Engineering 2025.09.29

一度退職したからこそわかる!リターン社員が語るBEENOSの本当の魅力

BEENOSグループのtenso株式会社、開発組織でマネージャーを務める伊禮(いれい)翼さん。実は、一度退職してから再びBEENOSに戻ってきた「リターン組」です。

なぜ伊禮さんはBEENOSを離れ、そしてまた戻ってきたのでしょうか?これまでのキャリアから、外を経験したからこそ改めて見えたBEENOSの魅力、そして今後の展望について、伊禮さんのリアルな声をお届けします。

 

―これまでの経歴を教えてください

最初は建築関係の仕事に就いていましたが、腰の怪我をきっかけに退職しました。その後、地元に戻り、IT広告会社で広告運用やベトナムの子会社立ち上げなど、ビジネス側の経験を積みました。

その後、兄が住む鳥取で仕事を探していたときに、tensoの鳥取支店が未経験エンジニアを募集しているのを見つけ、入社を決めました。

エンジニアは未経験でしたが、以前からVBA(Microsoft Officeの自動化ツール)に触れていた経験があったため、仕事の本質である「成果を出すこと」は同じだと捉え、徐々に成果を出せるようになりました。

当時は、当社のサービスである「Buyee」のサブシステムの運用開発を担当していました。その後、鳥取支店が閉鎖することになり、本社のある東京に拠点を移して引き続きtensoのエンジニアとして働いていました。

 

 

―その後、一度退職された経緯を教えてください

もしかしたらエンジニアなら誰もが悩むことかもしれませんが、徐々にコードを書くエンジニア業務から、マネジメント業務の割合が増えてきたんです。マネジメントは得意領域で、自分に向いていると感じていましたが、一人のエンジニアとして、もっと技術を深めたいという思いを捨てきれませんでした。

特に好きな「Ruby」というプログラミング言語には誰よりも詳しい自負がありましたが、現場から離れるうちに、いつの間にか分からないことが増えてしまい、「エンジニアとして自分の価値が無くなってしまったのではないか」と大きなショックを受けました。

その経験をきっかけに、改めてエンジニアとしてのキャリアを歩むことを決意し、Rubyエンジニアとして転職しました。

 

―なぜBEENOSに戻ることを決めたのですか

他社でRubyエンジニアとして働いていましたが、結局気が付くとまたマネジメント業務が増えていました(笑)。そこで、結局のところ、自分の長所や価値はマネジメントにあるんだなと吹っ切れたんです。

どうせマネジメントをするなら、一番いい環境でやりたい。そう考えたとき、頭に浮かんだのはBEENOSでした。当時一緒に仕事をしていた仲間たちとは、同じ価値観で同じ方向性を向いて働ける一体感があり、それがすごく楽しかったからです。

 

―ご自身のどんな点がマネジメントに向いていると感じますか

今思い返すと、エンジニアになる前から役職に関係なく、常日頃からマネジメントをしていたなと感じます。

僕が考える仕事の本質は「成果を出すこと」です。

個人の成果が組織の成果に繋がり、逆に組織の成果が個人の成果にも繋がると思っています。だからこそ、自分個人だけではなく、組織全体で成果を出そうと、自然に他メンバーにも目が行っていたのだと思います。

 

―一度退職して改めて感じた、BEENOSの良さを教えてください

 一番は「責任の伴う自由」という文化です。

ただ自由なだけではなく、成果を出すことで、自分の裁量でやりたい仕事ができる。会社が社員を心から信頼しているからこそ成り立つ文化だと思います。

また、当社のカルチャーである「自立和尊」という言葉が、僕の仕事に対する考えと非常に似ていることも魅力です。成果を追求する中で、最終的に「自立」と「和尊」が大切だという考えに至ったので、このカルチャーが浸透しているBEENOSがとても好きですね。

もう一つは、代表の直井さんの考えです。以前、成果至上主義の会社にいた際に、成果が出せなかった人がつらい思いをする姿を見て違和感を覚えることもありました。そんな中、直井さんと話した際に、「成果を出すのはもちろん必要だが、僕はそういう会社にはしたくない。年齢を重ねたり、ライフステージが変わったりした時に、同じ働き方ができるのか。全員が同じ成果を出せるのか」と。様々な人がいて、様々な成果が認められる会社にしたいという事を仰っていて、シンプルにこの人が引っ張る会社なら安心してついていけるなと思いました。

 

―今後の展望を教えてください

 現在はtensoの開発組織のマネージャーとして、組織マネジメントや若手の育成に力を入れています。今後は、さらに「自立和尊」のカルチャーを浸透させ、より強固な組織体制を築いていきたいです。

また個人的には、僕が培ってきたマネジメントの技術や情報を体系的に伝えて、次のマネージャーを育てていきたいという思いもあります。

 

 

―tenso開発組織が求める人物像は?

「誰かに何かを決めてほしい」人ではなく、「自分で何かを成し遂げたい」と思っている人に来てほしいです。そういう人は心から応援したいですし、例え他の職種の人でも部署を超えて全力でサポートします。

さらに、今後、マネジメントへの挑戦を通じて組織を牽引したいと考えている方も大歓迎です!