BEENOSの新規事業創造イベントの裏側に迫る
先日、BEENOSの新規事業を創造する社内制度「ビジチャレ」を開催しました。
ビジチャレとは、「ビジネスチャレンジ制度」の略称で、年齢・経験を問わず、従業員から広く新規事業のアイデアを募り、審査の場を経て事業化する制度のことです。
これまで計23回開催し、多くの事業がこのイベントを通じて生み出されました。
「事業創造カンパニー」としてのBEENOSを象徴する制度の一つでグループ会社の「tenso」や「モノセンス」もこの制度を通過して生まれました。
まず、ビジチャレ選考の流れを紹介します。
1次審査 (書類選考)
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2次審査会(3分ピッチ)
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最終審査会(最終プレゼン・質疑応答)
今回のビジチャレでは、上記の審査過程を経ていくつかのビジネスプランの事業化が内定しました。
その中で、特に熱気を感じた2次審査会についてお伝えします。
「2次審査会」
プレゼンターは「3分間」でビジネスの魅力をシンプルに伝えます。
発表方法、重点を置くポイントなどは自由です。
動画を使用しても良いし、実演しても良いし、資料無しで話だけを3分続けても良しとしています。
しかし、なぜ3分という短い時間なのでしょうか?
審査員によると、
「3分でシンプルに魅力が伝わらない事業はうまくいかない」という事が前提にあるようでした。
「プレゼンターにはもっと聞きたい、これ面白いな!と3分で思わせてほしい」というメッセージも。この場では質疑応答は一切行わないません。
審査員はプレゼンターの発表を連続で聞き続ける、つまり怒涛のアイデアと熱意のシャワーを浴び続けることになるのですが、短い時間内での集中力を高めた濃密なプレゼンテーションと、それを本気で受け止める審査員の真剣勝負の場となっています。
2次審査会は、プレゼンターだけでなく、審査員もかなりパワーを使う1日となりました。
今回もプレゼンターは思い思いの発表を行いました。
それぞれの気持ち、熱意の伝わる場であったとともに、やはりそれぞれの個性が光るものがありました。
これらの中から未来のBEENOSを創っていく事業が生まれるかもしれません・・・!
今回のビジチャレ2018は最終選考の結果、「3件」が事業化内定しました。
特徴的な点は、事業化内定のプレゼンターのうち2名は入社1年未満のメンバーだったという事。
ビジチャレ運営事務局も社歴の長さに関係なく活躍している従業員を見て、慣れない環境であっても事業化に向けて突き進んで頂けるよう、関連部署と一丸となってサポートしていきたいと思いました。
そして、多くの方がこのイベントに集い、事業を創造していく過程を見て、事業を創るのに必要なものは、熱意なのだと改めて感じました。
10月には、また違ったテーマでビジチャレの開催を予定しています。
新たなビジネスプランに出会えるかと思うと、今から楽しみです!