Bee Global Camp 2018
IR担当のクリスです。
5月25~27日にBee Global Campが開催されました。
Bee Global Campとは起業家の起業家による「キャンプ」です。当社のファウンダーである佐藤輝英氏が運営するファンドBEENEXTとの共催によるイベントです。世界中の投資先の起業家を一堂に集め、国境を越えたネットワーキングを行います。みな、各国のマーケットプレイス、ペイメント、シェアリングエコノミー領域などのインターネットビジネスを展開している者同士だからこそ、それぞれの国や地域で経験した失敗談や成功事例の共有やディスカッションがとても有意義で、大いに盛り上がります。
カンファレンスではなく、キャンプと称しているのは、参加して登壇者の話を聞く場ではなく、全員が主役でみんなでディスカッションする場だからです。
今回は第4回目のキャンプで、13ヶ国から約150名の起業家達がベトナムのホーチミン市に集合しました。当社からは社長を筆頭に8人で参加しました。ちなみにこれまでの開催場所は、@シンガポール、@インドネシア、@インドです。
さて、1日目は企業訪問です。今回は当社の出資先であるSendoを訪問しました。
※Sendo社オフィス受付の様子
Sendoのオフィスはホーチミン市街から車で約20分離れているベトナム最大手IT企業であるFPTソフトウェアのビルにあります。執務スペースの中には消灯している部屋があり、休憩スペースにマッサージチェア等が置いてあったりしました。社内見学ツアーが終わるとSendoの代表のDungさんによるSendoの会社説明およびベトナムのEC市場のプレゼンがありました。
※Sendoの沿革を説明しているDung会長
初日の夜はウェルカムレセプションが開かれ、早速各国の起業家等とネットワーキングを行ったり、参加者それぞれが各社の事業内容を聞いたりしていました。
※ウェルカムレセプションの様子
2日目はいよいよメインイベントのディスカッションセッションです。十数個のテーマ別にそれぞれ部屋に分かれて各部屋10名前後でそのテーマに沿ってディスカッションをしました。資金調達の方法や効率的な組織の作り方から最近話題のフィンテックや仮想通貨の活用方法まで様々なテーマについて意見交換を行いました。過去のキャンプはパネルディスカッション形式で行っていたのに対して今回は完全ディスカッション型でしたので皆が自分の意見を自由に発言しあうとても刺激的な時間でした。
ディスカッションが終わったらGalaディナーでセッション中に話しきれなかったことの続きを話しながらベトナム伝統の太鼓やダンスパフォーマンスを堪能しました。
※パフォーマンスの様子
最終日は早朝からDeep Dive Learningというセッションが開催されました。これは今回参加している企業から4社の社長がそれぞれ45分の持ち時間を使って自社の詳しいプレゼンをする場です。当社が出資しているSureCash(バングラデシュ)、NoBroker(インド)、droom(インド)の近況も直接聞くことができてとても勉強になりました。
※droomの説明をしているSandeep社長
全てのプログラムが終わり、最後はサイゴン川での船上ランチで今回のキャンプの振り返りをしました。
あっという間に3日間でした。ホーチミン市はすごく賑やかで活気にあふれ、毎晩、公園や広場でDJが音楽を流してダンスパーティーを開いていました。都市開発も進んでおり、日本の建設会社による地下鉄の工事も行われています。ベトナムを含む今後の東南アジアの発展に期待を持てるキャンプでした!
今から来年のキャンプが楽しみです。
※全体の集合写真