Global Innovation
2022.12.15
社員間のつながりが相乗効果を生んだ英語研修を終えて CHRO 宮坂×スクールウィズ セレン氏 導入意図と今後について語る
11月10日(木)にBEENOS本社にて7月~9月間に実施した語学強化プログラム「Gariben」に参加したメンバーが集まり、成果発表が行われました。
Garibenは仲間と学びをシェアする社会人向けの英語のピアラーニングサービスですが、BEENOSでは従業員の英語学習を支援するために本プログラムを7月から導入しています。社内からは英語学習を希望する有志が計19人、4チーム体制で参加しました。講師によるカリキュラムをオンラインで受講するほか、自主的な学習の実行を継続的に行いました。
約3か月のGaribenプログラムを通して、受講者のTOEIC模擬テスト平均スコアは+113点、200点以上向上した社員も数名出るなど高い成果を残しています。本日は、「Gariben」導入の意図についてCHROの宮坂とスクールウィズのセレン氏に話を伺いました。
セレンさん:これまでも英語研修は実施されていたのでしょうか?
宮坂:随分前ではありますが、過去にも英語研修を設けていたことがあります。就業時間後に英語講師の方に来ていただいていました。当時は私や直井さんも参加していましたね。満足度は高かったのですが、仕事しながらの学習なので継続が難しかったです。頻度は週1~2程度でしたが、結果は多少上達したかな程度でした。BEENOSに社名が変わった後のタイミングではオンライン英会話を導入して30名余りが参加しました。 完走すると補助が出て、受講離脱はペナルティが発生するというものだったんですが、離脱率が30%にもなってしまいました。
セレンさん:KPIはどのように設定されていましたか?
宮坂:KPIは特に設定せずに受講率を見ていました。この時のオンライン英会話では一回だけ受講して辞めてしまう人がいたんですよね。講師の方に来社してもらっていた時のほうが離脱は少なかったです。
セレンさん:講師が直接来られていた時はどのようなプログラムでしたか?
宮坂:クラス分けはとくになくて個人で目標を設定していました。ライトな英会話コミュニティといった感じでしたね。オンライン英会話のときも個人で目標は立てていました。
セレンさん:英語の研修の課題は何だと思いますか?
宮坂:何を目的にするかというところが大事だと思いますね。当初は英語学習の機会を提供するという意味合いでスタートしていました。オンライン英会話は当時オンライン受講が流行りの時期でした。BEENOSは事業内容としても海外との接点が多く、英語への課題感を感じていたこともあり、英語研修導入の流れとなりました。
結果としては英語研修を受けた人が上達して英語を業務に活かすという人はまだ生まれていません。研修で何かが生まれるかは本人の努力も必要です。日々どれだけ英語に触れるか。 目的をもってやってないと難しいですよね。会社としても継続的に根気よく英語研修をやる必要があるんです。研修参加する人も意志をもってやってもらわないといけないですね。到達点としてはもう少し上は目指したかったです。
セレンさん:実務レベルでの英語の使用機会は多いんでしょうか?
宮坂:多いです。でも限られてますね。国内事業だと基本的にメインユーザーは国内なので英語は使いませんが海外向けサービスの場合は外国語に触れる機会が多いです。
セレンさん:メンバーに求める英語力はどんなものでしょう?また研修に一番求めていることはなんでしょうか?
宮坂:これまでの英語研修は福利厚生の側面が強かったんです。もともと英語を必要としている人は自分で勉強していたと思うので、ライト層が研修を利用していたんです。しかしBEENOSの事業が広がる中で英語のへの向き合い方を変える必要があると感じています。英語学習に対して意思をもって変革する意識が重要ですね。
Garibenはチーム単位で学習に取り組むので、普段は部署の違いなどで接する機会のない社員同士がつながることが出来たのは良かったと思っています。部署を横断してポジティブに何かをするというきっかけになればという面もありました。同じような目標にトライすることで仲間になることが出来たのだと思います。今回のGaribenでは離脱者が一人もいなかったというのは非常に画期的でした。会社としてはなにもデメリットがないですよね(笑)。社員のチャレンジを後押ししたいと考えていたので素晴らしい結果となったと思っています。業務が忙しい中でも勉強を継続できたことで「やればできる」ということがはっきりしましたね(笑)
セレンさん:BEENOSの皆さんの離脱率0という結果は本当に驚異的でした。参加者の皆さんがそれぞれ勉強をしっかりされていました。週の勉強時間がゼロの人が一人もいなかったことも印象に残っています。非常に高いコミットメントを保たれていたと思います。 TOEICの結果も成果が出ていましたね。トータルのスコアは平均して113点アップしており、これまで法人でGaribenに取り組まれた中で最も高い数値となっています。会社のインセンティブもありますね。BEENOSの枠組みの中でグループのつながりがあることが大きかったのではないでしょうか。
宮坂:個別メンバーがポジティブになることが望ましいですね。英語研修がただの福利厚生として利用される以上に、成果が上がることはいいことです。今後は語学だけでなく考え方もグローバルにする必要があります。BEENOSグループでは、海外拠点を作りたい・戦略エリアで事業を行いたい等の目的を持った社員を公募し、海外拠点で仕事をする機会を設けるプロジェクトも開始しています。もちろん全員ではなく、やりたいことの内容とその社員の実行力も併せて判断し、審査されることにはなりますが、若手であっても手挙げができる環境です。
語学研修はこのプロジェクトとセットでの展開を考えています。今回は特にやる気のある人が手を挙げて参加してくれたことが嬉しかったですね。
セレンさん:明確な目標を持たれている方が多いですよね。執行役員の方が参加されていたことに驚きました。参加者の中には代表の方から英語頑張ってるんだって?と、声をかけられてやる気が出たという人もいましたね。今会社内でやる気が上がっている状態なのでしょうか?
宮坂:そうですね。会社としては学習の意思がある人に対して環境を用意してチャレンジの機会を作っているんですが、通用するレベルになるまでのステップがあると思うんです。今回は学習する習慣がついたことがポイントです。全社に熱量が浸透して今後もポジティブな輪が広がっていくと良いと思っています。継続して学習していってほしいですね。一通り学習して一定の到達点にたどり着くまでは三か年計画になるかなと思っているんです。
セレンさん:学習の習慣をつけるのがこの3か月の研修での目的でもありますね。プログラムが終わっても自分で学習を継続できるようにすることがポイントでした。英語学習に対するやる気の火種がいろんなところに残って波及する効果もあるかと思います。
宮坂:習慣が身についたことは素晴らしいですよね。参加されていた漆原さんはもうちょっとレベルを高めたいと考えられていて、英語での採用やマネジメントの展望を描いています。踏むべきステップが見えてこないと学習の継続って難しいですよね。これまでの研修ではなにから手を付けていいかわからないまま終わっていることがありました。ステップを踏むと次に進めやすくて、何から勉強したらいいかわかる。他のメンバーからも海外にも開発拠点つくりたいという声も出ていて、それに伴って英語のレベルを上げたいと具体的な目標が出てきています。
セレンさん:Garibenでは3か月で勉強の仕方を伝え続けています。学習のイロハや反復のしかたを、それこそ魚の切り方のように今後も使えるスキルとしてお伝えしています。BEENOSでは英語力を伸ばす素養のある方が多くて成果につながったと感じています。今後、英語学習で社員の皆さんに期待することはなんでしょうか?
宮坂:ここ数年でリモートワークの導入によって横のつながりがずいぶん失われたと思うんです。今回のGaribenではその部分をうまく補うことが出来たと感じています。アフターコロナを考えたとき、今後の英語研修はもう少し条件を絞っていくのもいいのかなと考えています。今回のGaribenでは参加条件をある程度厳しくしたことで意志の強い参加者が集まりました。今後はもう少し研修参加をする上でのボーダーを上げても良いのかなと思っていますが要検討ですね。英語力を実務に活用できるレベルにもっていくような研修もあるといいなと思っています。
セレンさん:現段階の研修はインプットの精度を高めるといういわば準備段階ですので、アウトプットに向けてさらなる研修を積むと点と点がつながっていっていきますね。そうした研修方法も面白いと思います。
宮坂:あとは社内で英語を使う部署とコミュニケーションをとるために他部署の人員を配属していくことも考えられますね。
セレンさん:研修以外での英語に触れる機会はどのような感じですか?英語でのランチ会などはされていますか?
宮坂:やってます。出社が減ったので最近はないですが…。回数を増やしてもいいですね。いろいろ企画できればとも思いますが、どちらかというと学習する意欲を持った人が自主的に企画したり、やりたいと思ったときに後押しできればと思っています。熱量持った人が広げてくれれば。英語学習に関してはやりたいと思う火種が広がっているので、もっと後押し出来ればなと思っています。 セレンさん:そういった取り組みがあるといいですね。目標を持ったメンバー同士でいろいろできるかもしれないですね。
宮坂:今回Garibenを導入してみて離脱がゼロで社員間の横のつながりができたことは本当に良かったです。みんなが日々ちゃんと勉強をして明確にスコアが上がった点も素晴らしかったです。そのほかの気づきとしては同じスタートダッシュをしても4チームの組織風土が全然違ったというところですね。ゆるいチームと熱心なチームなどと特色が出ました。人が集まって集団になって組織になっているんだなと。誰を中心、サブに置くかでパフォーマンスは全く変わるんですね。勉強する時間についても「やったほうがいいよ」と言ってくれる人がいるかどうかなど…そういった点の差が出ていましたね。仕事でない部分でもそういった色が出るんだなと感じました。
セレンさん:グループ内で当初あまり発言をされていなかった方が2か月目からリーダーをしたところ、メンバーにコンセンサスを取って報告が漏れているメンバーに声をかけるなどしてチームを引っ張っていって結果的にその人はものすごくスコアが伸びていたことがありました。
宮坂:報告漏れを出さないようにルールを決めようというのはありがちですが、ルールを決めなかったことで返ってよかったんですね。コミュニケーションを自主的に取ることが学習の伸びにもつながった。なんでも環境を整えてあげなくてもこういうことがあるんだなと思いました。
セレンさん:その小さなグループ内でのチームビルドが行われたんですね。
宮坂:リスクがないから飛び込めた面もありますね。実務と違って(笑)会社の中でリスクがなくポジティブに取り組めることでチームを組んでやってみるというのはいくつかあっても良いのかなと思いますね。筋トレとかエンジニアリングとか。
セレンさん:社内の雰囲気とかメンバーの特色とかがうまくかみ合っていて学習以外の色んな側面で成長を拝見することが出来ました。ありがとうございました。
Garibenは仲間と学びをシェアする社会人向けの英語のピアラーニングサービスですが、BEENOSでは従業員の英語学習を支援するために本プログラムを7月から導入しています。社内からは英語学習を希望する有志が計19人、4チーム体制で参加しました。講師によるカリキュラムをオンラインで受講するほか、自主的な学習の実行を継続的に行いました。
約3か月のGaribenプログラムを通して、受講者のTOEIC模擬テスト平均スコアは+113点、200点以上向上した社員も数名出るなど高い成果を残しています。本日は、「Gariben」導入の意図についてCHROの宮坂とスクールウィズのセレン氏に話を伺いました。
かつての英語研修では離脱率が30%、目的の置き方が結果を左右
セレンさん:これまでも英語研修は実施されていたのでしょうか?
宮坂:随分前ではありますが、過去にも英語研修を設けていたことがあります。就業時間後に英語講師の方に来ていただいていました。当時は私や直井さんも参加していましたね。満足度は高かったのですが、仕事しながらの学習なので継続が難しかったです。頻度は週1~2程度でしたが、結果は多少上達したかな程度でした。BEENOSに社名が変わった後のタイミングではオンライン英会話を導入して30名余りが参加しました。 完走すると補助が出て、受講離脱はペナルティが発生するというものだったんですが、離脱率が30%にもなってしまいました。
セレンさん:KPIはどのように設定されていましたか?
宮坂:KPIは特に設定せずに受講率を見ていました。この時のオンライン英会話では一回だけ受講して辞めてしまう人がいたんですよね。講師の方に来社してもらっていた時のほうが離脱は少なかったです。
宮坂:クラス分けはとくになくて個人で目標を設定していました。ライトな英会話コミュニティといった感じでしたね。オンライン英会話のときも個人で目標は立てていました。
セレンさん:英語の研修の課題は何だと思いますか?
宮坂:何を目的にするかというところが大事だと思いますね。当初は英語学習の機会を提供するという意味合いでスタートしていました。オンライン英会話は当時オンライン受講が流行りの時期でした。BEENOSは事業内容としても海外との接点が多く、英語への課題感を感じていたこともあり、英語研修導入の流れとなりました。
結果としては英語研修を受けた人が上達して英語を業務に活かすという人はまだ生まれていません。研修で何かが生まれるかは本人の努力も必要です。日々どれだけ英語に触れるか。 目的をもってやってないと難しいですよね。会社としても継続的に根気よく英語研修をやる必要があるんです。研修参加する人も意志をもってやってもらわないといけないですね。到達点としてはもう少し上は目指したかったです。
グローバルに事業が広がることで意欲的な社員の英語へ向き合う真剣度が高まり、実施。
セレンさん:実務レベルでの英語の使用機会は多いんでしょうか?
宮坂:多いです。でも限られてますね。国内事業だと基本的にメインユーザーは国内なので英語は使いませんが海外向けサービスの場合は外国語に触れる機会が多いです。
セレンさん:メンバーに求める英語力はどんなものでしょう?また研修に一番求めていることはなんでしょうか?
宮坂:これまでの英語研修は福利厚生の側面が強かったんです。もともと英語を必要としている人は自分で勉強していたと思うので、ライト層が研修を利用していたんです。しかしBEENOSの事業が広がる中で英語のへの向き合い方を変える必要があると感じています。英語学習に対して意思をもって変革する意識が重要ですね。
Garibenはチーム単位で学習に取り組むので、普段は部署の違いなどで接する機会のない社員同士がつながることが出来たのは良かったと思っています。部署を横断してポジティブに何かをするというきっかけになればという面もありました。同じような目標にトライすることで仲間になることが出来たのだと思います。今回のGaribenでは離脱者が一人もいなかったというのは非常に画期的でした。会社としてはなにもデメリットがないですよね(笑)。社員のチャレンジを後押ししたいと考えていたので素晴らしい結果となったと思っています。業務が忙しい中でも勉強を継続できたことで「やればできる」ということがはっきりしましたね(笑)
セレンさん:BEENOSの皆さんの離脱率0という結果は本当に驚異的でした。参加者の皆さんがそれぞれ勉強をしっかりされていました。週の勉強時間がゼロの人が一人もいなかったことも印象に残っています。非常に高いコミットメントを保たれていたと思います。 TOEICの結果も成果が出ていましたね。トータルのスコアは平均して113点アップしており、これまで法人でGaribenに取り組まれた中で最も高い数値となっています。会社のインセンティブもありますね。BEENOSの枠組みの中でグループのつながりがあることが大きかったのではないでしょうか。
宮坂:個別メンバーがポジティブになることが望ましいですね。英語研修がただの福利厚生として利用される以上に、成果が上がることはいいことです。今後は語学だけでなく考え方もグローバルにする必要があります。BEENOSグループでは、海外拠点を作りたい・戦略エリアで事業を行いたい等の目的を持った社員を公募し、海外拠点で仕事をする機会を設けるプロジェクトも開始しています。もちろん全員ではなく、やりたいことの内容とその社員の実行力も併せて判断し、審査されることにはなりますが、若手であっても手挙げができる環境です。
語学研修はこのプロジェクトとセットでの展開を考えています。今回は特にやる気のある人が手を挙げて参加してくれたことが嬉しかったですね。
セレンさん:明確な目標を持たれている方が多いですよね。執行役員の方が参加されていたことに驚きました。参加者の中には代表の方から英語頑張ってるんだって?と、声をかけられてやる気が出たという人もいましたね。今会社内でやる気が上がっている状態なのでしょうか?
宮坂:そうですね。会社としては学習の意思がある人に対して環境を用意してチャレンジの機会を作っているんですが、通用するレベルになるまでのステップがあると思うんです。今回は学習する習慣がついたことがポイントです。全社に熱量が浸透して今後もポジティブな輪が広がっていくと良いと思っています。継続して学習していってほしいですね。一通り学習して一定の到達点にたどり着くまでは三か年計画になるかなと思っているんです。
セレンさん:学習の習慣をつけるのがこの3か月の研修での目的でもありますね。プログラムが終わっても自分で学習を継続できるようにすることがポイントでした。英語学習に対するやる気の火種がいろんなところに残って波及する効果もあるかと思います。
宮坂:習慣が身についたことは素晴らしいですよね。参加されていた漆原さんはもうちょっとレベルを高めたいと考えられていて、英語での採用やマネジメントの展望を描いています。踏むべきステップが見えてこないと学習の継続って難しいですよね。これまでの研修ではなにから手を付けていいかわからないまま終わっていることがありました。ステップを踏むと次に進めやすくて、何から勉強したらいいかわかる。他のメンバーからも海外にも開発拠点つくりたいという声も出ていて、それに伴って英語のレベルを上げたいと具体的な目標が出てきています。
グループワークによってメンバー同士につながりが生まれ、学習への相乗効果も
セレンさん:Garibenでは3か月で勉強の仕方を伝え続けています。学習のイロハや反復のしかたを、それこそ魚の切り方のように今後も使えるスキルとしてお伝えしています。BEENOSでは英語力を伸ばす素養のある方が多くて成果につながったと感じています。今後、英語学習で社員の皆さんに期待することはなんでしょうか?
宮坂:ここ数年でリモートワークの導入によって横のつながりがずいぶん失われたと思うんです。今回のGaribenではその部分をうまく補うことが出来たと感じています。アフターコロナを考えたとき、今後の英語研修はもう少し条件を絞っていくのもいいのかなと考えています。今回のGaribenでは参加条件をある程度厳しくしたことで意志の強い参加者が集まりました。今後はもう少し研修参加をする上でのボーダーを上げても良いのかなと思っていますが要検討ですね。英語力を実務に活用できるレベルにもっていくような研修もあるといいなと思っています。
セレンさん:現段階の研修はインプットの精度を高めるといういわば準備段階ですので、アウトプットに向けてさらなる研修を積むと点と点がつながっていっていきますね。そうした研修方法も面白いと思います。
宮坂:あとは社内で英語を使う部署とコミュニケーションをとるために他部署の人員を配属していくことも考えられますね。
セレンさん:研修以外での英語に触れる機会はどのような感じですか?英語でのランチ会などはされていますか?
宮坂:やってます。出社が減ったので最近はないですが…。回数を増やしてもいいですね。いろいろ企画できればとも思いますが、どちらかというと学習する意欲を持った人が自主的に企画したり、やりたいと思ったときに後押しできればと思っています。熱量持った人が広げてくれれば。英語学習に関してはやりたいと思う火種が広がっているので、もっと後押し出来ればなと思っています。 セレンさん:そういった取り組みがあるといいですね。目標を持ったメンバー同士でいろいろできるかもしれないですね。
宮坂:今回Garibenを導入してみて離脱がゼロで社員間の横のつながりができたことは本当に良かったです。みんなが日々ちゃんと勉強をして明確にスコアが上がった点も素晴らしかったです。そのほかの気づきとしては同じスタートダッシュをしても4チームの組織風土が全然違ったというところですね。ゆるいチームと熱心なチームなどと特色が出ました。人が集まって集団になって組織になっているんだなと。誰を中心、サブに置くかでパフォーマンスは全く変わるんですね。勉強する時間についても「やったほうがいいよ」と言ってくれる人がいるかどうかなど…そういった点の差が出ていましたね。仕事でない部分でもそういった色が出るんだなと感じました。
セレンさん:グループ内で当初あまり発言をされていなかった方が2か月目からリーダーをしたところ、メンバーにコンセンサスを取って報告が漏れているメンバーに声をかけるなどしてチームを引っ張っていって結果的にその人はものすごくスコアが伸びていたことがありました。
宮坂:報告漏れを出さないようにルールを決めようというのはありがちですが、ルールを決めなかったことで返ってよかったんですね。コミュニケーションを自主的に取ることが学習の伸びにもつながった。なんでも環境を整えてあげなくてもこういうことがあるんだなと思いました。
セレンさん:その小さなグループ内でのチームビルドが行われたんですね。
宮坂:リスクがないから飛び込めた面もありますね。実務と違って(笑)会社の中でリスクがなくポジティブに取り組めることでチームを組んでやってみるというのはいくつかあっても良いのかなと思いますね。筋トレとかエンジニアリングとか。
セレンさん:社内の雰囲気とかメンバーの特色とかがうまくかみ合っていて学習以外の色んな側面で成長を拝見することが出来ました。ありがとうございました。