BEENOS 株式会社(東証プライム:3328、本社:東京都品川区、代表取締役:直井聖太、以下BEENOS)は、2024年上半期(1~6月)の 「Buyee(バイイー) https://buyee.jp/」における越境EC販売動向をまとめた「BEENOS 越境EC×2024年上半期トピックス発表会」を開催しました。BEENOSグループの保有する海外ユーザーの購入データをもとに、今年6月に改訂された新しいクールジャパン戦略の関連分野を中心とした海外ユーザーによる消費動向を紹介いたします。
【BEENOS 越境EC×2024年トピックス発表会 概要】
■ランキング集計およびエリア別のメインユーザー
対象:2024年1月1日から6月30日の期間でBuyeeを通じて購入された商品データの購入件数を基準に算出
・アニメ分野:2024年1月1日から6月30日の期間に放送開始したアニメ関連グッズの購入件数で算出
・音楽分野:音声メディア、映像メディア、アーティスト関連グッズの購入件数で算出
・ゲーム分野:モバイルゲーム発のタイトルを対象として関連グッズの購入件数で算出
・マンガ分野:マンガ作品の単行本、文庫本、マンガ作品画集を対象に購入件数で算出
・特撮分野:特撮カテゴリの商品購入件数から算出
・食分野:飲食料品の購入件数で算出
・アート分野:美術品、工芸品およびアーティスト関連グッズの購入件数で算出
・ファッション分野:ファッション、ファッション雑貨から購入件数で算出
●背景
6月に政府より発表された「新たなクールジャパン戦略」ではコンテンツ、インバウンド、食、ビューティなどの海外展開を現在の19兆円から2033年に50兆円まで拡大する方針が掲げられました。
BEENOSはこれまで、ECを通じた日本企業の海外進出を後押しすべく、越境ECサービス「Buyee(バイイー)」の購買データに基づき、「世界総オタク化」といった海外の消費トレンドの発信を続けてまいりました。インバウンドが急速に復活する中で日本発コンテンツの海外市場拡大への注目の高まりを受け、越境ECの動向や意識調査から海外消費者のインサイトに迫ります。日本企業が越境EC市場に参入を考える際の参考としていただき、日本の商品の魅力を世界中に届けて越境ECをさらに拡大させる一助となることを目指します。
昨年同期比のカテゴリ伸長率では「アニメ・コミックグッズ」が1位となりました。様々な日本のアニメ作品が動画配信サービスを通じて世界に届けられることで各地にファンを生み、ファンがグッズを購入するための手段として越境ECを利用することで伸長しています。
アニメ分野では、「2024年上半期に放送開始したアニメ」を対象にランキングを作成し「鬼滅の刃 柱稽古編」が人気1位となりました。アニメ分野の商品は20代を中心に若い世代の男女がアニメグッズを購入しています。若年層へのアニメカルチャーの浸透が伺える結果となりました。
◆音楽分野
音楽分野ではCDやレコード等の音声メディア、DVD等の映像メディア、アーティストの関連グッズからランキングを作成しています。「Ado」が2024年の上半期で最も人気のあるアーティストとなりました。エリア別のメインユーザーは50代男性と20代女性に大きく分けられ、50代男性はレコード、洋楽ロック、クラシック等「長年の趣味」を、20代女性はJ-POP、K-POPなど最新のポップスを楽しむ傾向にあることがわかりました。また、レコードやカセットテープなどアナログ商品の購入も増加しています。
◆ゲーム分野
ゲーム分野では家庭用ゲームのファミコンやゲームボーイなどレトロ消費が進む一方、モバイルゲームのグッズも海外ユーザーから購入されています。2024年上半期では「プロジェクトセカイ カラフルステージ!feat 初音ミク」が最も人気の作品となりました。メインユーザーは30~40代の男性となっています。
◆マンガ分野
マンガ分野ではマンガ作品の文庫本、単行本、マンガ作品画集を対象にランキングを作成しました。2024年上半期でもっとも人気が高い作品・作者は「ドラゴンボール・鳥山明」でした。また、映画公開で注目される「ハイキュー!!」が2位を獲得しています。メインユーザー層は20~30代の男性が多い結果となりました。
◆特撮分野
特撮分野は上位5作品で流通全体の9割を占めていることが特徴です。仮面ライダーシリーズでは2024年放送の「仮面ライダーガッチャード」、スーパー戦隊シリーズでは2023年から2024年にかけて放送された「王様戦隊キングオージャー」がそれぞれ最も人気の高い結果となりました。
また、映画「ゴジラ-1.0」が好調なゴジラシリーズでは「ゴジラ」、2022年に映画「シン・ウルトラマン」が公開され、2024年6月からネットフリックスで「Ultraman: Rising」が世界配信されているウルトラマンシリーズでは「ウルトラマン」が最も人気の高い結果となりました。
飲食品分野で人気のジャンルはアルコールです。人気1位のウイスキーでは山崎や響などジャパニーズウイスキーが東アジア地域から購入されています。人気2位のお菓子ではチョコレートが人気で、北米から多く買われています。比較的安価なため、詰め合わせやまとめ買いの購入が多いことが特徴です。
◆アート分野
アート分野で海外人気が高いジャンルは陶芸品です。配送料の兼ね合いか、東アジアエリアからの購入が最も多くなっています。海外では、浮世絵や掛け軸等が人気となっています。
◆ファッション分野
ファッション分野は20~30代の男女に人気の高いジャンルです。女性ユーザーはバッグや小物、男性ユーザーはTシャツやジャケットを好んで購入していることがわかりました。
◆ビューティ 人気ジャンルは基礎化粧品
ビューティ、ヘルスケア分野で最も人気が高いジャンルは基礎化粧品でした。各エリアのメインユーザーは20代の女性が多いですが、コンタクトレンズやヘアケアなど男性ユーザーも購入をしています。
◆越境ECを通じて日本と海外をボーダレスにつなぐ
世界の人口とGDPは拡大を続けインターネットをはじめとしたテクノロジーが世界中をボーダレスにつないでいます。クールジャパン関連分野をはじめとする日本のコンテンツは、たとえばアニメや音楽であれば配信サービスなどを通じて世界中の人々が楽しむことができるようになり、関連するグッズや商品も越境ECで購入できるようになっています。
日本の推進する新たなクールジャパン戦略の関連分野はコンテンツとインバウンド、日本食を組み合わせることで日本ファンを増やし、日本ブランドの向上を目指しています。
BEENOSグループはこれまで越境ECのリーディングカンパニーとして、複数サイトから購入した商品をまとめてお届けする同梱サービスや、対応言語の拡大、決済手段の拡充、安価かつ短期間で商品をお届けする配送プランの開発など、海外販売に関するサービス改善に努めて連携企業を拡大し、日本企業の海外進出をサポートしてまいりました。今後も日本文化の海外販売を支援し、日本と海外をボーダレスにつなぐことで海外のお客様がより快適に購入できるようになり、新たなクールジャパン戦略に資するとともに日本企業の海外販売を進めやすい環境の構築を推進してまいります。
BEENOSグループの提供するグローバルコマース事業について
BEENOSグループは越境EC黎明期である2008年より海外転送サービスである「転送コム」事業を開始し、海外発送オペレーションやグローバルなカスタマーサポートなど独自のノウハウを培ってまいりました。海外への販売環境の構築に留まらずユーザー獲得や集客支援も提供しており、手厚い海外販売支援が評価され、BEENOSグループ全体での国内企業の越境EC支援実績は累計5,000件以上(※1)に上ります。また、海外購入サポートサービス「Buyee(https://buyee.jp/)」は、多様な配送手段や決済手段、北米やヨーロッパ、アジアへ向けた独自の物流サービスによる国際配送料の安さ、複数のサイトで購入した商品でも同梱できることなど高いサービスレベルが好評で、リピート率も高く、現在会員数は550万人以上となりました(※2)。
(※1)BEENOSグループが提供する「Buyee」「Buyee Connect」およびダッシュボードの提供、越境EC関連サービス「転送コム(https://www.tenso.com/)」、海外マーケットプレイスへの出店および出品サポート、マーケティングおよびプロモーション支援の件数を合わせた数字、BEENOSグループとしての国内企業の越境EC支援実績の累計、2023年10月時点
(※2)「Buyee」と越境EC関連サービス「転送コム」を合わせた数字、2024年7月末時点
【BEENOS 株式会社の概要】
(1)社 名 : BEENOS 株式会社
(2)代 表 者 : 代表取締役社長 兼 グループCEO 直井 聖太
(3)本 店 所 在 地 : 東京都品川区北品川四丁目7番 35 号
(4)設 立 年 月 : 1999年11月
(5)資 本 金 : 27億75百万円
【BEENOS 越境EC×2024年トピックス発表会 概要】
■ランキング集計およびエリア別のメインユーザー
対象:2024年1月1日から6月30日の期間でBuyeeを通じて購入された商品データの購入件数を基準に算出
・アニメ分野:2024年1月1日から6月30日の期間に放送開始したアニメ関連グッズの購入件数で算出
・音楽分野:音声メディア、映像メディア、アーティスト関連グッズの購入件数で算出
・ゲーム分野:モバイルゲーム発のタイトルを対象として関連グッズの購入件数で算出
・マンガ分野:マンガ作品の単行本、文庫本、マンガ作品画集を対象に購入件数で算出
・特撮分野:特撮カテゴリの商品購入件数から算出
・食分野:飲食料品の購入件数で算出
・アート分野:美術品、工芸品およびアーティスト関連グッズの購入件数で算出
・ファッション分野:ファッション、ファッション雑貨から購入件数で算出
●背景
6月に政府より発表された「新たなクールジャパン戦略」ではコンテンツ、インバウンド、食、ビューティなどの海外展開を現在の19兆円から2033年に50兆円まで拡大する方針が掲げられました。
BEENOSはこれまで、ECを通じた日本企業の海外進出を後押しすべく、越境ECサービス「Buyee(バイイー)」の購買データに基づき、「世界総オタク化」といった海外の消費トレンドの発信を続けてまいりました。インバウンドが急速に復活する中で日本発コンテンツの海外市場拡大への注目の高まりを受け、越境ECの動向や意識調査から海外消費者のインサイトに迫ります。日本企業が越境EC市場に参入を考える際の参考としていただき、日本の商品の魅力を世界中に届けて越境ECをさらに拡大させる一助となることを目指します。
2024年上半期×越境EC人気カテゴリ
2024年上半期に最も購入件数の多かった分野は「トレーディングカード」でした。国内外で人気が高まることで増刷や商品の多様化が進み、海外ユーザーにとっても買いやすい環境が整ったことで越境ECの流通増加につながりました。昨年同期比のカテゴリ伸長率では「アニメ・コミックグッズ」が1位となりました。様々な日本のアニメ作品が動画配信サービスを通じて世界に届けられることで各地にファンを生み、ファンがグッズを購入するための手段として越境ECを利用することで伸長しています。
新たなクールジャパン戦略関連分野の販売動向
◆アニメ分野アニメ分野では、「2024年上半期に放送開始したアニメ」を対象にランキングを作成し「鬼滅の刃 柱稽古編」が人気1位となりました。アニメ分野の商品は20代を中心に若い世代の男女がアニメグッズを購入しています。若年層へのアニメカルチャーの浸透が伺える結果となりました。
◆音楽分野
音楽分野ではCDやレコード等の音声メディア、DVD等の映像メディア、アーティストの関連グッズからランキングを作成しています。「Ado」が2024年の上半期で最も人気のあるアーティストとなりました。エリア別のメインユーザーは50代男性と20代女性に大きく分けられ、50代男性はレコード、洋楽ロック、クラシック等「長年の趣味」を、20代女性はJ-POP、K-POPなど最新のポップスを楽しむ傾向にあることがわかりました。また、レコードやカセットテープなどアナログ商品の購入も増加しています。
ゲーム分野では家庭用ゲームのファミコンやゲームボーイなどレトロ消費が進む一方、モバイルゲームのグッズも海外ユーザーから購入されています。2024年上半期では「プロジェクトセカイ カラフルステージ!feat 初音ミク」が最も人気の作品となりました。メインユーザーは30~40代の男性となっています。
◆マンガ分野
マンガ分野ではマンガ作品の文庫本、単行本、マンガ作品画集を対象にランキングを作成しました。2024年上半期でもっとも人気が高い作品・作者は「ドラゴンボール・鳥山明」でした。また、映画公開で注目される「ハイキュー!!」が2位を獲得しています。メインユーザー層は20~30代の男性が多い結果となりました。
◆特撮分野
特撮分野は上位5作品で流通全体の9割を占めていることが特徴です。仮面ライダーシリーズでは2024年放送の「仮面ライダーガッチャード」、スーパー戦隊シリーズでは2023年から2024年にかけて放送された「王様戦隊キングオージャー」がそれぞれ最も人気の高い結果となりました。
また、映画「ゴジラ-1.0」が好調なゴジラシリーズでは「ゴジラ」、2022年に映画「シン・ウルトラマン」が公開され、2024年6月からネットフリックスで「Ultraman: Rising」が世界配信されているウルトラマンシリーズでは「ウルトラマン」が最も人気の高い結果となりました。
IP以外のクールジャパン分野
◆飲食品分野飲食品分野で人気のジャンルはアルコールです。人気1位のウイスキーでは山崎や響などジャパニーズウイスキーが東アジア地域から購入されています。人気2位のお菓子ではチョコレートが人気で、北米から多く買われています。比較的安価なため、詰め合わせやまとめ買いの購入が多いことが特徴です。
アート分野で海外人気が高いジャンルは陶芸品です。配送料の兼ね合いか、東アジアエリアからの購入が最も多くなっています。海外では、浮世絵や掛け軸等が人気となっています。
ファッション分野は20~30代の男女に人気の高いジャンルです。女性ユーザーはバッグや小物、男性ユーザーはTシャツやジャケットを好んで購入していることがわかりました。
◆ビューティ 人気ジャンルは基礎化粧品
ビューティ、ヘルスケア分野で最も人気が高いジャンルは基礎化粧品でした。各エリアのメインユーザーは20代の女性が多いですが、コンタクトレンズやヘアケアなど男性ユーザーも購入をしています。
◆越境ECを通じて日本と海外をボーダレスにつなぐ
世界の人口とGDPは拡大を続けインターネットをはじめとしたテクノロジーが世界中をボーダレスにつないでいます。クールジャパン関連分野をはじめとする日本のコンテンツは、たとえばアニメや音楽であれば配信サービスなどを通じて世界中の人々が楽しむことができるようになり、関連するグッズや商品も越境ECで購入できるようになっています。
日本の推進する新たなクールジャパン戦略の関連分野はコンテンツとインバウンド、日本食を組み合わせることで日本ファンを増やし、日本ブランドの向上を目指しています。
BEENOSグループはこれまで越境ECのリーディングカンパニーとして、複数サイトから購入した商品をまとめてお届けする同梱サービスや、対応言語の拡大、決済手段の拡充、安価かつ短期間で商品をお届けする配送プランの開発など、海外販売に関するサービス改善に努めて連携企業を拡大し、日本企業の海外進出をサポートしてまいりました。今後も日本文化の海外販売を支援し、日本と海外をボーダレスにつなぐことで海外のお客様がより快適に購入できるようになり、新たなクールジャパン戦略に資するとともに日本企業の海外販売を進めやすい環境の構築を推進してまいります。
BEENOSグループの提供するグローバルコマース事業について
BEENOSグループは越境EC黎明期である2008年より海外転送サービスである「転送コム」事業を開始し、海外発送オペレーションやグローバルなカスタマーサポートなど独自のノウハウを培ってまいりました。海外への販売環境の構築に留まらずユーザー獲得や集客支援も提供しており、手厚い海外販売支援が評価され、BEENOSグループ全体での国内企業の越境EC支援実績は累計5,000件以上(※1)に上ります。また、海外購入サポートサービス「Buyee(https://buyee.jp/)」は、多様な配送手段や決済手段、北米やヨーロッパ、アジアへ向けた独自の物流サービスによる国際配送料の安さ、複数のサイトで購入した商品でも同梱できることなど高いサービスレベルが好評で、リピート率も高く、現在会員数は550万人以上となりました(※2)。
(※1)BEENOSグループが提供する「Buyee」「Buyee Connect」およびダッシュボードの提供、越境EC関連サービス「転送コム(https://www.tenso.com/)」、海外マーケットプレイスへの出店および出品サポート、マーケティングおよびプロモーション支援の件数を合わせた数字、BEENOSグループとしての国内企業の越境EC支援実績の累計、2023年10月時点
(※2)「Buyee」と越境EC関連サービス「転送コム」を合わせた数字、2024年7月末時点
【BEENOS 株式会社の概要】
(1)社 名 : BEENOS 株式会社
(2)代 表 者 : 代表取締役社長 兼 グループCEO 直井 聖太
(3)本 店 所 在 地 : 東京都品川区北品川四丁目7番 35 号
(4)設 立 年 月 : 1999年11月
(5)資 本 金 : 27億75百万円
- 関連リンク
-
本件に関する問い合わせ窓口
BEENOS株式会社 広報担当