Corporate 2025.09.04

BEENOSグループ夏の風物詩!「BEENOS Family Day」に込められた想い



夏の暑さが本格化する7月、BEENOSグループでは所属している社員のお子様に本社まで来ていただき、ご両親がどういう場所でどのような仕事をしているかを理解してもらう「Family Day」が開催されました。オフィスに子供たちの元気な声が響き渡り、社員の笑顔が溢れる一日となりました。今回は、このイベントの企画運営を担当したクリスさんに、イベント開催に込めた想いと、イベントの裏側について伺いました。

なぜBEENOSではFamily Dayを開催しているのですか

イベントの始まりは、私がBEENOSに入社して間もない頃にまで遡ります。当時、ESGについて「BEENOSでも何かできることはないか」という話になったのがきっかけです。当時の役員の個人的なつながりで、ソフトバンクグループのESG担当者の方にヒアリングする機会をいただいたんです。その中で、BEENOSでもできそうなことの一つとしてFamily Dayが挙がりました。私自身、もともと子供が好きだったこともあり「ぜひ自分も企画・実行してみたいです」と申し出たのが始まりとなります。

Family Dayの目的は、単に家族で楽しむだけでなく、「BEENOSグループの社員のお子様が親御さんと一緒に出社して、その親の職場を見て体験することによって、親がどのような仕事をしているかを理解してもらう」ことにあります。ただ遊ぶだけではなく、きちんと親の仕事への理解を深めてほしいという目的がありますね。

企画はどのように進めていったのですか

第1回は2017年の夏に開催され、今回で5回目の開催となりました。2017年から2019年まで3年連続で開催された後、コロナ渦ということもあり4年間のブランクを経て2023年に再開し、今回は新オフィスへの移転を機に開催に至りました。今回の準備は5月に、社員へのアンケートからスタートしました。夏休みの序盤に開催してほしいという声が最も多かったため、7月開催が決定しました。

今回はどのような変更があったのですか

最大の変更点は、一つのアクティビティ時間を60分から45分に短縮したことです。前回の開催では、小さい子供は集中力が持たず、途中で飽きてしまうという課題が見られたためです。時間を短縮したことで、子供たちが飽きることなく、スムーズにプログラムを進行することができました。
また、リピーターの参加も考慮し、コンテンツも刷新しました。過去に実施したプログラミング学習やカスタムTシャツのデザイン企画を、今回は最新の技術やBEENOSの事業と関連付け、マインクラフトを使ったプログラミング学習や、AIプロンプト作り、BEENOS Entertainmentのガチャ機能体験、そして物流倉庫のオペレーション体験といった、BEENOSならではのコンテンツへと進化させていきました。

当日はどんなことをしたのですか

当日は午前中の部は、全員参加で自己紹介とアイスブレイク、名刺作りと名刺交換の練習を実施。その後、今回の目玉企画であるオフィスツアーを行いました。スタンプラリー形式で各会議室にいるスタッフからミッションをもらい、シールを集めるという内容で、子供たちはBEENOSオフィスを楽しみながら探検しました。

午後の部は、年齢別に2つのグループに分かれ、4つのワークショップを体験。AI、マインクラフト、BEENOS Entertainmentのガチャ機能、そして物流倉庫のオペレーションといった、BEENOSグループの多岐にわたる事業を、子供たちが体験できるコンテンツを用意しました。



イベントを終えての感想をお聞かせください

後日、参加者の皆さんにご協力いただいたアンケートには
  • どの活動もとても楽しかったようで、次はいつ?と申しておりました!
  • 本人もとても楽しかったそうで、次回も行きたいと言ってました!
  • 本当にとても楽しかったようで、今朝もしおりを読みながら昨日のことを振り返っていました。素敵な思い出になったようです!
といった声が寄せられました。個人的に一番嬉しかったエピソードとして、午前中のみの参加予定だったお子さんが、「楽しすぎて午後も参加したい!」と言ってくれ、急遽一日中参加してくれたことが挙げられます。子供の純粋な気持ちが、このイベントの成功を物語っていると、私も感極まりましたね。

運営面でも大きな変化がありました。これまでは私が中心となって企画運営を行っていましたが、今回は各コンテンツの担当者に企画を任せ、ハンズオフな形で進行しました。この運営体制が、スムーズな進行を可能にし、万が一トラブルが起きても迅速に対応できる要因となりました。また、2023年の再開は、社員からの「次はいつやるんですか?」というボトムアップの声がきっかけでした。このイベントをファンとして楽しんでくれている従業員がいることを知り、とても嬉しかったです。それに加えて、今回の開催では、Family Dayに協力したいという若い従業員も増えました。彼らの積極的な協力があるからこそ、このイベントは継続できているのだと実感しています。今後も、Family DayはBEENOSの夏の風物詩の一つになってほしいと願っています。会社の成長と共に、イベントも進化を続けていきますので、ぜひご期待ください!