BEENOS株式会社(東証プライム:3328)の連結子会社で、海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を運営するtenso株式会社(以下「tenso」)は、「Buyee」およびタグ設置のみで海外販売可能な「Buyee Connect」の越境ECの購買データを見える化する「ダッシュボード」において、「クーポン発行機能」を2022年10月20日より提供開始しました。

 本機能により、時期や内容をカスタイズできるクーポンが発行可能となります。W11(ダブルイレブン)やブラックフライデーといった各国のセールイベント合わせ、ターゲットエリアに向けて最適なタイミングでクーポン発行が可能となり、データ分析から販売促進まで一気通貫で海外マーケティングが実施できるようになります。


■Buyee Connectの紹介:URL https://beecruise.co.jp/infra/buyeeconnect/
 
 
1)    新機能提供の背景
 BEENOSグループではECサイトの越境化にとどまらず、海外向けプロモーション設計やKOL活用、海外向け広告/SNS運用、現地イベント開催など、越境EC導入後の流通の伸長をマーケティングでも支援してきました。その一環として、「ダッシュボード」を2022年4月より提供開始し、日本企業の海外マーケティングにご活用いただいています。
 今回、購買傾向の分析にとどまらず、その後の販売促進のアクションまで一気通貫で行える「クーポン発行機能」を10月20日より提供開始しました。

 「Buyee」、「Buyee Connect」では定期的にクーポンキャンペーンを行っており、2021年のブラックフライデーキャンペーンでは購入金額が24%以上増加、2022年1月のNEWSHOPキャンペーンでは、購入金額が3.4倍以上に拡大しました。そのノウハウを活用し2022年2月に試験的に複数のサイトでクーポンキャンペーン施策を実施いたしました。キャンペーン実施サイトでは平均して購入金額が27%増加しました。

 グローバルなEC運用において、W11や618セール、ブラックフライデーなどの大型セール期間に各EC店舗は一斉に販売促進を行うのが主流となっています。また、台湾では主要なECモールが定常的にクーポンなどのキャンペーンを行っているため、キャンペーンの有無で購入の意思決定をする消費者が多く見られます。今回の「クーポン機能」によって、グローバルのセール期間や、ターゲットエリアの商習慣に合わせた販促企画を行うことが可能となります。

 また、「Buyee Connect」は国内向けECサイトにタグ設置で海外販売可能になるため、日本のセール期間と各国のセール期間のタイミングが合わない場合でも、本「クーポン機能」を活用することで、海外の販売促進を手間なく行うことができます。



2) 「クーポン発行機能」の紹介
・サイト側が実施したいタイミングと内容でクーポンの設定・発行が可能に
 ∟割引幅を金額・パーセンテージなどで自由に設定可能
 ∟クーポンの有効期限も自由に設定可能
 ∟初回割引などのクーポン内容も自由に設定可能

・「ダッシュボード」の導入サイトのクーポン発行は回数無制限で無料
・クーポン実費のみご負担


<設定可能な内容>
クーポンの名称、割引対象、割引金額/割合、発行期間、利用期間、利用者数
 例:購入サポート手数料300円オフ、商品オフ(%引きor◯円引き)、国際配送料オフ(%引きor◯円引き)


※「クーポン発行機能」は「ダッシュボード」をお申込みされているサイトでご利用いただけます。
※「ダッシュボード」はオプションでご利用いただけます。


「クーポン発行機能」の設定画面イメージ
 

※画像はイメージです。


3)Buyeeサービス内容
「Buyee」は、330万人以上(※1)の会員数を抱えリピーターも多いサービスです。北米やヨーロッパ、アジアへ向けた独自の物流サービスによる国際配送料の安さ、一律300円/オーダー毎の明朗かつ割安な手数料で、海外のお客様が少ない負担で日本の商品を購入いただける仕組みを提供しています。また「Buyee」では、越境ECにチャレンジする企業様をサポートするキャンペーンを定期的に開催し、日本の企業の越境ECでの流通拡大に貢献できるように努めています。


4)Buyee Connectサービス内容
「Buyee Connect」は、タグ設置のみで自社ECサイト上に海外専用カートを簡易に開設することができる海外向けの購入サポートサービスで、従来の「Buyee」よりも手軽に海外対応が可能です。本連携により、海外のお客様が連携サイトにアクセスした際にサイト上に海外専用カートが表示され、お客様は海外専用カート上の表示言語を、日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・インドネシア語・タイ語・韓国語・スペイン語・ドイツ語・ロシア語から選択することができます。商品選定後、海外専用カートで注文へ進むボタンを押すと、Buyee上で決済手続きができ、海外では主流のPayPal、Alipay、VISA、Master、JCB等の国際ブランドクレジットカードや銀聯クレジットカードといった決済方法も利用することができます。さらに、Buyeeが海外発送手続きや多言語でのお客様のお問合せサポートなどを行います。これにより、海外のお客様は日本のECサイト上で商品を選定できるようになるほか、日本のECサイト事業者様の商品登録の手間を軽減し、より簡易に海外対応を実現します。

【越境EC支援サービス「Buyee Connect」導入による、越境EC展開のイメージ】
 
    
■Buyee が提供する海外販売のサポート内容
◆多様な決済手段に対応…Paypal、Alipay、銀聯クレジットカード等各種クレジットカード、台湾向けにAFTEE
◆豊富な配送手段に対応…DHL・EMS・SAL便・FedEx・国際小包・船便など
◆独自の保障サービス…Buyee独自の検品・配送補償を提供
◆不正決済防止…ECサイト事業者様側には不正決済のリスクがない、Buyeeによる購入サポート


■Buyee Connect導入をお考えの方のお問合せ先
BeeCruise株式会社(営業窓口・BEENOSグループ)
https://beecruise.co.jp/infra/buyeeconnect/
[越境ECに関するお役立ち情報の無料ダウンロード]
https://marketing.beecruise.co.jp/documents
[無料でタグ設置のみで越境EC対応ができる「Buyee Connect」のご紹介資料] ※無料で導入/利用可能
https://marketing.beecruise.co.jp/documents/document06


<日本企業の海外販売を支援する「Buyee」 「言語」「決済」「物流」の3つの壁を解消>
 Buyeeは、日本企業の越境ECをサポートする購入サービスです。海外販売の障壁となる「言語」「決済」「物流」の問題を解消し、サービス利用料も0円から対応可能です。Buyeeを導入することで、一括で世界118ヶ国/地域に販売できます。さらに、2020年より新サービス「Buyee Connect」を提供開始し、タグ設置のみで自社のECサイト上に海外専用カートを開設することができ、より手軽に越境ECがスタートできるようになりました。BEENOSグループは越境EC黎明期である2008年より海外転送サービスである「転送コム」事業を開始し、海外発送オペレーションやグローバルなカスタマーサポートなど独自のノウハウを培ってまいりました。海外への販売環境の構築に留まらずユーザー獲得や集客支援も提供しており、手厚い海外販売支援が評価され、2,700以上の国内ECサイトの海外進出のサポート実績があります。(※1)

 なお、海外のお客様からは、配送手段や決済手段が多様であること、北米やヨーロッパ、アジアへ向けた独自の物流サービスによる国際配送料の安さ、複数のサイトで購入した商品でも同梱できることなど高いサービスレベルが好評で、現在会員数は330万人以上に上ります。(※1)さらに、出店企業と公式で連携していること、10言語に及ぶカスタマー対応など安心のサポート体制で、リピーターも多いサービスです。

(※1)「Buyee」と越境EC関連サービス「転送コム(https://www.tenso.com/)」を合わせた数字、2021年9月末現在



【tenso株式会社の概要】  
国内ECサイトの海外販路拡大をサポートするtensoは、「転送コム」(海外転送サービス)と「Buyee」(海外向け購入サポートサービス)の2つのサービスを展開しております。「転送コム」はECサイトの代わりに海外発送オペレーション、多言語カスタマーサポートを、「Buyee」ではそれに加えて翻訳、会員の決済サポートを行います。現在までに合計2,700以上のECサイトに導入いただいており、配送対象国は118ヶ国/地域に上ります。海外消費者からは、配送手段、決済手段が多様であることや、複数のサイトで購入した商品でも同梱できることなど、高いサービスレベルが評価され、会員数は330万人以上となりました。

(1)社名 : tenso株式会社       
(2)代表者: 代表取締役社長 直井 聖太
(3)本店所在地 : 東京都品川区北品川四丁目7番35号
(4)設立年月 : 2008年7月
(5)資本金: 100百万円  
※BEENOS株式会社(東証プライム:3328)の連結子会社です。