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2025.05.29
海外出身リーダーが語る 多国籍チームマネジメントへの挑戦

カスタマーサポートのリーダーとして活躍しているお二人、入社3年目の董(とう)さん(写真左)と、入社5年目のナシェリさん(写真右)にBEENOSで働くリアルや、グローバルな環境でキャリアを築く魅力について伺いました。
2年半の努力が実り、目標としていた資金が貯まり、ついに日本に来ることができました!
自分の可能性は、服を作ることだけと思っていたのですが、BEENOSでは今まで経験したことのない挑戦ができていると感じます。また、挑戦する際は、上司やチームメンバーもしっかりサポートしてくれるので、挑戦しやすい環境が整っているとも感じます。
その後、US版メルカリのプロジェクトが始まり、CS立ち上げの段階から関わってきました。最初は中国関連の業務がメインだったので、英語を使った仕事にも挑戦できることが嬉しかったです。また、CSの業務はとても自分に合っていると感じます。今はチームリーダーとして、メンバーと一緒にディスカッションしながら、業務フローを改善しています。
ナシェリ: 私も、会社の若々しくてフレキシブルな雰囲気は大きな魅力だと感じます。以前、他社の面接を受けた際、かっちりしたスーツを着る文化に少し窮屈さを覚えた経験がありまして…。その点、BEENOSは服装も自由ですし、外国人にとっても働きやすい環境が整っていると感じています。それに、事業会社であるからこそ、テクノロジーを駆使しながらサービスを改善していける面白さがあると思います。世界のニュースがBuyeeのビジネスにどう影響するかを考えたり、サービス企画部門と連携して新しいルールについて議論したりと、CSはお客様対応に留まらず、ビジネス全体に関われる点に魅力を感じています。
ナシェリ:私は、マネージャーになって、自分の部署を持つことが目標です!アルバイトとして入社した方が社員になり、リーダーになっていく姿を見るととてもやりがいを感じます。より大きなチームをまとめられるように、これからも頑張りたいです!
董さんの挑戦:ファッションデザインからグローバルビジネスへ
董さんのバックグラウンドについて教えてください。
董: 私は中国の浙江省出身です。小さい頃からファッションが好きで、大学ではファッションのデザイン、特に素材や生地について学んでいました。卒業した後もその知識を活かして、中国でアパレル関連の仕事を2年間していました。その後、もっと深く素材について学びたいという思いから、日本に留学することに決めました。当初日本語はほとんど話せなかったですが、大学に通いながら先生や友達とコミュニケーションをとり、真似したりしたりする中で、どんどん話せるようになりました。英語は元々話しますが、日本に来てからは日本語を使う機会が多くなり、日本語の方が馴染んできました。BEENOSに入社された経緯について教えてください
董: 日本のデザインの学校を卒業した後、アパレル関連の会社でインターンとして働いていました。そこでも中国にいた頃と同じような仕事をしていたのですが、その頃から自分の強みやキャリアについて、真剣に考えるようになりました。そして、日本で働く上で、「外国出身である」という個性を活かせる仕事がしたいと思うようになりました。そんな中、海外への意識が強くグローバルに事業を展開しているBEENOSに出会い、「ここなら自分の強みを活かせる!」と感じたのが入社のきっかけです。ナシェリさんの道のり:日本への憧れを現実に
ナシェリさんはメキシコのご出身ですよね。日本に来られたきっかけは何だったのでしょうか?
ナシェリ: はい、メキシコ出身で母国語はスペイン語です。大学では国際関係の勉強をしていて、その頃から授業で少しだけ日本語を学んでいました。その後大学卒業後に、1ヶ月半ほど日本を旅行しました。東京、大阪、名古屋、神戸、箱根…様々な場所を訪れる中で「この国に住みたい!」と強く思うようになりました。メキシコに戻った後は、「日本に住む」という目標を立てて、準備を始めました。日本のどんなところに魅力を感じましたか?
ナシェリ: たくさんありますが、街がきれいで安全なところです。道を歩いていてもゴミが全然落ちていないし、東京は大都市ですが、静かで安全な街だと感じました。海外での一人暮らしを両親が心配していましたが、ここなら安心してくれると思いました。日本移住という目標のために、どのような準備をされましたか?
ナシェリ:「どうしても日本に行きたい!日本に行くためには、お金が必要!」と強く感じ、メキシコに戻ってから、まずは資金を貯めようと決めました。そこで、自分の英語力を活かせる仕事を探したところ、カナダの市場調査会社に採用が決まり、メキシコからフルリモートで2年半働くことができました。そこでは、主に製薬会社向けの調査プロジェクトのマネージャーとして、スペイン語への翻訳や委託先、お客様とのコミュニケーションを担当しました。また、商品リリース前のユーザーアンケートの実施なども行っており、とても面白い仕事でした。2年半の努力が実り、目標としていた資金が貯まり、ついに日本に来ることができました!
BEENOSとの出会いを教えてください。
ナシェリ: 日本に来て1年ほど経った頃、少し貯金が少なくなってきて(笑)、日本でアルバイトを探し始めました。ちょうどその頃、BEENOSグループの「Buyee」というサービスがスペイン語対応を始める時期で、これはチャンス!と思いスペイン語のカスタマーサポート(以下CS)として応募しました。最終的には、私の英語力が評価されて、英語とスペイン語のCSチームに配属されました。 それがBEENOSとの最初の出会いです。BEENOSだからできた挑戦と拡がった可能性
BEENOSに入社してから、特に印象に残っている「チャレンジ」はありますか?
董: BEENOSでは、CSの仕事ではなく、XP(クロスプラットフォーム)事業部の中国マーケティングチームに所属していました。そこでは、ブランド品通販サイトのプロジェクトに関わっていて、中国人インフルエンサーを使ったライブ配信の管理などでブランド品宣伝のマーケティング施策を行いました。自分の可能性は、服を作ることだけと思っていたのですが、BEENOSでは今まで経験したことのない挑戦ができていると感じます。また、挑戦する際は、上司やチームメンバーもしっかりサポートしてくれるので、挑戦しやすい環境が整っているとも感じます。
その後、US版メルカリのプロジェクトが始まり、CS立ち上げの段階から関わってきました。最初は中国関連の業務がメインだったので、英語を使った仕事にも挑戦できることが嬉しかったです。また、CSの業務はとても自分に合っていると感じます。今はチームリーダーとして、メンバーと一緒にディスカッションしながら、業務フローを改善しています。
未経験の中、リーダー業務は大変だったのでは?
董: はい、正直大変でした (笑) 。新規のプロジェクトで一時的に注文やお問い合わせが急増した際、プロジェクト全体を把握した上で、どれくらいの工数が必要か、現場の問い合わせ状況はどうか、スピード感は…など、見積もりに苦労しました。でも、この経験を通して、中国語だけではなく、英語も活かせると、自分の可能性の拡がりを感じました。そして、挑戦を重ねるうちに、どんどん自信がつきました。チームマネジメントで意識していたことはありますか?
董: 私が特に意識していたことは、メンバーの「特性」を見極めて、その強みが最も活きる役割を与えることです。私のチームは、日本、台湾、香港と多様なメンバーがいます。それぞれ個性も能力も違うので、「この人は効率化が得意だから、オペレーションフローの改善をお願いしよう」というように、役割をお願いしています。それが上手くはまってチームとして成果が出た時や、個人のモチベーションが向上したと感じた時は、本当に嬉しいですね。ナシェリさんはいかがですか?BEENOSでのチャレンジについて教えてください。
ナシェリ: 私にとって一番大きなチャレンジは、コロナ禍の時期ですね。アルバイトとして入社して1年経たないうちにパンデミックが始まり、仕事も日本語学校もフルリモートになりました。なかなか友達もできず、BEENOSの国際チームのメンバーもほとんど自国に帰ってしまって。会社で何が起きているのか全貌が見えない中でしたが、とにかく目の前の仕事に必死で取り組みました。あの時期が一番大変でしたね。でも、そのかわりにプライベートでのんびり日本国内の観光に行けたのは良かったですが(笑)。その後、正社員になられたのですよね?
ナシェリ: はい。日本語学校を卒業するタイミングで、フルタイム勤務のお話をいただきました。最初はBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)チームに所属し、業務委託管理を担当しました。その後、「正社員になりたい」とマネージャーに相談したところ、「ナシェリさんがチームにどう貢献できるか見せてほしい」と言われ、BPOチームの品質と量の両方を向上させるという目標達成に向けて、様々なアクションを起こしました。当時のBPOチームは台湾のメンバーが中心で、私だけが日本にいるという状況でしたが、途中からサブリーダーとしてチームを支え、オンラインでもしっかりコミュニケーションをとり、それぞれのメンバーのスキルに合わせた仕事を割り振ることで、メンバーからの信頼を得ていきました。その結果が実を結び、正社員になることができました!現在はどのようなお仕事をされていますか?
ナシェリ: 今では私が一番経験のあるメンバーになったので、個別のお客様対応は後輩に任せ、今は主にBuyeeのCSチームの管理を行っています。これまでの経験を活かし、問い合わせが多くなりそうな時期は、事前にどのような対応が必要かを考えたり、委託先のメンバーに連絡を取ったりして、なるべく混乱が起きないよう努めています。ヨーロッパや南米など多様な国籍や個性を持つメンバーと一緒に働くのはとても素晴らしい経験ですし、チームとして目標を達成できた時は、大きなやりがいを感じます。メンバーからお客様対応の相談を受けた時は、解決策を示すだけでなく、そのメンバーが次は自分で対応できるよう、成長を促すようなアドバイスを心がけています。ユーザーに納得いただけるだけでなく、チームのメンバーも成長できる環境づくりを心がけています。
お二人が感じる「BEENOSで働く良さ」について教えていただけますか?
董: サポート体制が整っているところですね。まだ語学力が十分でなかった時も、周りがしっかりサポートしてくれました。また他の日本の会社だと、役職が上の人には少し遠慮してしまうことも多いと思いますが、BEENOSは比較的フラットで、コミュニケーションが取りやすいと感じます。みんなオープンマインドで、特にCSのチームは気軽に話せる雰囲気があって、とても居心地が良いです。ナシェリ: 私も、会社の若々しくてフレキシブルな雰囲気は大きな魅力だと感じます。以前、他社の面接を受けた際、かっちりしたスーツを着る文化に少し窮屈さを覚えた経験がありまして…。その点、BEENOSは服装も自由ですし、外国人にとっても働きやすい環境が整っていると感じています。それに、事業会社であるからこそ、テクノロジーを駆使しながらサービスを改善していける面白さがあると思います。世界のニュースがBuyeeのビジネスにどう影響するかを考えたり、サービス企画部門と連携して新しいルールについて議論したりと、CSはお客様対応に留まらず、ビジネス全体に関われる点に魅力を感じています。
今後のキャリアや成し遂げたいことはありますか?
董: 自身の限界は気にせず、可能性があることには何でもチャレンジしていきたいです。またチームの協力やコミュニケーションが重要な仕事なので、チームメンバーがやる気に満ちて、やりがいのある職場環境を作れるようにしていきたいと思っています!ナシェリ:私は、マネージャーになって、自分の部署を持つことが目標です!アルバイトとして入社した方が社員になり、リーダーになっていく姿を見るととてもやりがいを感じます。より大きなチームをまとめられるように、これからも頑張りたいです!
