Engineering
2025.02.28
アプリとインフラの二刀流 2024年度最優秀新人賞を受賞した新卒エンジニアの可能性の拡げ方

FY2024最優秀新人賞金賞を獲得したエンジニアの清水さん。
2023年4月に新卒として入社し、アプリケーションエンジニアとしてだけではなく、インフラエンジニアとしても成長し活躍を見せています。
清水さんがBEENOSに興味を持つきっかけとなり、エンジニアとして成長していく中で入社後も影響を与えてくれたのは、先輩の存在が大きかったと語っています。
新人賞を獲得するまでにBEENOSでどのような経験をしてきたのか、どんな原体験があったのかをインタビューしました。
―清水さんは、FY2024の社員総会で「最優秀新人賞」を獲得されましたね。
どういった点が評価されたかはご自身でどう感じていますか
清水:アプリ開発だけでなく、インフラに携わり始めたことによって、エンジニアとしての可能性を拡げることができた点を評価していただいたのかなと感じています。また、とにかくチームの中で戦力になりたくて、チームとして今必要なことは何だろう、チームのタスク消化率上げるためにはどうすればいいんだろう、そのために効率よく仕事を進めていくには何が必要だろう、と常に考え行動してきた結果も評価された点かなと思っています。
ー学生時代からエンジニアリングの勉強をされてきたのでしょうか
清水:大学では全く別の勉強をしており、化学系の学科に所属し、香りの研究をしていましたが、エンジニアになりたいと思ったきっかけがあり、それを機にエンジニアリングの勉強を始めました。エンジニア育成のコミュニティに参加し勉強をしたり、言語によっては独学でも勉強しました。
ーどうしてエンジニアになろうと思ったのですか
清水:元エンジニアの方がご実家のきゅうり農家を支えるため、画像認識のAIを使って選別機を作ったという記事を見て、技術の力ってすごいなと思ったことがきっかけです。大学時代にジャガイモ農家でアルバイトをしていて、実際、選別に1日10時間以上かかっていたこともあり、大変さを身をもって感じていました。それが自動化できるなんて革命的で、ITや技術の力があれば、日本の産業を支えることができるんだと思いました。ジャガイモ農家の他に漁業のアルバイトもしていたのですが、農業も漁業も、素晴らしい産業なのに発展が少なく、この課題を解決するために技術の力が必要だと感じていました。

ーBEENOSに興味を持ったきっかけと、入社の決め手を教えてください
清水:先ほどお伝えした経験から、何らかの形で地方創生や日本を盛り上げるようなプロダクトに携わりたいと思い就活をしていました。その中でBEENOSを知り、越境ECという事業について知った際、今まで私が考えていた地方創生や日本を盛り上げるという視点が、日本を世界から見て盛り上げるという視点でもあることに気づき、BEENOSに興味を持ちました。その時まさに私の中で可能性が拡がった瞬間でしたね。
また、選考中に会社についてもっと知ろうと思い、BEENOSのオウンドメディアを見ていたのですが、そこで入社2年目で新人賞を受賞した田之上さんの記事を読みました。その時、BEENOSでは2年目でもうPMという立場で仕事ができたり、多くのチャレンジができる環境に強く魅力を感じたことを覚えています。(記事はこちら)
そして無事内定をもらった後、実際に田之上さんとカジュアル面談をする機会があり、田之上さんという人物にさらに憧れ、BEENOSで頑張っていこうと決めました。
ー入社後、これまでどのような仕事をしてきましたか
清水:新卒研修とエンジニア研修後、約半年のジョブローテーションがあり、社内の複数のチームに研修として参加しました。その後Groobeeというエンタメ特化型ECプラットフォームの開発を行うチームに配属され、主にGroobee内の新規サービスと新機能の追加を、要件定義から実装まで行いました。特に配属後初めて任されたタスクである新機能の追加に関しては、2か月くらいを要する重めのタスクでした。
また、2年目からは同プロダクトのインフラにも携わるようになりました。配属当初はアプリケーションエンジニアとして頑張っていこうという気持ちだったのですが、ある日上司から「インフラに興味ない?」と言われ、全く知識がないながらも、必要とされているならやってみようかなというくらいの軽い気持ちで始めました。
インフラの業務としては、サーバーの構築・設定、ネットワークの構築、ストレージの設定、セキュリティ対策、ユーザー監視、負荷対策、バックアップなど様々あり、日々勉強しながら進めています。インフラの仕事に携わるようになったことで、システムとサービスの全体像が見えるようになったことが良かった点です。アプリ開発しかやっていなかったときは、コードでしか見ていなかったので「点」でした。それが今では、このコードはどこのサーバーにあり、どのデータベースからクエリが発行されて機能として動くのかが明確になり、点だったものが完全に「線」として繋がった気がします。
ーその中で大変だったことや難しかったことを教えてください
清水:初めは慣れているアプリ開発業務との進め方の違いからかなり苦戦し、多く工数をかけてしまっていました。また、分からないことだらけだったにも関わらず、周りに頼れず一人で抱え込んでいました。そんな時、先輩の田之上さんから「周りを頼らずに完遂することは、美学というより能力不足に繋がっているのかもしれないね。」というアドバイスをもらい、確かにそうだなと強く思いました。そこから周りをうまく頼ることができるようになり、良い方向へ進んでいきました。あの時のアドバイスにはとても感謝しています。
また、インフラ業務は日々プレッシャーがかかることも大変だと感じているところですね。サーバーが落ちないようひたすら検証を続けているにもかかわらず、いつもヒヤヒヤしています。常にアクセスを通してユーザーの動きを確認し、検証を繰り返す毎日です。

左:田之上さん 右:清水さん
ーこれまで、成長のために意識してやってきたことはありますか
清水:アウトプットはかなり意識していました。分からないことも多かったのですが、分からないなりにアウトプットすることは重要だと思っていて、そのアウトプットに対して上司やチームのメンバーが、私の理解できているところや足りていないところを理解し、必要があれば訂正してくれます。理解度が低くて自信がないからアウトプットをしないというのは、分かっているのか分からないのかが周りに理解されず、フィードバックをもらう機会を逃し、成長の機会も逃してしまうのでもったいないと思っています。そのため、積極的にアウトプットするよう心掛けていました。
とはいえ、始めにもお話ししましたが、とにかく戦力になりたいと思っていて、自分が成長するか否かというよりは、チームのためにタスク消化率を上げるということを一番意識していたので、結果的に成長につながったという方が正しい表現かもしれません。
ーこの先どうなっていきたいと思っているか教えてください。
清水:インフラに強いアプリケーションエンジニアになりたいと思っています。インフラにちょっと詳しいアプリケーションエンジニアはたくさんいますが、インフラにしっかり携わってきたアプリケーションエンジニアって実はあまりいないと思っているので、私はBEENOSでそのポジションを目指したいです。

ー業務以外で何か熱中していることや、息抜きになっていることはありますか
清水:週3〜4回ランニングをしています。その延長で、フルマラソンやハーフマラソンにも参加していて、旅行ついでに北海道や鹿児島などにフルマラソンをしに行ったりもしています。近々、社内の方と鳥取にマラソンをしに行く予定もあります。ランニングは、凝り固まった体がほぐされて疲れが飛ぶ感覚と、自分次第でペースコントロールすれば結果がついてくる感覚が結構好きで、ここ最近は熱中しています。
ー最後に現在エンジニアを目指している方にメッセージをお願いします
清水:健全な野心を持って本気で取り組んでみてください!野心を持って本気で取り組めば、BEENOSでは成長できる環境が必ずあります。プログラミングやインフラを0ベースで始めた私のように、自ら動けば必ず可能性は拡がります。
2023年4月に新卒として入社し、アプリケーションエンジニアとしてだけではなく、インフラエンジニアとしても成長し活躍を見せています。
清水さんがBEENOSに興味を持つきっかけとなり、エンジニアとして成長していく中で入社後も影響を与えてくれたのは、先輩の存在が大きかったと語っています。
新人賞を獲得するまでにBEENOSでどのような経験をしてきたのか、どんな原体験があったのかをインタビューしました。
―清水さんは、FY2024の社員総会で「最優秀新人賞」を獲得されましたね。
どういった点が評価されたかはご自身でどう感じていますか
清水:アプリ開発だけでなく、インフラに携わり始めたことによって、エンジニアとしての可能性を拡げることができた点を評価していただいたのかなと感じています。また、とにかくチームの中で戦力になりたくて、チームとして今必要なことは何だろう、チームのタスク消化率上げるためにはどうすればいいんだろう、そのために効率よく仕事を進めていくには何が必要だろう、と常に考え行動してきた結果も評価された点かなと思っています。
ー学生時代からエンジニアリングの勉強をされてきたのでしょうか
清水:大学では全く別の勉強をしており、化学系の学科に所属し、香りの研究をしていましたが、エンジニアになりたいと思ったきっかけがあり、それを機にエンジニアリングの勉強を始めました。エンジニア育成のコミュニティに参加し勉強をしたり、言語によっては独学でも勉強しました。
ーどうしてエンジニアになろうと思ったのですか
清水:元エンジニアの方がご実家のきゅうり農家を支えるため、画像認識のAIを使って選別機を作ったという記事を見て、技術の力ってすごいなと思ったことがきっかけです。大学時代にジャガイモ農家でアルバイトをしていて、実際、選別に1日10時間以上かかっていたこともあり、大変さを身をもって感じていました。それが自動化できるなんて革命的で、ITや技術の力があれば、日本の産業を支えることができるんだと思いました。ジャガイモ農家の他に漁業のアルバイトもしていたのですが、農業も漁業も、素晴らしい産業なのに発展が少なく、この課題を解決するために技術の力が必要だと感じていました。

ーBEENOSに興味を持ったきっかけと、入社の決め手を教えてください
清水:先ほどお伝えした経験から、何らかの形で地方創生や日本を盛り上げるようなプロダクトに携わりたいと思い就活をしていました。その中でBEENOSを知り、越境ECという事業について知った際、今まで私が考えていた地方創生や日本を盛り上げるという視点が、日本を世界から見て盛り上げるという視点でもあることに気づき、BEENOSに興味を持ちました。その時まさに私の中で可能性が拡がった瞬間でしたね。
また、選考中に会社についてもっと知ろうと思い、BEENOSのオウンドメディアを見ていたのですが、そこで入社2年目で新人賞を受賞した田之上さんの記事を読みました。その時、BEENOSでは2年目でもうPMという立場で仕事ができたり、多くのチャレンジができる環境に強く魅力を感じたことを覚えています。(記事はこちら)
そして無事内定をもらった後、実際に田之上さんとカジュアル面談をする機会があり、田之上さんという人物にさらに憧れ、BEENOSで頑張っていこうと決めました。
大変だった瞬間を乗り越えることができたのは、先輩からのアドバイス
ー入社後、これまでどのような仕事をしてきましたか
清水:新卒研修とエンジニア研修後、約半年のジョブローテーションがあり、社内の複数のチームに研修として参加しました。その後Groobeeというエンタメ特化型ECプラットフォームの開発を行うチームに配属され、主にGroobee内の新規サービスと新機能の追加を、要件定義から実装まで行いました。特に配属後初めて任されたタスクである新機能の追加に関しては、2か月くらいを要する重めのタスクでした。
また、2年目からは同プロダクトのインフラにも携わるようになりました。配属当初はアプリケーションエンジニアとして頑張っていこうという気持ちだったのですが、ある日上司から「インフラに興味ない?」と言われ、全く知識がないながらも、必要とされているならやってみようかなというくらいの軽い気持ちで始めました。
インフラの業務としては、サーバーの構築・設定、ネットワークの構築、ストレージの設定、セキュリティ対策、ユーザー監視、負荷対策、バックアップなど様々あり、日々勉強しながら進めています。インフラの仕事に携わるようになったことで、システムとサービスの全体像が見えるようになったことが良かった点です。アプリ開発しかやっていなかったときは、コードでしか見ていなかったので「点」でした。それが今では、このコードはどこのサーバーにあり、どのデータベースからクエリが発行されて機能として動くのかが明確になり、点だったものが完全に「線」として繋がった気がします。
ーその中で大変だったことや難しかったことを教えてください
清水:初めは慣れているアプリ開発業務との進め方の違いからかなり苦戦し、多く工数をかけてしまっていました。また、分からないことだらけだったにも関わらず、周りに頼れず一人で抱え込んでいました。そんな時、先輩の田之上さんから「周りを頼らずに完遂することは、美学というより能力不足に繋がっているのかもしれないね。」というアドバイスをもらい、確かにそうだなと強く思いました。そこから周りをうまく頼ることができるようになり、良い方向へ進んでいきました。あの時のアドバイスにはとても感謝しています。
また、インフラ業務は日々プレッシャーがかかることも大変だと感じているところですね。サーバーが落ちないようひたすら検証を続けているにもかかわらず、いつもヒヤヒヤしています。常にアクセスを通してユーザーの動きを確認し、検証を繰り返す毎日です。

左:田之上さん 右:清水さん
分からないなりにもひたすらアウトプットしてきた
ーこれまで、成長のために意識してやってきたことはありますか
清水:アウトプットはかなり意識していました。分からないことも多かったのですが、分からないなりにアウトプットすることは重要だと思っていて、そのアウトプットに対して上司やチームのメンバーが、私の理解できているところや足りていないところを理解し、必要があれば訂正してくれます。理解度が低くて自信がないからアウトプットをしないというのは、分かっているのか分からないのかが周りに理解されず、フィードバックをもらう機会を逃し、成長の機会も逃してしまうのでもったいないと思っています。そのため、積極的にアウトプットするよう心掛けていました。
とはいえ、始めにもお話ししましたが、とにかく戦力になりたいと思っていて、自分が成長するか否かというよりは、チームのためにタスク消化率を上げるということを一番意識していたので、結果的に成長につながったという方が正しい表現かもしれません。
目指すのはインフラに強いアプリケーションエンジニア
ーこの先どうなっていきたいと思っているか教えてください。
清水:インフラに強いアプリケーションエンジニアになりたいと思っています。インフラにちょっと詳しいアプリケーションエンジニアはたくさんいますが、インフラにしっかり携わってきたアプリケーションエンジニアって実はあまりいないと思っているので、私はBEENOSでそのポジションを目指したいです。

ー業務以外で何か熱中していることや、息抜きになっていることはありますか
清水:週3〜4回ランニングをしています。その延長で、フルマラソンやハーフマラソンにも参加していて、旅行ついでに北海道や鹿児島などにフルマラソンをしに行ったりもしています。近々、社内の方と鳥取にマラソンをしに行く予定もあります。ランニングは、凝り固まった体がほぐされて疲れが飛ぶ感覚と、自分次第でペースコントロールすれば結果がついてくる感覚が結構好きで、ここ最近は熱中しています。
ー最後に現在エンジニアを目指している方にメッセージをお願いします
清水:健全な野心を持って本気で取り組んでみてください!野心を持って本気で取り組めば、BEENOSでは成長できる環境が必ずあります。プログラミングやインフラを0ベースで始めた私のように、自ら動けば必ず可能性は拡がります。