BEENOSグループの流通総額のうち、半分以上は海外取引によるものです。荷物の配送が可能な100以上の国・地域の消費者をターゲットとしており、どこの国の方にどんな商品が人気なのか、日々分析しながら施策を考えています。
今回は海外向けのマーケティングも行っているBeeCruiseの執行役員、本間にインタビューをしました。

 

グローバルマーケティングチームの業務内容やこれまで行ってきたことを教えてください。

私たちのチームでは、主に海外の消費者が商品やサービスを認知してから購買の意思決定に関わる部分に対してアプローチするために、販促キャンペーンの企画やwebマーケティング、インフルエンサーを活用した施策、時にはリアルイベントへの出店など色々と行っています。

最近は、日本で活躍されているフラワーアーティストの海外進出もお手伝いさせていただきました。
その方は、著名なブランドやお店、ホテルなどの空間演出や装花ディクションを手掛けられています。国内外問わず勢力的に活動されているのですが、海外現地の検索エンジンで検索しても関連情報が上がっていないのが実態でした。
そこで、これまでに進出していなかった台湾での活動展開を当社がサポートさせていただくことになり、台湾の人気カフェとのコラボをご提案しました。
具体的な活動としては、カフェの内装やアイテムのデザイン、限定商品の販売について企画・提案をしたり、現地で記者会見も開催しました。実施後にはTVやwebメディアで取り上げられたり、インフルエンサーによってSNSで発信され、現地の検索エンジンに初めてアーティスト名の検索履歴が生まれるという効果がありました。それらを見ていただいたのか、他社様からもコラボできないかとお問い合わせを頂けるようにもなりました。
このように、日本の商品や技術、文化を世界に発信してより多くの人に知ってもらえるような取り組みを幅広く行っていきたいと思っています。

 

 

本間さんの思う国内マーケティングと海外マーケティングの違いを教えてください。


マーケティングの基本的な考え方や進め方に違いはないかと思います。定めたターゲットに商品やサービスを知って好きになってもらい、購入や利用してもらうためのアプローチをひたすらチャレンジしていくことに変わりはないと思っています。

違いがあるとすれば、当たり前ですが、それぞれの国の文化、風習、所得や物事の捉え方、考え方、インフラ、利用するサービスといった環境。そういったバックグラウンドを念頭に入れたうえで相手に合わせたコミュニケーションを考えないといけないですよね。
例えば、セール時の表記ひとつとっても、日本や欧米圏では、『30%OFF』、『3割引』と表現することが多いですが、中華圏だと『7折』という表現になる。
どちらも同じ割引内容なのですが、単純に表記が違う他にも、受ける印象としてもなんだか違う感じがしますよね!

それぞれのターゲットに合わせたコミュニケーションを取るという点では変わりませんが、思わぬ違いもあり、市場調査するだけでもコストはかかるし、日本企業が自社で独自に実施することはなかなか難しいことなのかと思います。私たちはこのような知見をたくさん蓄え、他社様にもご提供していければと思います。

 

そんな海外マーケティングに必要な能力をぜひ教えてください。

 海外マーケティングだから必要というわけではないですが、より強く求められそうな能力でいうと、固定観念に囚われない柔軟さ、理解力、適応力のような部分は必要だと思います。
少なからず自分が生まれ育った国以外の消費者に対してマーケティングを行う場合、異なる文化、風習や言い回しなどの表現の仕方なども、ターゲットを理解して、柔軟に適応していくことが必要になるため、自分の考えに固執してしまうとなかなか成果につなげるのが難しいと思います。

また、日本人マネージャーが様々な国の担当者と業務を行うという観点で言うと、意識しているのは、信用して任せる力ですね。
マーケティング業務において、キャッチコピーやクリエイティブなど表現する業務が出てきます。コピーとか記事などを作るとなると、日本語で書いてそれを翻訳してもらうという流れが多々あります。
ただ、そうなると日本語のニュアンスが強くて現地の言い回しとは異なる表現になってしまうことがしばしば。
本来は、どういうことを伝えたいか目的をまずは伝えて、あとは各地域の担当者に考えてもらい現地の言葉で書いてもらう方が良いと思っています。
担当者とコミュニケーションを取った上で、任せられる部分かどうかを見抜く力も必要になりますね。

 

チームで働く外国籍のメンバーはどのくらいいるんでしょうか。

半分以上ですね。中国語や英語が飛び交っていて日本じゃないみたいな感じですよ(笑)
なので、日々の業務の中で海外の文化やビジネスについてなどの情報を耳にすることは多々ありますね。

 

 

グローバルマーケティングチームの目指す姿を教えてください。

目指すところは、『国内企業が海外展開する際のベストパートナー』です。
現状、日本企業の方々からお話をお伺いしていると、海外に展開をしたいという希望はかなりありますが、多くの企業は充分にチャレンジしきれていないと感じているそうです。海外展開に関する情報も世に多く出ていますが、コストやリソースの問題もあり存分にやりきれないでいるといった声もよくききます。
特に海外でのマーケティング領域となると、何から始めてよいのか分からない、という企業がほとんどなのではないでしょうか。

当社は、「Buyee」と「転送コム」という海外販路を広げるためのサポートサービスがあり、10年以上のノウハウとデータを蓄積しています。
越境ECの仕組みだけではなく、そういったものも併せて提供することで、日本のことを世界にもっと発信し、日本企業の皆様と一緒に日本を元気にすることができたら、と思っています。

 

 


本間哲平(Teppei Honma)
2008年小売企業に入社、小売・流通業界のリアル店舗からEコマース分野において事業開発及びマーケティング全般を担い、2013年に同社子会社の経営責任者に就任。

2014年tenso株式会社に参画し、国内ECサイトの海外販売支援に従事。ECマーケティングの豊富な経験より越境ECでの海外進出手法を確立させ、2015年に同社の執行役員に就任。
現在は国内企業の越境ECプロモーションや海外進出時のマーケティング事業、新規事業開発などを主に統括。海外現地企業とのアライアンス締結なども行う。

 

 

 

 

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投稿日:2019.10.15