Business 2020.01.28

ポケモンギフトコスメ、シリーズ累計出荷数100万個を突破! 国内ヒット商品が海外マーケットに挑戦。

BEENOSグループであるモノセンス株式会社が展開する、ポケモンギフトコスメシリーズ。これまでに販売した商品は、10種類以上。店頭では売り切れになってしまうほど人気の商品もあり、2019年12月にはとうとう出荷数がシリーズ累計100万個を突破しました!


今回は、商品企画にかかわったメンバーと海外進出を担当するメンバーに、出荷数100万個を達成したポイントと苦労、そしてこれからの海外展開についてや目標を中心にインタビューしました。


ポケモンギフトコスメシリーズ、担当者インタビュー

【紹介文】

SARI ENDO:(写真左)
モノセンス株式会社<プロダクト企画、販売>

KARIN IWAMOTO:(写真右)
BeeCruise株式会社<セールスマネージャー>

 

ポケモンギフトコスメシリーズ、担当者インタビュー

①出荷数が100万個を突破しましたね。どのようなお気持ちですか?

ENDO:ポケモンギフトコスメを最初に販売した時に、「100万個」を目標にしました。これまでにない大きな目標を掲げ、正直達成できるのか不安な時もありましたが、約1年半、商品開発から企画、営業までがむしゃらに頑張り、このような結果を出すことができました。
チームが一丸となって達成できたことは、自信につながっています。

また、日本だけでなく海外のお客様にも自分たちが企画した商品が届いていると思うと、本当に嬉しいです。今後は海外展開にも力を入れて、もっと多くの国へ日本が誇るジャパニーズプロダクトを広めていきたいと思っています。

 

②商品に込めた想いを教えてください。

ENDO:ポケモンギフトコスメのコンセプトは、「大人の女性が買いたいと思うようなデザインのコスメ」と「パッケージが可愛くてポーチにいれたくなるコスメ」です。コスメブランドLovisa(ラヴィジア)とのコラボレーションで企画が実現しました。
デザインは、女性向けのカラーバリエーションや繊細なデザインを得意とするデザイナーさんが、可愛さを追求しています。日本のキャラクターグッズは「子供向け」のものが多いですね。なので、「大人が可愛いと思うものにしたい!」ということを特に考えています。
私自身も小さい頃からキャラクターが好きなので、沢山の人が、何歳になってもキャラクターに癒されてほしいなあと思っています。


ポケモンギフトコスメシリーズ、担当者インタビュー

 

③ほかにはない魅力を教えてください。

ENDO:オリジナルのキャラクターデザインと、商品仕様には特にこだわって企画しているので、魅力を感じていただけると嬉しいです!
パステルカラーのオリジナルデザインで、可愛いポケモンたちを優しい色見で表現している他、マーブル模様のリップだったり、ラバー付きのチークだったり、これまでには流通していない商品になるよう意識しています。
コスメブランドとして、限定のノベルティを作ったり、ギフトセットを発売したりとお客様に喜んでもらえるような企画づくりにも注力しています。ラヴィジアブランドの「ポケモンギフトコスメ」として、世界中のお客様に喜んでもらえるような商品をこれからも考えていきたいです!

 

④ズバリ今後のアイテムの展開を教えてください。

ENDO:今年のポケモンギフトコスメは、新たなポケモンが加わります。昨年とはまた違った企画を考えているので、ぜひ楽しみにしていてください!
そして、今年はポケモン以外の新しいキャラクターコスメも展開する予定です。多くの人に、これまでにない商品と出会い、喜んでいただけるような商品・企画を考えていきたいです。

 

⑤海外販売を担当されるということで、ポケモンギフトコスメの海外でのポテンシャルについて教えてください。

IWAMOTO:海外においても、ポケモンの認知度の高さと、ポケモンギフトコスメのデザイン性の高さからポテンシャルの高い商品だと思います。実際、海外の企業に紹介したり、海外のターゲットユーザー層にリサーチをしているときも見た目のかわいさから興味を持ってくれる方は多くいますね。
 

ポケモンギフトコスメシリーズ、担当者インタビュー

 

⑥日本の商品を海外で売るとなった際に障壁があると思いますが、海外進出で何が一番難しいと感じますか。

IWAMOTO:これまで様々な企業と話した中で、2つの障壁があると思っています。
1つ目は「認知度」です。
ポケモンギフトコスメはポケモンの認知度がすでに高いので、その点は障壁にならないと思っていますが、どれだけ優良商品であっても海外現地での認知度が低いことで、海外企業に取り扱ってもらえるハードルがすごく高くなります。
現地でブランディングが確立されている日本の商品はあまり無いのが現状です。
例えば東南アジアの化粧品業界では、韓国コスメの人気や認知度が非常に高く、特に若年層では「海外ブランド」といえば韓国コスメを挙げる人がとても多いです。今後様々な日本の商品を海外で販売するためにも、「日本発」の良さなどを改めてブランディングする必要があります。

もう1つの障壁は、「価格」です。
進出先の国・エリアによりますが、貿易コストなどを考えるとどうしても日本の販売価格よりも高くなってしまい、特にアジアではすぐに手を出せるような価格帯にならないことが多いと思います。
ただそれも、やはり商品価値と価格とのバランスの問題だと思うので、1つめに挙げたような「日本発」の魅力を市場に伝えていくことが大事だと考えています。BeeCruiseとしては、ポケモンギフトコスメを筆頭に自社グループの商品をテストケースとして、まずは先陣を切って私達が市場を切り開いていきたいと思っています。そして、日本企業1社1社個別にブランディングをゼロからするのではなく、その土台となるような「日本発商品の良さ」を根付かせるために、私たちは海外進出をしたい国内企業のハブとなり、海外でのビジネスを成功させる一翼を担う存在になりたいと思います。

 

⑦これまでに行った海外進出の事例を教えてください。

IWAMOTO:BeeCruiseでは、日本の企業が海外で当たり前にビジネスが行えるよう、
販売チャネルやマーケティングリサーチ、PR・コミュニケーションなど幅広い支援をしています。
「海外」リサーチなどからスタートし、国内企業のフェーズや予算などに応じて、低リスクで海外に販売できる環境を整え、ステップアップしていけるよう様々な形で支援しています。
例えば最近の例ですと、『エヴァンゲリオン』シリーズの公式アイテムを取り揃えるエヴァンゲリオンストアから、海外にいるファンの方々に公式のアイテムを届けていきたいというご相談をいただき、まずはBEENOSグループの購入サポートサービス「Buyee」を通じ、海外の方が公式オンラインストアから商品を購入できるようにしました。

その後、現地の方がより便利に商品を購入できるよう、東南アジア最大級のECモールであるShopeeと業務提携し、Shopee台湾でエヴァンゲリオンストア公式店をオープンしました。その際に、コンテンツの体験を重要視したリアルでのイベントも台湾で同時に開催し、非常に多くのエヴァンゲリオンファンの方、そしておそらくまだエヴァンゲリオンに接したことがなかったような方々にも足を運んでいただきました。様々な国にいるファンがいつでも公式アイテムを公式ストアから購入できるよう、ShopeeシンガポールやShopeeマレーシアにもストア展開しています。
今後も、ポケモンやエヴァンゲリオンのような日本が海外に誇るコンテンツはもちろん、世界に誇る多くの日本の商品のファンを世界中に作れるよう、私達がまず道を切り開いていきたいと思います。


BEENOSグループは、今後もそれぞれのメンバーが野心を持ちながらグループのリソースやノウハウを結集して、世界へ挑戦していきます。

 

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