Corporate
2024.03.21
新卒キャリアパスのリアルー資本提携とM&A分野に挑戦中の新卒5年目に話を聞きました
2019年4月に新卒で入社した崔さん。海外営業・グローバルマーケティングの経験を積み、入社4年目で新設された事業戦略推進室(現・社長室)に異動しました。日本語・中国語・韓国語を完璧に操る高い語学力で資本提携とM&A分野に挑戦中の崔さんに、BEENOSでのキャリアと急成長の背景にあった自身の変化について話を伺いました。
―崔さんは2019年4月に入社されましたよね。BEENOSへの入社を決めた理由を教えてください
崔:就活を始めた際は実はIT企業で受けたのはBEENOSだけでした。当時は、アメリカへの留学経験や韓国、中国に住んでいた経験と語学を生かして商社や海外に進出している食品メーカーなどの企業を中心に検討していました。大学4年生の時に休学してアメリカに留学したのですが、その際に当時ショップエアライン(SAL)に籍を置いていた友人が遊びに来ていて、偶然アメリカで目にしていたSALについて「この会社面白そう」と話をしたんです。そこから友人が在籍していること、そしてBEENOSを知りました。社員紹介を経て面接いただいたのですが、BEENOSでは「あなたがやりたいことはなにか、どう成長していきたいのか」という質問を頂いたことが印象的でした。これまで就活していた会社の面接では、あなたは会社に何を提供できるのか、というスタンスで質問をされることが多かったんです。面接で事業の説明を受けてグローバルの事業を多数手がけていることと、上場しているのにベンチャー気質やチャレンジする社風を感じたのが入社の決め手となりました。また語学力も最大に生かせるのではと考えたことも後押しになりました。
―3か国語を扱いますよね。
崔:家族は全員韓国語を使うのですが、私自身は中国に生まれて小学校6年生まで居住していました。卒業後に日本に来て、中学生から現在まで日本に居住しています。途中、大学4年生の時にアメリカのロサンゼルスとニューヨークに留学していました。そして帰国後、卒業してBEENOSに入社しました。
―最初の配属はBeeCruiseのGlobal Growth Hack事業部でしたよね。
崔:はい、入社直後はBeeCruiseのG2Hに配属され、国内営業と海外営業を行っていました。国内営業ではBtoBでBuyeeのプロモーション、海外営業では中国・香港・台湾に向けた日本IPのライセンス事業を行っていました。営業を経て、その後マーケティング部に異動となり、国内のお客様よりご要望頂いた海外の展示会への出展やインフルエンサーマーケティングなどの新規プロモーションメニューに取り組んでいました。展示会出展サポートのメニューの作成、展示会側とのやりとりや現地の業者と会場設営についての業務、運営を担当し、インフルエンサーマーケティングの実施にあたっては現地のKOL・インフルエンサーの選定、投稿内容の作成・確認、運営全般を担当しておりました。KOL・インフルエンサーについて現地の代理店に紹介してもらうこともありましたが、自分で探して一人一人と連絡を取って実施したこともありました。
―現在の部署に異動されたのはいつですか?
崔:入社4年目に事業戦略推進室に異動となり、M&Aや投資の業務をメインに担当しています。BEENOSには投資を専門に行う投資戦略推進室があったのですが、事業戦略推進室の役目は純投資よりも既存の事業をさらに強化していく、さらに広げて展開していく一つの手段としてM&Aと資本提携・出資を行っていくというものです。事業戦略推進室はその後名称が社長室に統一されました。
―具体的にはどのような業務を行っていますか?
崔:投資案件について中身を精査し、BEENOSのどの事業部とシナジーがあるかを確認しています。案件化された場合は企業に対しての事業計画、過去数年分のPL/BSなどの財務情報を頂き、分析してどのくらいの企業価値を出せるのかを計算します。その後法務、労務、財務様々な部署と連携して契約書の内容、税務関連、企業運営に問題がないかをチェックしたり、投資契約書の作成、契約締結したら一区切りですかね。直近ではすでに投資した企業に対する管理業務があり、クォーターごとに集計をして変化する部分や対応すべき点がある場合はそちらの業務が発生します。
―初の異動を受けていかがでしたか?
崔:今までは営業とマーケティング業務だったので、やっていることが変わって新卒に戻った気分です(笑)。もともと経済学部出身なので簿記などはある程度は理解していましたが、当初は業務にあたるうえで時間がかかっていました。最初は大変でしたね。とにかく聞きなれない言葉が多くてそもそも単語がわからないことが多々ありました。異動の話を頂いたときはなかなかこういう機会はないと感じ、面談を受けた際にぜひやりたいですとお答えしました。コンサルタントやM&Aに特化したエージェント企業ではこういった業務はあると思いますが、一般的な事業会社で会社全体の財務を見ていくことや投資事業に関われることはめったにない機会です。今は最大限上長の知識を吸収したいと考えています。
―現在の業務を行う上でのミッションをどこに置いているんですか?
崔:既存事業をどうやって拡大させるか、そしてそのスピードをいかに速くしていくのかということです。BEENOSには優秀な人材が多く、0から事業を作っていくことも可能ですが、私たちがやっていることは目線を少し変えて投資によってその会社との強い連携を持って、BEENOSの既存事業をスピード感もって成長させていくことをミッションとして考えています。
―業務も難しさとおもしろさ、どちらもありそうですよね。
崔:難しさは社内の事業を理解するだけでなく、3年、5年後といった中長期として事業をどうしていきたいかということを自ら理解し、考えていかなくてはいけない点です。投資先と一緒に成長していけるかを見極めるのは結構難しい部分があります。過去の財務情報や今後の事業計画を見て、違和感や解釈に疑問のあるところなどを細かく見て分析していきますが、最初の段階ではっきりと判断できる会社もあれば、予想通りにはいかないことも時にはあります。見極めをもっと頑張ってやっていかなくてはと考えています。こうした難しい面は同時に面白さでもあって、様々な業界の会社を見ていける点や、会社の事業のまわり方、その業界の売上の立て方を知ることが出来たり、同じ業界の会社でも財務などの表の書き方が全然違ったりすること自体が興味深く、そこに更に自分で分析をして理解を深めることが出来る点がおもしろいです。会社の真髄を知ることができます。
―入社してからの5年を俯瞰してみると、いかがですか?
崔:2年くらのペースで新しいことに触れています。色んなことに挑戦できる環境を提供してもらえたので、すごく楽しくチャレンジしてきました。スキルアップや人として成長できる環境を提供してもらえてよかったです。個人的には、どの部署にいても助けてくれる人がたくさんいることに支えられました。入社時は何もわからない状態で営業からマーケティングまでマネージャー陣に導いていただきました。今も部署を異動して経験者の方にアドバイスを頂いたり、コーポレートや周囲の部署のご協力をいただいています。だからこそ部署異動後もやってこられました。最初は財務も法務も分からなくて基礎的なことを尋ねるのですが、皆さんが丁寧に説明してくださいました。こうしていろいろな方に支えられて5年間やってこられたのだと思います。入社してからビジネススキルはもちろん、人としても成長させてもらったと思っています。
―人として成長できたと、実感できているんですね。
崔:考え方の成熟度が高まりました。今は入社時と比べて一皮むけた感じがします。思考力、体力、コミュニケーション力などいろいろな面で成長できたと思っています。5年前は営業を始めて落ち込むこともありましたが、今なら多少理不尽なことがあって当時みたいにもうろたえることはありませんね(笑)。冷静に状況判断ができるようになったことでトラブル時にも解決できる提案力が付いたと思います。
―現在と以前を比較して、提案力を伸ばすことができた理由をどのように捉えてるんですか?
崔:相手が何を求めているか、何に困っているかを理解することですね。傾聴できるかどうかにかかっていますね。人になにかを聞くのを躊躇する人は多いですが、聞くことは決して恥ずかしいことではありません。聞いて嫌な顔する人はまずいませんし。でもただ聞くだけだと自分の身にはならないので、聞いてから考えて行動するのが知識を吸収するのは一番早いですね。独力で調べて得られる知見は経験者の方に比べるとやはり少なくて、いまでもわからないことがあれば積極的に聞くようにしています。
私も知見を持っていそうな方を社内で探し回って、相談した方から知見のある方を紹介していただいたり、自分で調べられることは調べつくしていました。自分自身でも筋書きをはっきりさせることは模索中なのですが、まずは聞くことがスタートではないでしょうか。
―新卒の自分にアドバイスをするならどんなことでしょうか?
崔:上長の三浦さんは教えることと考えさせることのバランスをとって実践してくれる方なのですが、当時の私は躊躇していることが多かったように思います。自分でももちろんいろいろなことを調べるのですが、ときに調べ方を間違えることもありますし、意図されていた方向と調べていることがかみ合っていないこともありました。例えば業務において指示を受けたら、自分なりに解釈して「こういうことで良いですか」と確認を取ること、調べ方の方針を伝えることをアドバイスしたいです。そうすれば間違った方向にはいきません。良いものをピンポイントで出していけるようになると思いますので、躊躇せずに確認を取ろうと言いたいです。そして一度経験すればやり方がわかってくるので、その後は調べている途中で進捗を報告して、問題なければ進行するという形を取っていけると思います。
―今のやりがいは何でしょうか
崔:投資やM&Aにおける判断が終わった後の達成感が楽しさにつながっています。様々な案件が入ってくる中で分析して、ここにしようと決めたときの達成感や、上司と議論をすることでどう判断するかに繋がっていくかということも楽しく、やりがいがあります。
―今後はどんなことに挑戦したいですか
崔:いかにM&Aと資本提携で成果を出していくか、既存の事業とのシナジーを見出してともに成長することを提供していくことが大事だと思っているので、私としてはそこに向かって投資における見極めなどのスキルを身に着けていくこと、与えられた業務を只こなすのではなくより良い方向にもっていくということがチャレンジになります。
また、今は資料を読み込むことに時間がかかっている状態です。資料を見て、この部分はシナジーを生み出せると感じとったり、会社の進む方向が資料からわかり、BEENOSとどんな形でつながってくるかを把握する力が私にはまだ足りないと感じています。今後はそういった分析力を向上させていきたいです。
―BEENOSはどんな人にお勧めだと思いますか?
崔:他者を尊敬できる人に向いていると思います。他者のことを悪く考えたり、業務上の指摘を正しく受け止められない人は向いてませんね。与えられることを待つよりも探しながら取り組むことを自分で見つけ出せる人、チャレンジできる人が合っていると思います。
―これからBEENOSをどうしていきたいですか?
崔: BEENOSは現在、購入サポートサービス「Buyee」に支えられているのですが、これからは新規事業が柱になっていってもいいと感じています。BEENOSでは常に新たな事業を生み出しており、既に売上を伸ばしている事業もあります。こうした事業の成長スピードをより速く拡大させていきたいです。新規事業を立ち上げるだけでなく長く続けてより成長できるように持っていくことが今後BEENOSでやっていきたいことです。
―崔さんがこれからBEENOSを進化させるのが本当に楽しみです。本日はありがとうございました!
語学力を活かしたい!グローバル事業への関心とチャレンジする社風に惹かれ入社
―崔さんは2019年4月に入社されましたよね。BEENOSへの入社を決めた理由を教えてください
崔:就活を始めた際は実はIT企業で受けたのはBEENOSだけでした。当時は、アメリカへの留学経験や韓国、中国に住んでいた経験と語学を生かして商社や海外に進出している食品メーカーなどの企業を中心に検討していました。大学4年生の時に休学してアメリカに留学したのですが、その際に当時ショップエアライン(SAL)に籍を置いていた友人が遊びに来ていて、偶然アメリカで目にしていたSALについて「この会社面白そう」と話をしたんです。そこから友人が在籍していること、そしてBEENOSを知りました。社員紹介を経て面接いただいたのですが、BEENOSでは「あなたがやりたいことはなにか、どう成長していきたいのか」という質問を頂いたことが印象的でした。これまで就活していた会社の面接では、あなたは会社に何を提供できるのか、というスタンスで質問をされることが多かったんです。面接で事業の説明を受けてグローバルの事業を多数手がけていることと、上場しているのにベンチャー気質やチャレンジする社風を感じたのが入社の決め手となりました。また語学力も最大に生かせるのではと考えたことも後押しになりました。
―3か国語を扱いますよね。
崔:家族は全員韓国語を使うのですが、私自身は中国に生まれて小学校6年生まで居住していました。卒業後に日本に来て、中学生から現在まで日本に居住しています。途中、大学4年生の時にアメリカのロサンゼルスとニューヨークに留学していました。そして帰国後、卒業してBEENOSに入社しました。
国内・海外営業をグローバルマーケティングチームで経験して初の異動。M&Aや投資戦略に挑戦中
―最初の配属はBeeCruiseのGlobal Growth Hack事業部でしたよね。
崔:はい、入社直後はBeeCruiseのG2Hに配属され、国内営業と海外営業を行っていました。国内営業ではBtoBでBuyeeのプロモーション、海外営業では中国・香港・台湾に向けた日本IPのライセンス事業を行っていました。営業を経て、その後マーケティング部に異動となり、国内のお客様よりご要望頂いた海外の展示会への出展やインフルエンサーマーケティングなどの新規プロモーションメニューに取り組んでいました。展示会出展サポートのメニューの作成、展示会側とのやりとりや現地の業者と会場設営についての業務、運営を担当し、インフルエンサーマーケティングの実施にあたっては現地のKOL・インフルエンサーの選定、投稿内容の作成・確認、運営全般を担当しておりました。KOL・インフルエンサーについて現地の代理店に紹介してもらうこともありましたが、自分で探して一人一人と連絡を取って実施したこともありました。
―現在の部署に異動されたのはいつですか?
崔:入社4年目に事業戦略推進室に異動となり、M&Aや投資の業務をメインに担当しています。BEENOSには投資を専門に行う投資戦略推進室があったのですが、事業戦略推進室の役目は純投資よりも既存の事業をさらに強化していく、さらに広げて展開していく一つの手段としてM&Aと資本提携・出資を行っていくというものです。事業戦略推進室はその後名称が社長室に統一されました。
―具体的にはどのような業務を行っていますか?
崔:投資案件について中身を精査し、BEENOSのどの事業部とシナジーがあるかを確認しています。案件化された場合は企業に対しての事業計画、過去数年分のPL/BSなどの財務情報を頂き、分析してどのくらいの企業価値を出せるのかを計算します。その後法務、労務、財務様々な部署と連携して契約書の内容、税務関連、企業運営に問題がないかをチェックしたり、投資契約書の作成、契約締結したら一区切りですかね。直近ではすでに投資した企業に対する管理業務があり、クォーターごとに集計をして変化する部分や対応すべき点がある場合はそちらの業務が発生します。
―初の異動を受けていかがでしたか?
崔:今までは営業とマーケティング業務だったので、やっていることが変わって新卒に戻った気分です(笑)。もともと経済学部出身なので簿記などはある程度は理解していましたが、当初は業務にあたるうえで時間がかかっていました。最初は大変でしたね。とにかく聞きなれない言葉が多くてそもそも単語がわからないことが多々ありました。異動の話を頂いたときはなかなかこういう機会はないと感じ、面談を受けた際にぜひやりたいですとお答えしました。コンサルタントやM&Aに特化したエージェント企業ではこういった業務はあると思いますが、一般的な事業会社で会社全体の財務を見ていくことや投資事業に関われることはめったにない機会です。今は最大限上長の知識を吸収したいと考えています。
“既存事業のスピード感ある拡大”がミッション
―現在の業務を行う上でのミッションをどこに置いているんですか?
崔:既存事業をどうやって拡大させるか、そしてそのスピードをいかに速くしていくのかということです。BEENOSには優秀な人材が多く、0から事業を作っていくことも可能ですが、私たちがやっていることは目線を少し変えて投資によってその会社との強い連携を持って、BEENOSの既存事業をスピード感もって成長させていくことをミッションとして考えています。
―業務も難しさとおもしろさ、どちらもありそうですよね。
崔:難しさは社内の事業を理解するだけでなく、3年、5年後といった中長期として事業をどうしていきたいかということを自ら理解し、考えていかなくてはいけない点です。投資先と一緒に成長していけるかを見極めるのは結構難しい部分があります。過去の財務情報や今後の事業計画を見て、違和感や解釈に疑問のあるところなどを細かく見て分析していきますが、最初の段階ではっきりと判断できる会社もあれば、予想通りにはいかないことも時にはあります。見極めをもっと頑張ってやっていかなくてはと考えています。こうした難しい面は同時に面白さでもあって、様々な業界の会社を見ていける点や、会社の事業のまわり方、その業界の売上の立て方を知ることが出来たり、同じ業界の会社でも財務などの表の書き方が全然違ったりすること自体が興味深く、そこに更に自分で分析をして理解を深めることが出来る点がおもしろいです。会社の真髄を知ることができます。
考え方の成熟度が高まり、思考力、体力、コミュニケーション力などいろいろな面で成長できた5年間。
―入社してからの5年を俯瞰してみると、いかがですか?
崔:2年くらのペースで新しいことに触れています。色んなことに挑戦できる環境を提供してもらえたので、すごく楽しくチャレンジしてきました。スキルアップや人として成長できる環境を提供してもらえてよかったです。個人的には、どの部署にいても助けてくれる人がたくさんいることに支えられました。入社時は何もわからない状態で営業からマーケティングまでマネージャー陣に導いていただきました。今も部署を異動して経験者の方にアドバイスを頂いたり、コーポレートや周囲の部署のご協力をいただいています。だからこそ部署異動後もやってこられました。最初は財務も法務も分からなくて基礎的なことを尋ねるのですが、皆さんが丁寧に説明してくださいました。こうしていろいろな方に支えられて5年間やってこられたのだと思います。入社してからビジネススキルはもちろん、人としても成長させてもらったと思っています。
―人として成長できたと、実感できているんですね。
崔:考え方の成熟度が高まりました。今は入社時と比べて一皮むけた感じがします。思考力、体力、コミュニケーション力などいろいろな面で成長できたと思っています。5年前は営業を始めて落ち込むこともありましたが、今なら多少理不尽なことがあって当時みたいにもうろたえることはありませんね(笑)。冷静に状況判断ができるようになったことでトラブル時にも解決できる提案力が付いたと思います。
―現在と以前を比較して、提案力を伸ばすことができた理由をどのように捉えてるんですか?
崔:相手が何を求めているか、何に困っているかを理解することですね。傾聴できるかどうかにかかっていますね。人になにかを聞くのを躊躇する人は多いですが、聞くことは決して恥ずかしいことではありません。聞いて嫌な顔する人はまずいませんし。でもただ聞くだけだと自分の身にはならないので、聞いてから考えて行動するのが知識を吸収するのは一番早いですね。独力で調べて得られる知見は経験者の方に比べるとやはり少なくて、いまでもわからないことがあれば積極的に聞くようにしています。
私も知見を持っていそうな方を社内で探し回って、相談した方から知見のある方を紹介していただいたり、自分で調べられることは調べつくしていました。自分自身でも筋書きをはっきりさせることは模索中なのですが、まずは聞くことがスタートではないでしょうか。
―新卒の自分にアドバイスをするならどんなことでしょうか?
崔:上長の三浦さんは教えることと考えさせることのバランスをとって実践してくれる方なのですが、当時の私は躊躇していることが多かったように思います。自分でももちろんいろいろなことを調べるのですが、ときに調べ方を間違えることもありますし、意図されていた方向と調べていることがかみ合っていないこともありました。例えば業務において指示を受けたら、自分なりに解釈して「こういうことで良いですか」と確認を取ること、調べ方の方針を伝えることをアドバイスしたいです。そうすれば間違った方向にはいきません。良いものをピンポイントで出していけるようになると思いますので、躊躇せずに確認を取ろうと言いたいです。そして一度経験すればやり方がわかってくるので、その後は調べている途中で進捗を報告して、問題なければ進行するという形を取っていけると思います。
M&Aと投資事業で成果を出し、事業の成長スピードをより速く。BEENOSの成長に貢献したい
―今のやりがいは何でしょうか
崔:投資やM&Aにおける判断が終わった後の達成感が楽しさにつながっています。様々な案件が入ってくる中で分析して、ここにしようと決めたときの達成感や、上司と議論をすることでどう判断するかに繋がっていくかということも楽しく、やりがいがあります。
―今後はどんなことに挑戦したいですか
崔:いかにM&Aと資本提携で成果を出していくか、既存の事業とのシナジーを見出してともに成長することを提供していくことが大事だと思っているので、私としてはそこに向かって投資における見極めなどのスキルを身に着けていくこと、与えられた業務を只こなすのではなくより良い方向にもっていくということがチャレンジになります。
また、今は資料を読み込むことに時間がかかっている状態です。資料を見て、この部分はシナジーを生み出せると感じとったり、会社の進む方向が資料からわかり、BEENOSとどんな形でつながってくるかを把握する力が私にはまだ足りないと感じています。今後はそういった分析力を向上させていきたいです。
―BEENOSはどんな人にお勧めだと思いますか?
崔:他者を尊敬できる人に向いていると思います。他者のことを悪く考えたり、業務上の指摘を正しく受け止められない人は向いてませんね。与えられることを待つよりも探しながら取り組むことを自分で見つけ出せる人、チャレンジできる人が合っていると思います。
―これからBEENOSをどうしていきたいですか?
崔: BEENOSは現在、購入サポートサービス「Buyee」に支えられているのですが、これからは新規事業が柱になっていってもいいと感じています。BEENOSでは常に新たな事業を生み出しており、既に売上を伸ばしている事業もあります。こうした事業の成長スピードをより速く拡大させていきたいです。新規事業を立ち上げるだけでなく長く続けてより成長できるように持っていくことが今後BEENOSでやっていきたいことです。
―崔さんがこれからBEENOSを進化させるのが本当に楽しみです。本日はありがとうございました!