Business 2020.08.13

世界を相手に多岐に渡る施策やサービスを企画するサービスプランニングの仕事とBEENOSの環境とは。

2020年新卒の新川です。BEENOSグループは、複数のEコマースを運営していますがグローバルな事業展開を強みとしています。中でもtenso株式会社は、118の国と地域に日本の商品を海外ユーザーにお届けするサービスを展開しています。今回はそんなサービスの裏側でサービスプランニングとして活躍している西尾里美にインタビューしてみました。

Profile プロフィール

西尾里美
2015年5月にtenso株式会社へ中途入社。既存ビジネスの購入サポートビジネスのグロースを目的とし、物流/決済手段の追加やサイトの機能開発のディレクションを担当。
現在はtenso株式会社の執行役員としてサービス企画における戦略の提案、予算の策定・管理及びのメンバーのマネジメントをしながら事業の運営を担当している。

サービスプランニングという仕事

サービスプランニングの具体的な業務内容について教えてください。

サービスプランニングとはいっても、その業務内容は多岐に渡ります。目標を達成するために施策やサービスを企画することはもちろんですが、必要に応じて部署間の調整役も担います。また、システム開発が必要な時は要件に落とす作業を行うこともあります。実際に企画した内容をリリースできても数値に到達できそうにない場合や、思ったような効果が出なければまた新しい施策やサービスを考えます。また、リリース後にさらに内容をブラッシュアップし、その効果を検証します。全体的に会話する時間が多い部署です。

最近の取り組みとしては、メルカリとの提携や、物流手段の代替え案を考えてシステムを構築しています。メルカリとの連携は多くの部署に影響が及びました。社内では主にCS(カスタマーサポート)と“どんな問い合わせがあるか”を相談して状況に応じて対応できるようにマニュアルを作成したり、OP(オペレータ:Buyeeにて購入サポートを行うスタッフ)の手順に関する情報共有を行ったり、システムの構築に必要な要件定義を行いました。その他にも契約や条件を詰めていったり、データを連携するための要件定義を行ったりしました。物流手段の構築に関しては、最近コロナの影響で日本郵政が一部の国や地域宛ての国際郵便(主な対象郵便物は、EMS郵便物と、航空扱いまたはSAL扱いとする小包郵便物および通常郵便物)の一時引受停止を行うなど、各地で発生している物流の停止や遅延に対応するためです。

仕事内容が多岐に渡るので幅広い業務知識を身につけることができます。

BEENOSでは楽しそうに仕事をしている人が多い様に感じますが、西尾さんが仕事をしていてワクワクする瞬間ってどんな時ですか?

まだ形になっていない企画や施策の算段がついた時や、思っていた通りのスケジュールで思っていた通りの数値が出た時ですね。結果が出る瞬間はワクワクというか高揚感を感じます。エンジニア目線で言う、ロジックが思い通りに動いた瞬間や複数の機能を連結してもバグが発生しなかった場合に似ているかもしれませんね。

仕事の中で大切にしていることやこだわりがあれば教えてください。

お客様がメリットを感じられるような機能づくりを大切にしています。取り扱っているサービスのお客様の大半は一般の方なのでお客様がどう思うかは常に考えるようにしています。

BEENOSでは「野心とテクノロジーで世界の可能性を拡げるNextスタンダードを創る」というパーパスを掲げていますが、西尾さんが仕事を通して目指しているNEXTスタンダードとは何ですか?

国や地域によっては国内のECって結構普及していますよね。でも海外の人が個人でそこでものを買うのってまだまだハードルが高いと感じています。これに関しては国内外問わずだと思います。だから、どこから買おうが関係なく普通に日常的に買い物ができるマーケットプレイスを目指しています。


「自立和尊」ってなんですか

BEENOSでは就活の時も就職してからも「自立和尊」という言葉をよく聴きます。西尾さんが考える「自立和尊」について教えてください!

一言では言い表せられないですね。まずは自立についてですが、例えば“今期の流通を百億目指します!“となった時に、下のメンバーは上から降ってきた指示や業務だ、と感じがちだと思うんですよ。でもそこは、他人事ではなくて自分事として捉える必要があると思っていて、「やります」って仕事を受けたからにはどういう手法を持ってしてでもやり遂げようとするチカラが必要なのかなと思います。あとは、目標を達成していく中でこれは問題あるだろうなと感じた時には早めに手を打っておくというように、“自ら動ける人”という感じで受け止めています。

和尊については、自立ができている人って“もう何が何でも達成してやるぜって”いう行動はできると思うんですよ。でも行動のみをしていても協力してもらえない場合って結構あると思っていて、そこは周りもやる気にさせて巻き込んでいくみたいな、協力をしてもらって“一緒に達成していこうよ!”みたいなマインドに変えられるようなところがある人だと認識しています。

具体的にどんな行動ができれば「自立和尊」ができていると思いますか?

例えば、仕事をしていると電話がかかってきますよね。それってオペレーションの電話だったり、物流会社からだったり、内線だったりするわけです。自立している人はその電話を取らなかったことで “他の部署がうまく回らないかもしれない”とか、“ビジネスチャンスを逃すかもしれない”という様な事を考えて取りますね。「代理の〇〇です」みたいに。でもそこまで自分事として捉えてない人は、電話が鳴っている事にさえも気がつかないのです。無視というか、自分の電話じゃないからという様に。すごく細かい事だとは思うのですが、取らない人も結構いますね。そうすると私は代わりに出て直接言いに行きます、“電話ですよ“って。電話をしている人の業務が遅れるのなら、取って回してあげれば事が早く進むな、と思うので。もしそれが社外の方の急ぎのお電話だったら、その電話を取らないことによって得られなかった情報があるともったいないと思いますしね。


BEENOSってこんな場所

BEENOSに向いている人・BEENOSで一緒に働きたい人は、どのような人か教えてください。

全体的に人と話す時間の方が多い部署なので、コミュニケーション力のある人、話す相手に対して配慮ができる人ですね。あとは仕事に対しての根本が考えられる人です。日常業務だと与えられた仕事・タスクに対して “ただなんとなくこなす“ではなく”なぜそれが必要なのか“と考える力があるといいですね。そうやって考えて追求することで、さらに別の提案をしてくれる人が活躍しているイメージがあります。

BEENOSは西尾さんにとってどんな職場ですか?

うまく言い表せないですけど、面白い職場だと思います。BEENOSには実行しようとして実行できる人が多いと感じますね。“新しいサービス・事業を立ち上げます!“と言ってからそれをスピーディに実行できる人が他の会社に比べて多いと感じています。BEENOSでは年齢や社歴を問わず発言できる環境なのでどんどん手をあげて自分の意見を発信できます。

BEENOSを一言で言うと『チャレンジしやすい場所』です。


西尾さん、ありがとうございました。

最後に「チャレンジしやすい場所」とありましたが、私たち新卒も入社してからチャレンジが始まっています。新卒メンバーで社内向けサービスのプロジェクトを企画したり、個人でビジネスチャレンジをしている人もいます。入社して改めて、チャレンジしやすいBEENOSという場所で、ビジネス創造や課題解決をし続けている人が多いと感じました。私もエンジニアとして技術を武器に、ビジネスにコミットできるようなエンジニアになりたいと思います。