのかを検証し、他の企業が海外展開する際の経験値としてノウハウを提供していきたいと思っています。

私たちの取り組みを通して、多くの企業が海外へのチャレンジをよりダイナミックに展開し、それぞれの可能性を拡げることができるよう、環境を整えていきたいし提案していきたいと思っています。
 


 

―どんなところにやりがいを感じますか?

様々な業界の企業からご相談をいただいていますが、会社規模や商材に関係なく、海外市場はその企業にとって新たな挑戦、新たな取り組みであることが多いため、根幹となる部分からご相談・お任せいただくことが多いです。

ターゲットにする国や強化する商品など、方針から目標、PDCAサイクルまで一緒に考えてほしいと言っていただけることは嬉しいですし、チームの一員となって試行錯誤させてもらえることは非常に有り難いと思います。

日本の市場が縮小傾向の中、海外マーケットは今後、より多くの企業にとって非常に重要な活路になると思うので、越境EC・海外展開の未来を自分が引っ張っていくんだという使命感を持ちながら日々プロジェクトに臨んでいます。

 

―クライアントから頼られる人材になるためには、何が大切だと思いますか?

クライアントに誠実に接することは当たり前なのですが、その上で、自分自身もそのチャレンジをいかに楽しめるか、ということが大事かなと思っています。

海外の企業は、最初から自国だけではなく世界展開を視野にしてサービスやプロダクト設計をしていることが多いです。日本でそういう考え方はまだスタンダードではないし、海外展開に対する知見がある人もそう多くないのではないかと思っています。

でも、今後はさらに「ボーダー」はなくなると思っています。海外展開にあたり、国内企業の方々と寄り添いながらも、私たちは受け身ではなくチャレンジを一緒に楽しむ姿勢でありたい。そうであるからこそ、今後発生しうる課題に対しても柔軟に対応できるのではないかと思います。

 

―挑戦する、そして挑戦を応援する、ということはBEENOSグループに根付いているもののうちの一つだと思いますが、岩本さんがBEENOSに入社するきっかけを教えてください。

BEENOSは、「日本と世界を繋ぎ、日本の商品や魅力を海外に発信していくことで、グローバル領域における新しい市場を創造し、可能性を広げていく」というビジョンを掲げています。これは、まさしく私がずっと成し遂げたいと思っている将来像、「日本の魅力を誰よりも自信を持って発信していく人になる」と合致しています。

さらに、BEENOSの社風も私にとって魅力的に思いました。BEENOSには、失敗を恐れず、自分でリスクを取ってでもチャレンジしたいと思う人が集まっています。採用面接の際、お話した方々からその雰囲気が感じ取られ、みんな夢に向かってチャレンジしているのがひしひしと伝わってきました。

私自身、積極的に海外出張を志望し、海外での失敗や挫折に対してもめげずに向き合いながら、諦めずチャレンジし続けてきたため、失敗を恐れずチャレンジできるBEENOSの社風は私にとてもマッチしていると思いました。

さらに、BEENOSグループでは複数の事業会社で様々な領域でのサービスを運営し、挑戦しています。それらの会社間でシナジーを生みながら、国内のコンテンツを世界の流通市場に展開し、世界に発信していくというスケールの大きさに可能性を感じ、ワクワクが止まりませんでした。このような規模感で世界に対して果敢に挑戦しているBEENOSは、まさに私が求めていた環境そのものでした。

 

―岩本さんの今後の目標を教えてください。

私は、海外に日本の魅力を発信する日本一のスペシャリストになりたいと思っています。海外に日本の商品を届けたい、海外に日本の魅力を発信したいといったらこの人だと言われるような人になりたいです。そのためにも、BEENOSのプラットフォームを通じて日本の魅力を世界に発信し、「海外展開といえばBEENOS」というブランドを世界中の人々に認めてもらえるようになるまで、これからも諦めずチャレンジし続けたいと思います。
 

―ありがとうございました。