「自分の力で、組織とカルチャーを動かす」新卒メンバーが体現する、BEENOSの「当事者意識」と「未来の創り方」
新卒エンジニアでありながら、圧倒的な当事者意識で組織を牽引し、2026年度社員表彰にて見事「新人賞」を受賞した前多さん。
文系出身というバックグラウンドを持ちながら、なぜBEENOSでこれほどのスピード感を持って成果を出せたのか。そして、彼が体現する「BEENOSのカルチャー」とは。社内外の若手エンジニア、そしてこれからBEENOSを目指す未来の仲間に向けて、その挑戦について熱く語ってもらいました。
文系・商学部からエンジニアの道へ。「自分で作れる強み」を求めて
―前多さんは大学時代、文系だったと伺いました。そこからなぜエンジニアを目指したのですか?
大学では商学部に所属し、経営学や経済学をメインに学んでいました。ただ、大学3年になり将来を現実的に考えたとき、「自分がやりたいことを形にするには、ビジネスの知識だけでなく、実際にモノを自分で作れるスキルが必要だ」と思いました。
そこから一念発起してプログラミングの勉強を始めました。大学後半では、政治学の課題に対して自然言語処理(AIを使って人間の言語を分析する技術)を用いたアプローチを研究したりもしていました。「ビジネスの視点」と、「テクノロジーの視点」その両方を持って社会に出たいと思い、エンジニアとしてのキャリアをスタートしました。
―数ある企業の中で、BEENOSを選んだ決め手は何だったのでしょう。
「若手から圧倒的な裁量を持たせてもらえること」が一番の理由です。早い段階から挑戦させてくれる文化があると確信していました。また、主軸はグローバルコマースでありながらも、多種多様な事業を展開しており、新規事業へ挑戦する機会が豊富だったことも魅力的でしたね。例えば、BEENOSのカルチャーになっている、ビジネスアイデアを役員にプレゼンする「ビジチャレ」という制度があることも、挑戦を重んじるBEENOSならではのカルチャーだと感じ、魅力的だと思いBEENOSに入社をすることを決めました。
「ジョブローテーション」が生んだ、大局を見る目と強固な社内ネットワーク
―入社後、配属前の「ジョブローテーション」ではどのような経験をされましたか。
このジョブローテーション制度が私にとってものすごく大きかったです。規模の大きさや安心感を知るだけでなく、関わるプロダクトやチームによって雰囲気や仕事の進め方が全く異なることを肌で学べました。そして何より、部署を超えてたくさんの先輩方と人間関係を築けたことが、配属後の大きな財産になりました。広い意味でのビジネスの繋がりを、最初の数ヶ月で構築できたのは良い経験でした。
―現在のチームでの前多さんの役割を教えてください。
当社のサービスである、海外向け越境ECサービス「Buyee」の倉庫・配送周りのシステムをメインに開発を担当するチームに所属しています。具体的には、倉庫スタッフが荷物を管理するために使う管理画面の開発や、新しい配送方法を導入する際のシステム処理などを担っています。
ただ、私のメイン業務はコーディングだけではありません。ビジネスサイドから「これを実現したい」という要望をヒアリングし、それをシステムに落とし込む「要件定義」や、案件全体の「進捗・プロジェクト管理」が主軸となっています。いわばビジネス職とエンジニア職を繋ぐ役割ですね。エンジニアと言ってもコードを書くだけではない、こういうアプローチの仕方もあるんだと実感しています。

現場の信頼を勝ち取った「24時間以内解決98%」と、AIコーディングによる技術革新
―今回の新人賞受賞の理由として、現場対応から技術革新まで、素晴らしい成果が挙げられていました。特に難しかった業務やその時のエピソードを教えてください。
特に難しく、かつ一番鍛えられたのは、倉庫のスタッフやビジネスサイドのメンバーから日々寄せられる「システムに関するお問い合わせ対応」ですね。
私たちが開発しているのは、世界中のお客様へ荷物をお届けする「Buyee」の物流システムです。これが想像以上に複雑で、送り先の国や配送ルート、荷物のサイズや重さはもちろん、「この国にはこの成分が含まれるものは送れない」といった各国の法律や規制まで、本当に無数の要素が絡み合っています。
そのため、万が一システム上でエラーが発生し、倉庫のオペレーションが数時間でも止まってしまえば、それは「世界中のお客様へ向けた物流がその瞬間ストップする」ということを意味します。出荷の遅延は事業にとって非常に大きな損失ですし、何より、到着を心待ちにされている世界中のお客様にダイレクトにご迷惑がかかってしまいます。だからこそ、現場から寄せられる一つひとつの問い合わせに対して、「一分一秒でも早く解決する」という強い危機感を持って日々臨んでいました。
配属当初はサービスや物流の知識がほとんどなく、まさに「右も左もわからない状態」からのスタートでした。しかし、ただ縮こまっているだけでは何も始まらないので、「ビジネス側から一番に頼られて、信頼されるエンジニアになる!」という目標を掲げ、問い合わせが流れるSlackのチャンネルを常にチェックし、現場の困りごとや課題を自ら積極的に、誰よりも早くキャッチしにいくことにこだわりました。わからないことがあれば、システムのソースコードを必死に読み解き、それでも解決できなければ、心強い先輩方に質問したり、AIツールを活用して解決策を調べたりしながら、とにかくアクションを重ねていきました。
その結果、「問い合わせの98%を24時間以内に解決、または一次回答する」という初動の速さを徹底することができました。この地道な積み重ねが、現場の皆さんとの絶大な信頼関係に繋がったのだと思っています。
―もう一つの大きな成果が「AIコーディング」の活用ですね。どのような成果を出されましたか?
出荷数や出荷取消の計測ページを構築する際、AIコーディングツールをフル活用しました。最初はチーム内でもノウハウが少なかったのですが、先輩やAIに壁打ちしながら自分で考えてアクションを起こし続けました。
結果として、当初27人日と見積もっていた工数を、14人日へとほぼ半減させることに成功しました。さらに、Buyeeの管理画面ページを0からAIコーディングで構築するという事例を作り、社内での新しい開発ロールモデルを提示することができました。現在の軸である「堅実な運用保守」と、未来の軸である「AIによる技術革新」、その両輪を回せたことは大きな自信になりました。

「自分の力で何かが動くこと」が好き。目指すは事業責任者
―なぜ、そこまで圧倒的な当事者意識を持って頑張れるのでしょうか?前多さんのモチベーションの源泉が知りたいです。
シンプルに、「自分のアクションで何かが動く、変わる」瞬間を見るのが好きなんだと思います。作ったシステムが動くこともそうですし、関わってくれた人の感情が動くこと、そして組織や会社全体が動くことも、すべて地続きで繋がっている気がしています。
実はメインの業務とは別に、新卒採用のイベント登壇やカジュアル面談、サマーインターンの受け入れや、新卒のエンジニア育成プロジェクトなどにも自ら手を挙げて関わっています。これは入社前からずっと取り組みたかったことなので、やっていて本当に楽しいですね。
新卒としてBEENOSに入った私たちの役割って、「会社のカルチャーをしっかりと継承して、新しい未来を作っていくこと」だと思うんです。自分の起こしたアクションによって、組織や会社全体が少しずつ良い方向へ変わっていく。そこに、何よりも大きなやりがいと魅力を感じています。
―最後に、今後の目標と、これからBEENOSへの入社を検討している同世代の仲間へメッセージをお願いします!
将来的には、エンジニアという枠にとどまらず、マネジメントを極めて「新規事業の事業責任者」になりたいです。常に「何のためにやるのか」という目的思考を持って、より大きなプロジェクトの責任を背負える存在を目指しています。
BEENOSは、本当に「自分のやりたいこと」を信じて任せてくれる会社です。私自身、正直2年目でやらせてもらえると思ってもいなかった大きなプロジェクトや役割に入って、現在さらに大きな裁量を預けてもらっています。「文系だから」「エンジニアだから」という固定観念にとらわれず、色々な経験をして、自分の手で社会や組織を動かしたい。そんな熱い想いを持った方と、ぜひ一緒に働きたいです!
皆さまの挑戦をお待ちしています!