Business 2021.07.21

元ユーザーが運命を感じてBEENOSに入社、ジャパンカルチャーが好きだから海外に発信することに魅力を感じる。

台湾出身の日本好きな棟方源さん。青春時代を共にしたジャパンカルチャーを送り出す側になることへの喜びと面白さ、日本という立場から中華圏へアプローチする仕事の難しさと面白さを実感しているそうです。そんな中華圏と日本をよく知る棟方さんが、BEENOSを通して成し遂げていきたいこととはなんなのか。世界に向けて活躍する棟方さんの仕事とその先を伺いましたー。

Profile プロフィール

 
棟方源
台湾国立政治大学では統計学を専攻、大学院でマーケティングを学ぶ。新卒でYahoo台湾に入社。台湾Yahooオークションのカテゴリマネージャーとして流通拡大に従事。その後海外ボランティアを経てロレアル台湾のキールズのEコマース事業の立ち上げ・マーケティングを担当。台湾の広告代理店・アパレル企業を経て20年6月にBuyee事業のビジョンに共感し、BEENOSに入社。マーケティングやサービス改善をはじめ、さまざまなプロジェクトに取り組む。
 

元ユーザーが運命を感じてBEENOSに入社、ジャパンカルチャーが好きだから海外に発信することに魅力を感じる。


-元ユーザーだと伺いましたが、入社の経緯は?

棟方:台湾のアパレル企業の子会社立ち上げのために来日し、6年間その会社の仕事をやっていましたが、もともと台湾にいるときにBuyeeや転送コムサービスを利用しており、足立の倉庫の住所も鮮明に覚えていました(笑) BEENOSの会社グループ全体について認識していたこと、もっと大きな舞台で働きたいと思っていたことから、BEENOSに運命を感じて入社しました。
星さん・本間さん・直井さんと面談し、Buyeeを担当したほうが良いのではないかと言われて今のチームで働いています。現在はサービスの改善をしたり中華圏向けのマーケティングを担当しています。

-転送コムやBuyeeを利用いただいていたんですね。ジャパンカルチャーとの接点があったのですか?

棟方:子供の時から日本の文化が好きでした。ドラゴンボール、聖闘士星矢などの日本のアニメ・漫画・ゲーム、中学校の時からはJPOP全盛期で小室ファミリー、ミスターチルドレン、スピッツ等が人気でした。こんな話をするのは世代も分かってしまいますし、照れますね(笑)。
 
初めて覚えた日本の言葉は「たたかう」(笑)。 家族も日本語を話せます。それもあって日本が好きで、家族と日本に観光しに来たり、いつか日本で働きたい、生活したいと思っていましたが7年前にチャンスがあって訪日。日本と台湾は近いし、日本で働いてもすぐ帰って家族にも会えますし、台湾に住んでも日本に住んでも変わらないと思いました。
 
BEENOSの事業それぞれに魅力を感じており、Eコマースだけではなくて、エンタメ、トラベルなど日本のコンテンツを海外に発信することが素晴らしいと感じています。自分の10代の頃は、どのエリアでも日本のコンテンツが一番強い時代でした。今はKPOPや韓流ドラマがよく観られているが、もっと日本のいいコンテンツを伝えたいと思っています。
今マーケティング専任ではなくてサービスプランニング職なんです(笑)。海外の方に「日本のいいものありますよ、買ってください」という仕事がやりがいがあると感じてます。 
 
 

マーケティング・プロモーションから物流まで、多岐にわたるサービスプランニング職に、分析力を活かす

 

-現在関わっているプロジェクトは?

棟方:一つ目はBuyeeの全体のサービスの改善です。サイトの決済手段・物流手段、コスト削減による顧客への還元のため、物流パートナーを探したりだとか、サイト自体の利便性の改善を行っています。
二つ目はマーケティングの仕事。メインは中華圏、台湾や中国・香港などにむけたキャンペーン等も担当しています。台湾は親日の方が多くて競合も多いエリア。中華圏は激戦区のため、流通を伸長させる施策に変えました。戦略を考えてマーケティング施策にあたっています。
 
以前はグローバルブランドやアパレルを担当し、C向けの商材を担っていましたが今回は代理購入です。絶対数は少ないが強い動機はある。ターゲットを狙いやすいと感じました。BEENOSの強みであるビッグデータや顧客を分析、他にもマーケット分析のため掲示板を見たり、自身の代理店やメディアとの繋がりも利用して情報を収集しました。台湾を強化したいと思い、代理購入のニーズや日本が好きだけどコロナで来れないといったポテンシャルのあるターゲットを定めて行き、キャンペーンを設計・実行していきました。本当に地道な作業でBuyeeのユーザーからの評価を一件一件見ていってどこが良かったのか悪かったのかを知ったり。データがBuyeeの強みだと思っており、データを見ながら定めた。はじめ代理購入を使う方は日本のファッションだとかエンタメ系の商品が好きなひとが多いと思っていたが、実はそれだけではなくアンティークや車の部品だったりとコアな商材の需要もあった。そういった過去のデータ見ながら、キャンペーンを打つ感じですね。
 
-豊富なキャリアで、入社後すぐに流通の伸長に貢献されたと伺っていました。施策設計も話題でしたよね。
 
 棟方:今は前職と比べて真逆のことを担っており、前職では台湾のアパレルを日本で拡大していましたが今は日本のものを海外に発信しています。様々なエリアについてより知見を深めていくこと、ほかの国で何が流行っていて主流なのかや、各エリアでのマーケティングの本流を知ることができます。一番人気のあるSNS、流行など日本だけでなく海外の知識も勉強できて、経験を活用しながら会社全体の目標を達成するのが面白いです。
 

 クロスボーダーECの活用はかねてより台湾では浸透している文化。ECに国境は既にない

 
棟方:ずっとIT業界で働いてきましたから、比較的知見も豊富だと自負しています。また、常に新しいものに対して好奇心を持ち、活用していくことを考えています。特に今のポジションは日本の会社だけではなくて海外の様々な会社とのやり取りや商談がある。仕事や人間関係への柔軟性を発揮し、国に合わせた対応をすることも必要です。
 
 -事業のビジョンや社会的意義をどう考えていますか?
 

棟方:ヤフオクで働いた時は、まだ非ネットも強い時代で、当時Eコマースの重要性について、「山奥・田舎の方でも利用することで社会に貢献できる事業」だとききました。だからネット通販が重要なんだと。台湾の方は今は何でもECで買います。台湾は物流や発送が早く、台北だと2-3時間以内に商品が届くようなレベル。そのためティッシュなどの日用品等からアパレル、家電まで何でもネットで購入しています。また、法律がユーザーファーストで返品が可能です。
台湾エリアの方にとってEコマースは重要ですし、そもそも自身も含めて日本国内よりクロスボーダーECが認識・理解されています。ユーザーにとって、特別ではなく、活用するということは当たり前のことでした。エリア外のモノやことをすごく取り入れる文化なんですよね。これは世界共通の認識になると思っていますし、だからこそ今は越境で日本のものが欲しいという人に商品を届けることを実現させるためにBEENOSで働けているのは意義があると感じていいます。

日本のコンテンツを強くし、ビジネスの海外進出のサポートを担いたい


-これからのキャリアで何をしていきたいのですか?

棟方:近い未来では、台湾のマーケシェア1位に成長させ、それを複数のエリアで実現させていくことが目標です。将来的には日本のコンテンツを強くして海外に拡げたいと思っています。

例えばコンテンツが強い韓国と日本を比べて今韓国が人気があるのは発信力の問題です。 韓国のコンテンツは世界に向けて作っていてグローバル水準ですし、誰でも1回聞いても覚えやすいなど工夫しています。例えば、日本のコンテンツはYouTubeの制限が多いと感じます。アーティストの公式チャンネルが海外から見えなかったり、ショートバージョン等… 海外からのIPへの制限等が多いんです。一方で韓国は全部オープン。海外の誰でも見放題なので拡散しやすい。東南アジアでもヨーロッパやアメリカでもYoutubeで見て、覚えることができます。

-コンテンツ保護と拡散の仕組み化は相反関係にあり、戦略的にどちらを取るかが迫られるのかもしれないですね。確かに知られること、見てもらうからこそファンが増える。

棟方:ドラマも僕の友達によるとクオリティが高いらしく、Buyeeでアメリカで買われているものもK-POPが多くなっていますよね。台湾では今の若い子は日本語を勉強するより韓国語を勉強したがっていて。ずっとIT業界で仕事をしてきたのですが、若い方ばかりの業界だったので、50代や60代でなんの仕事してるかイメージがないんですよね(笑)。

将来何をどうしたいか考えていないが、折角台湾出身なので、ネットだけでなくビジネスの海外進出のサポートができたらいいなと思っている。 本当に日本が好きだから日本のコンテンツや文化を海外に出していきたいですね。

ー棟方さん、ありがとうございました!