BEENOS株式会社(東証一部:3328)の連結子会社で、越境ECをサポートする海外転送サービス「転送コムhttps://www.tenso.com/jp」を運営するtenso株式会社(以下「tenso」)は、格安国際宅配便サービス 「ECMS Express」を初めて導入し、さらに国際エクスプレス輸送サービス「DHL」の導入エリアを拡大しました。「ECMS Express」の導入エリアは、アメリカ、台湾、香港、韓国、シンガポール、そして「DHL」に関しては従来のアメリカ、カナダ、オーストラリア、サイパン、グアムに加え、新たに世界77ヵ国/エリアで追加となります。これにより、海外のお客様に従来の配送方法よりも安く、最適な配送手段をお選びいただけるようになります。
 
              
    

●台湾向け配送料を約41%安く 配送手段の拡充で、海外のお客様により安く、選べるサービスを提供

 今回の「ECMS Express」初導入、および「DHL」の導入エリア拡大により、当該エリア向けの荷物の国際配送料の低額化を実現し、最適な配送手段を選んでいただけるようになります。「ECMS Express」の料金帯では、重量の増加に伴う料金の上昇幅が小さいため、荷物が重くなればなるほど、従来の配送方法よりも割安な配送料でお届けできます。全てのカテゴリの商品に該当しますが、特に割安になるのは、書籍や雑誌、レコード、ゲーム周辺機器など、越境ECで需要が高いものが挙げられます。1.5~2kgの荷物の場合、従来と比較して台湾向けでは約41%、香港向けでは約42%、韓国向けでは約56%、シンガポール向けでは約37%安い国際配送料をご提供します。(※1)

 

●「転送コム」の流通総額は、前年同期比+48% アメリカ、台湾で伸長

 「転送コム」の2021年第4四半期の流通総額は前年同期比+48%(※2)と伸長し、特にアメリカ・台湾での流通が拡大しています。全世界的に越境EC市場が伸長する一方で、新型コロナウィルス感染拡大の影響により停止を余儀なくされる国際配送サービスがある中、2008年から越境EC事業を展開するBEENOSグループは独自のリレーションを活かして、他社に先駆けて物流手段を確保し、巨大マーケット・アメリカからの需要の取り込みに成功しております。

 「転送コム」のお客様は、日本のECサイトに慣れている方、海外からであっても日本のECサイトでの購入に抵抗がない方、購入経験が既にある方が多いのが特徴です。コロナ禍で訪日や帰国ができない状況で、日用品や常温の食品といった日本の日常生活を感じられる商品や、定期購読の雑誌、アイドルやアーティストのグッズ、CD、DVDなど日本のエンターテインメント商品が流通を伸ばしました。

 経済産業省による令和2年度「電子商取引に関する市場調査」によると、アメリカの越境 BtoC-EC(日本・中国)の総市場規模は 1 兆 7,108 億円に達し、このうち日本経由の市場規模は 9,727 億円で、前年度比で7.7%増加しています。(※3)

 今後さらなる流通の伸びが見込まれる今、日本企業のアメリカ・アジアへの越境ECでの流通をさらに押し上げるべくリーズナブルな国際配送料金での提供を開始することで、お客様にさらに安心・便利にご利用いただけるサービスを目指してまいります。

 BEENOSグループは越境ECのリーディングカンパニーとして、2008年に海外転送サービス「転送コム」事業を開始し、テクノロジーの力で日本から海外、海外から日本を双方向に結ぶグローバルプラットフォーム構築を掲げ、あらゆる人・企業とグローバル市場を繋ぎ、新しい常識や可能性の提供を目指しています。今回の新配送サービス導入により、越境ECにおいて成長性の高い市場であるアメリカ・アジアでのシェアを拡大し、コロナ禍でインバウンド需要が蒸発してしまった日本経済の復興に貢献できるよう努めます。


<今回導入する配送手段>

●初導入する「ECMS Express」
・対象エリア:アメリカ、台湾、香港、韓国、シンガポールの5カ国/エリア
・国際配送料:https://www.tenso.com/jp/static/guide_deliver_ecms

●導入エリアを拡大する「DHL」
・対象エリア:従来のアメリカ、カナダ、オーストラリア、サイパン、グアムに加え、新たに世界77ヵ国/エリアを追加
       合わせて世界82ヵ国/エリアに配送可能に
       ※詳しい配送エリア:  
       https://www.tenso.com/jp/static/guide_country_index  
       (上記エリアよりロシアを除く)


●転送コム:https://www.tenso.com/jp
 海外のお客様が日本のECサイトで購入した商品を「転送コム」が国内倉庫で受け取り、海外発送手続きと多言語でのお問合せをサポートするサービスです。日本のECサイト事業者様はECサイトにバナーを貼るだけで、国内販売の業務フローは変えずに、簡単に海外発送可能となります。

 BEENOSグループは越境EC黎明期である2008年より海外転送サービスである「転送コム」事業を開始し、海外発送オペレーションやグローバルなカスタマーサポートなど独自のノウハウを培ってまいりました。海外への販売環境の構築に留まらずユーザー獲得や集客支援も提供しており、手厚い海外販売支援が評価され、2,700以上(※4)の国内ECサイトの海外進出のサポート実績があります。なお、お客様の会員数は330万人(※4)以上に上ります。


<転送コム、越境EC導入をお考えの方のお問合せ先>
tenso株式会社
https://www.tenso.com/jp/static/partner_index


(※1)各エリアにおける1.5~2㎏の荷物の料金を「転送コム」独自の「ECMS Express」とEMSで比較
(※2)2021年第4四半期(2021年7月1日~9月30日)の「転送コム」における流通総額の前年同期比
(※3)経済産業省による、令和2年度「産業経済研究委託事業」(電子商取引に関する市場調査)
(※4)「転送コム」と越境EC関連サービス「Buyee(https://buyee.jp/?lang=ja)」を合わせた数字、2021年9月末現在


【株式会社ECMSジャパンの概要】
海外向けスモールパッケージの輸送を強みとする株式会社ECMSジャパンは、IT技術とグローバルネットワークを駆使することで低廉な料金で海外のドアまでお届けするサービスを提供しております。コロナ禍においても新サービス「ECMSスタンダードエクスプレス」を発売し、成長著しい越境EC市場でスピード感をもって事業を展開しております。

(1)社名 : 株式会社ECMSジャパン
(2)代表者: 代表取締役社長 小松 英樹
(3)所在地: 東京都中央区日本橋小網町10番2号 丸国ビル5階
(4)設立 : 2016年1月
(5)資本金: 65,000千円(2021年1月末時点)


【DHLジャパン株式会社の概要】
DHLはロジスティクス業界のグローバルリーダーとして、国際小包配達から、eコマースの商品配送、フルフィルメントサービス、国際エクスプレス、陸上・航空・海上輸送、産業別サプライチェーンマネジメントまで広範囲なポートフォリオで事業を展開しています。世界220以上の国・地域で40万人の従業員が、日々、人々とビジネスを確実に繋ぎ、グローバルでサステナブルな貿易の実現を可能にしています。DHLジャパン株式会社は、国際エクスプレスサービスを提供するDHL Expressの日本法人です。

(1)社名 : DHLジャパン株式会社
(2)代表者:代表取締役社長 トニー  カーン
(3)所在地: 東京都品川区東品川1-37-8
(4)日本でのサービス開始 : 1972年
(5)資本金: 5,000万円


【tenso株式会社の概要】  
国内ECサイトの海外販路拡大をサポートするtensoは、「転送コム」(海外転送サービス)と「Buyee」(購入サポートサービス)の2つのサービスを展開しております。「転送コム」はECサイトの代わりに海外発送オペレーション、多言語カスタマーサポートを、「Buyee」ではそれに加えて翻訳、会員の決済サポートを行います。現在合計2, 700以上のECサイトに導入いただいており、配送対象国は118ヶ国/地域に上ります。海外消費者からは、配送手段、決済手段が多様であることや、複数のサイトで購入した商品でも同梱できることなど、高いサービスレベルが評価され、会員数は330万人以上(※4)となりました。

(1)社名 : tenso株式会社       
(2)代表者: 代表取締役社長 直井 聖太
(3)本店所在地 : 東京都品川区北品川四丁目7番35号
(4)設立年月 : 2008年7月
(5)資本金: 100百万円  
※BEENOS株式会社(東証一部:3328)の連結子会社です。