BEENOS株式会社(東証プライム 3328、本社:東京都品川区、代表取締役:直井 聖太、以下BEENOS)は、新たに物流アウトソーシングサービスに参入し、国内外まで一気通貫で届ける従量課金型グローバル物流サービスの提供を開始いたします。本サービスはBEENOSの完全子会社で、越境EC購入支援サービスを運営するtenso株式会社が運営し、配送パートナー企業と連携して提供を行います。  

BEENOSは新サービスを通して、煩雑な物流業務の課題から日本の事業者を解放するほか、一般には利用障壁の高い国際配送を小ロットからどなたでも簡単に利用できるようにすることで、日本のブランドや事業者のECを通じた海外販売や輸出、インバウンド消費の更なる取り込みなど海外進出の後押しができるよう事業を展開してまいります。
             
従量課金型グローバル新物流サービス概要:https://service.beenos.com/delivery/

 

BEENOS の従量課金型グローバル新物流サービスの特徴

BEENOSグループのパートナーである配送会社とEC運営企業様や海外に商品を送りたい事業者様をマッチング、海外への荷物の配送業務を担うグローバル新物流サービスを提供します。倉庫・出荷(輸出)作業を全てアウトソースでき、海外向けのオペレーションをBEENOSグループが担います。

1.    弊社グループが長年運用している倉庫機能と圧倒的に競争力のある運賃を提供いたします。
2.    固定費ゼロ・従量課金制で利用が可能なため、小ロットでも安心
3.    海外の一般消費者向けのEC輸送だけでなく、BtoBお取引の輸送にも対応可能
4.    インバウンド客の購入した商品の配送や免税カウンター向けの配送など、国際輸送に関するあらゆる課題に対応します。
5.    輸出サポートも行っています。
6.    運用形態のヒアリングを基に最適な物流のご提案が可能です。

 

従量課金型グローバル新物流サービス提供開始の背景

BEENOSグループは2008年より海外転送サービス「転送コム」を皮切りに、日本の越境EC黎明期より国内ECの越境販売を支援してまいりました。日本のEC全てのグローバル化を目指し、言語・決済・物流という海外進出の障壁を一気通貫で解消しています。提供する海外向け購入サポートサービス「Buyee」や日本の企業様が運営する国内向ECサイトに専用タグを設置するだけで越境EC化を叶える「Buyee Connect」、各国の代表的なマーケットプレイスへの出店/出品サポートなどを通じた、国内企業の越境EC支援実績は現在累計5,000件(※1)を突破しています。

グローバルコマース事業の強みの一つが、安定した物流網と配送価格における競争力です。当社はこれまで世界116の国と地域のお客様に国境という障壁を感じさせないシームレスなショッピング体験を提供するため、物流の強化を続けてまいりました。国際情勢に左右されにくいよう豊富なパートナー企業と提携を行ったほか、各地域の文化に配した独自の物流サービスの開発・提供、国内最大級の流通総額規模から実現したお求めやすい配送費により、競争力ある物流網を構築しています。

現在、コロナ禍を契機としたDXの促進と円安状況を追い風として、越境ECを導入する国内企業は拡大を続けています。ジェトロが実施した2022年度「日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査」 では、越境ECの利用企業は全体の35.5%を占め、特に中小企業において利用実績・今後の利用意向は共に大企業よりも高くなっています。一方で燃料費の高騰やインフレに伴う人件費の上昇に加え、海外の越境EC事業者の台頭による国際物流需要の大幅な拡大もあり、日本から海外への国際配送枠の確保競争は激化しています。さらに、海外配送には国ごとの配送事情への対応、関税、高額な海外配送料など様々な問題が存在していることから、国内企業が単独で海外配送まで整備するハードルは高く、事業規模に関わらず意欲的な日本企業が海外市場を捉えるためにも、物流枠の確保や国際配送に伴う煩雑なオペレーション課題の解決は急務です。

BEENOSは、越境EC事業で培った海外配送オペレーションと強みである物流ネットワークを活かし事業を展開することでこれらの課題を解決できると考え、物流アウトソーシングサービスに参入し、従量課金型グローバル新物流サービスの提供を本日より開始します。越境ECの概念が希薄な黎明期より多くの企業様に賛同いただいたことで、グローバルコマース事業は成長を続けてまいりました。今度は拡大・成熟した物流網を国内企業に解放することで、再び新しい需要を創出する循環をつくり、海外からの需要取り込みによる市場拡大と経済貢献の一助となることを目指します。

 

 BEENOS の従量課金型グローバル新物流サービスが担うオペレーション

入庫、海外発送に対応した梱包(資材込み、サイズ変動無し)、書類作成、カスタマーサポート
 商品の事前保管もしくは受注ベースで弊社倉庫へ商品をご搬入ください。受付情報をシステム連携等でご共有いただいた後に、最短での出荷作業を行います。出荷後には送り状番号を連携します。

【運用イメージ】

■BEENOS の従量課金型グローバル新物流サービスについての詳細はこちら
URL: https://service.beenos.com/delivery/

■導入のお問い合わせについて
導入に関してのお問い合わせは下記よりお願いいたします。
お問い合わせ先:https://service.beenos.com/contact/

■配送パートナー企業募集
配送事業者さまも随時募集しております。パートナーとなっていただける企業様は、下記までお気軽にお問合せください。
お問い合わせ先:https://service.beenos.com/contact/


BEENOSグループの提供するグローバルコマース事業について

BEENOSグループは越境EC黎明期である2008年より海外転送サービスである「転送コム」事業を開始し、海外発送オペレーションやグローバルなカスタマーサポートなど独自のノウハウを培ってまいりました。海外への販売環境の構築に留まらずユーザー獲得や集客支援も提供しており、手厚い海外販売支援が評価され、BEENOSグループ全体での国内企業の越境EC支援実績は累計5,000件以上に上ります。(※1)海外のお客様からは、配送手段や決済手段が多様であること、北米やヨーロッパ、アジアへ向けた独自の物流サービスによる国際配送料の安さ、複数のサイトで購入した商品でも同梱できることなど高いサービスレベルが好評で、リピート率も高く、現在会員数は478万人以上となりました。(※2)2020年度、2022年度には国内越境ECの流通総額No.1を獲得しており(※3)、越境ECのリーディングカンパニーとして、国内企業の海外流通拡大への貢献に努めています。

(※1)BEENOSグループが提供する「Buyee(https://buyee.jp/ )」「BuyeeConnect(https://beecruise.co.jp/infra/buyeeconnect/ )」およびダッシュボードの提供、越境EC関連サービス「転送コム(https://www.tenso.com/ )」、海外マーケットプレイスへの出店および出品サポート、マーケティングおよびプロモーション支援の件数を合わせた数字、BEENOSグループとしての国内企業の越境EC支援実績の累計、2022年12月現在
(※2)「Buyee」と越境EC関連サービス「転送コム(https://www.tenso.com/ )」を合わせた数字、2022年9月末現在
(※3)「Buyee」を含む主要越境ECサイト における海外個人を対象とした日本から海外への年間流通総金額(2021年10月~2022年9月)
東京商工リサーチ調べ 2023年 6月時点

【BEENOS 株式会社の概要】

(1)社 名 : BEENOS 株式会社
(2)代 表 者 : 代表取締役社長 兼 グループCEO 直井 聖太
(3)本 店 所 在 地 : 東京都品川区北品川四丁目7番 35 号
(4)設 立 年 月 : 1999年11月
(5)資 本 金 : 27億75百万円