BEENOS株式会社(東証プライム:3328)の連結子会社で、越境EC 流通総額 No.1(※1)の海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー) https://buyee.jp/」を運営するtenso株式会社(以下「tenso」)は、大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:北島 義斉、以下「DNP」)が運営するECサイト「XR MALL」へ出品する、人気ゲーム「東方Project」のイベント「大・東方Project展」の販売商品(URL:https://xrmall.jp/tokyoanimecenter/dai_touhouten)の海外向け販売のサポートを開始しました。

 海外のお客様の購入利便性を向上させるため、「XR MALL」上の「大・東方Project展」ページは「Buyee Connect」を導入し、サイト上に新たに海外からのアクセス者に向けた専用カートを開設いたします。「Buyee Connect(https://beecruise.co.jp/infra/buyeeconnect/)」は、タグ設置のみで自社ECサイト上に海外専用カートを簡易に開設することができ、世界118ヵ国/エリアのお客様がシームレスに購入できるサービスです。「Buyee Connect」の導入により、ECサイト事業者様は国内ECのオペレーションを変更せずに越境EC対応が可能で、多言語CS対応、海外配送、決済などの必要な機能は全て「Buyee」が対応します。
 

  URL: https://xrmall.jp/tokyoanimecenter/dai_touhouten 
 
 

■背景

 「東方Project」は、ZUN氏が運営する同人サークル「上海アリス幻樂団」制作による弾幕シューティングゲームなどの作品の総称です。1996年にPC-98シリーズ用のゲームとして第一作となる「東方靈異伝」を発表し、その後プラットフォームをwindowsに移行。2002年に「東方紅魔郷」を発表してから現在までゲームをはじめ、音楽や書籍など多数の「東方Project」作品が公開されています。「東方Project」は「幻想郷」を舞台とした妖怪や妖精など多くの種族が登場する独自の世界観が人気を集めており、ファンによる二次創作が盛んです。定期的に開催されている「東方Project」の同人イベント「博麗神社例大祭」は国内に留まらず台湾エリアでも開催されるなど「東方Project」の海外での人気ぶりが伺えます。

 「大・東方Project展」は「東方紅魔郷」発表20周年を記念して、DNPが東京・渋谷で運営している「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」で今年4月から開催しているイベントです。会場では「東方Project」ゲーム作品および、二次創作イラスト・音楽作品などの展示や企画展オリジナルのグッズなどを販売しています。

 同時に、DNPが運営するECサイト「XR MALL」上の「大・東方Project展」ページでは企画展で販売されているイラストレーターによる美麗なキービジュアルを使用したTシャツやタペストリー、アクリルアートスタンドなどのグッズを扱っています。海外にも多数のファンを持つ「東方Project」の商品を世界へお届けするため、サイトの優れたUIや世界観を維持したまま海外のユーザーにオンラインショッピングをお楽しみいただけるよう、「Buyee Connect」を導入いただきました。

 なお、「Buyee 」では特に「エンタメ」ジャンルが伸長しています。趣味嗜好性の高いロングテール商材は世界中のお客様にリーチできる越境ECにおいて需要が高くなる傾向があるため、特に日本発のアニメやゲームのキャラクターのグッズは海外からの需要が高く、「おもちゃ、ゲーム」カテゴリは「Buyee」においてトップの流通を誇っています。(※2)

 tensoをはじめとしてBEENOSグループは、モノ・人・情報を「日本から海外へ」、「海外から日本へ」と双方向に繋ぐグローバルなビジネス展開を強みとしております。今回の「Buyee Connect」導入により、「大・東方Project展」商品の販売機会の拡大を図り、海外のお客様のさらなる満足度向上を図ってまいります。


■ECサイトイメージ(Buyee Connect導入による海外専用カートのイメージ)
  URL:https://xrmall.jp/tokyoanimecenter/dai_touhouten 
 
※ページ下部に多言語対応の海外専用カートを表示
※販売商品の一例
©上海アリス幻樂団

■Buyee Connectサービス内容
「Buyee Connect」は、タグ設置のみで自社ECサイト上に海外専用カートを簡易に開設することができる海外向けの購入サポートサービスで、従来の「Buyee」よりも手軽に海外118の国とエリアへの対応が可能です。本連携により、海外のお客様が「大・東方Project展」ページにアクセスした際にサイト上に海外専用カートが表示され、お客様は海外専用カート上の表示言語を、日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・インドネシア語・タイ語・韓国語・スペイン語・ドイツ語・ロシア語から選択することができます。商品選定後、海外専用カートで注文へ進むボタンを押すと、Buyee上で決済手続きができ、海外では主流のPayPal、Alipay、銀聯クレジットカードといった決済方法も利用することができます。さらに、Buyeeが海外発送手続きや多言語でのお客様のお問合せサポートなどを行います。これにより、海外のお客様は日本のECサイト上で商品を選定できるようになるほか、日本のECサイト事業者様の商品登録の手間を軽減し、より簡易に海外対応を実現します。


【越境EC支援サービス「Buyee Connect」導入による、越境EC展開のイメージ】
 

■Buyee が提供する海外販売のサポート内容
◆タグ設置のみで、自社ECサイト上に多言語海外専用カートを開設
◆データフィード連携、商品登録の必要なし
◆多様な決済手段に対応…Paypal、Alipay、銀聯クレジットカード等各種クレジットカード、台湾向けにAFTEE
◆豊富な配送手段に対応…DHL・EMS・SAL便・FedEx・国際小包・船便など
◆独自の保障サービス…Buyee独自の検品・配送補償を提供
◆不正決済防止…ECサイト事業者様側には不正決済のリスクがない、Buyeeによる購入サポート


■Buyee Connectが定期的に開催する、企業様支援キャンペーン
「Buyee Connect」では、海外のお客様の国際配送料を無料にするなど、越境ECにチャレンジする企業様をサポートするキャンペーンを定期的に開催しており、日本の企業の越境ECでの流通拡大に貢献できるように努めています。

<キャンペーン実績>
◆「アパレル・ライフスタイル企業応援 Buyeeキャンペーン開催」https://beenos.com/news-center/detail/20210712_bcr_pr/
◆「エンタメ・アパレル企業応援 Buyeeキャンペーン開催」https://beenos.com/news-center/detail/20210628_bcr_pr/
    

■Buyee Connect導入をお考えの方のお問合せ先
BeeCruise株式会社(BEENOSグループ・営業窓口)
https://beecruise.co.jp/infra/buyeeconnect/

[海外販売に役立つ情報のDLはこちら]
https://marketing.beecruise.co.jp/documents



<日本企業の海外販売を支援する「Buyee」 「言語」「決済」「物流」の3つの壁を解消>
 
 Buyeeは、日本企業の越境ECをサポートするサービスです。海外販売の障壁となる「言語」「決済」「物流」の問題を解消し、サービス利用料も0円から対応可能です。Buyeeを導入することで、一括で世界118ヶ国/地域に販売できます。さらに、2020年より新サービス「Buyee Connect」を提供開始し、タグ設置のみで自社のECサイト上に海外専用カートを開設することができ、より手軽に越境ECがスタートできるようになりました。BEENOSグループは越境EC黎明期である2008年より海外転送サービスである「転送コム」事業を開始し、海外発送オペレーションやグローバルなカスタマーサポートなど独自のノウハウを培ってまいりました。海外への販売環境の構築に留まらずユーザー獲得や集客支援も提供しており、手厚い海外販売支援が評価され、2,700以上の国内ECサイトの海外進出のサポート実績があります。(※3)

 なお、海外のお客様からは、配送手段や決済手段が多様であること、アメリカやロシア、中国、台湾エリア向けの独自物流構築による国際配送料の安さ、複数のサイトで購入した商品でも同梱できることなど高いサービスレベルが好評で、現在会員数は330万人以上に上ります。(※3)さらに、出店企業と公式で連携していること、10言語に及ぶカスタマー対応など安心のサポート体制で、リピーターも多いサービスです。


(※1)国内越境EC 年間流通総額 No.1。該当サイトにおける海外個人を対象とした日本から海外への年間流通総金額。東京商工リサーチ調べ(2021年5月時点)
         https://beenos.com/news-center/detail/20210607_bns_pr/
(※2)「BEENOS 越境EC 世界ヒットランキング 2021」より https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000324.000035599.html
(※3)「Buyee」と越境EC関連サービス「転送コム(https://www.tenso.com/)」を合わせた数字、2021年9月末現在



【大日本印刷株式会社の概要】
DNPグループは、持続可能なより良い社会、より快適な暮らしの実現に向けて、新しい価値を国内外に提供し続ける総合印刷会社です。独自に磨いてきた「P&I」(印刷と情報)の強みを掛け合わせ、多くのパートナーとの連携を深めて、数万社の顧客企業や各種団体、生活者や地域社会などに、幅広い分野の多彩な製品・サービスを提供しています。

(1)社名: 大日本印刷株式会社
(2)代表者: 代表取締役社長 北島 義斉
(3)本社所在地: 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号
(4)設立年月: 1894年1月 
(5)資本金: 1,144億6,476万円


【tenso株式会社の概要】  
国内ECサイトの海外販路拡大をサポートするtensoは、「転送コム」(海外転送サービス)と「Buyee」(購入サポートサービス)の2つのサービスを展開しております。「転送コム」はECサイトの代わりに海外発送オペレーション、多言語カスタマーサポートを、「Buyee」ではそれに加えて翻訳、会員の決済サポートを行います。合計2,700以上のECサイトへの導入実績があり、配送対象国は118ヶ国/地域に上ります。海外消費者からは、配送手段、決済手段が多様であることや、複数のサイトで購入した商品でも同梱できることなど、高いサービスレベルが評価され、会員数は330万人以上となりました。

(1)社名 : tenso株式会社       
(2)代表者: 代表取締役社長 直井 聖太
(3)本店所在地 : 東京都品川区北品川四丁目7番35号
(4)設立年月 : 2008年7月
(5)資本金: 100百万円  
※BEENOS株式会社(東証プライム:3328)の連結子会社です。