枠を超えていく楽しさを知ったからこそある、仕事の楽しさ

松尾 直輝 Naoki Matsuo
2017年 キャリア入社 プロジェクトマネージャー

Profile

新規事業開発エンジニア。2014年のシンガポール移住を機に現地学校にてプログラミングを学び32歳でエンジニアに。
2017年の日本帰国の際にtensoにフロントエンドエンジニアとして入社。2018年、社内の新規事業コンテスト、ビジチャレに初参加し、2案の新規事業案が採択されBeeCruiseに異動、新規事業開発立ち上げを経験。その後複数の新規事業開発担当を経て、BEENOSEntertainment株式会社に参画。現在はBeeCruise社長室に所属し出資先企業に出向している。

入社のきっかけ WHY BEENOS VISIONに心を動かされた

在星中にエンジニアとして働いていた外資ITではPMとしてクライアントと直接やり取りをすることも多く、当時のフランス人の上司から日本企業の体制や風土について、持っていた期待とギャップについて意見をいただくことが何度もありました。ビジネスを契機に日本への失望感を抱く外国人も多いということを知り、帰国を視野に入れていた私は日本の良いところを発信出来るような企業で働きたいと考えるようになりました。

BEENOSは日本のエージェントより紹介いただきました。当時シンガポールに住んでいたこともありtensoの事は知っていましたが、入社しようと思った理由は代表の直井さんとの最終面接での話による影響が大きく、tensoのこれまでの経緯やBEENOSグループが今後実現したいことを聞いた際に、私がシンガポールで感じた事ややりたいことにフィットしていると感じたから。

意思決定者との距離が近いBEENOSであれば実現出来るのではと心を動かされたことが最大のきっかけです。

BEENOSで働くことの魅力 ATTRACTION 職種にとらわれず、枠を超えていく

BEENOS Entertainmentにて2つのプロダクトの責任者を務めており、企画、開発、営業、プロモーションまで全てを統括しています。この範囲で実務を行えるのはBEENOSがそれを私に許してくれているからですし、職種に捉われること無く自分の枠を超えて新しいことに取り組むことが出来るのは、当社が各自の成長に重きを置いている企業だからだと思います。

BEENOSは上場企業ですから、多くのステークホルダーがおり、そこで新規事業に取り組んでいくのは大きなプレッシャーがあります。ですが、入社したことにより事業を創る楽しさを知ることができました。事業開発志向を持つエンジニアは多いと思いますが、経営の知識などの面から機会に恵まれないケースが多いと思いますし、サポートが必要です。私の場合は、経営の知識があるメンバーが多い当社の環境に助けられたと感じています。

BEENOSグループは、事業企画、エンジニア共に高いレベルを求められます。優秀な方も多く、案件も豊富。例えばエンジニアであれば全社的に新プロジェクトが入ってくるため成長環境、エンジニアチームは自発的に現場に行き、顧客の声や反応を見てその場で改修するほど組織の熱量も高い。皆サービス開発を楽しんでいるため、受け身での開発では合わず、総合的なスキルの高さが求められます。ですが、裁量を持っている人が近くにおり壁打ちがしやすい環境は当社の魅力だと感じています。

仕事に対する姿勢 STANCE 置かれた場所では結果を出し、自分で動き、変えていく

シンプルに、楽しみながらやる、今がそうでないならどうすればそうなるのかを考えて自分で変えていく。BEENOSに合うメンバーはそういう方が多い気がします。私は長い営業経験を経てエンジニアに転身しており、スタートが遅かったためベースラインにもっていくまではひたすら勉強しました。勿論今も勉強は続けています。ですが、すべてが新鮮です。

仕事は楽しいことばかりではなく、特に新規事業の担当はつらい中でも楽しさを見つける才能も必要です。誰かのためになる、そう考えないとつぶれると思いますし、興味を持ち、いいところを見つけるようになったほうが良いと思います。その結果、今の私は仕事で好きなものばかり扱っており、楽しい。
ウェブ技術、音楽、お酒が好きなのですが、少しでも好きなものに触れられるようにある場所で結果を出し自分で動くこと、それを常に考えています。

自分が自分の未来をデザインする NEXT STANDARD 課題解決をし続けるエンジニア×事業責任者でいたい

日本はビジネスやITの分野において、世界的に見てかなり遅れていると言われる分野が多くあります。私の所属する組織、BEENOSEntertainmentのネクストスタンダードは、単に遅れているDXを加速させるだけでは無く、今ある物を新しい物と組み合わせる事で、大きな飛躍をもたらすような事業展開です。

私はエンジニアだからこそ、日本のエンタメが海外に出ていくための基盤を技術的に創ることができますし、日本の音楽、演劇、伝統芸能など特有の素晴らしい文化をグローバルに発信できます。日本人は相対的にシャイな一面を持っているため私たちはそんな個々のアーティストの個性を宣伝面でもサポートできるようなプラットフォームを創りたいと思っています。

自身のネクストスタンダードですが、私自身、10年前はエンジニアになると思っていませんでした。将来像は変わるものだと思います。ただし、きっかけを逃さないようにアンテナを張り、臨機応変に対応できるように準備をしています。今思うのは、ふと見たときに、誰かが自分のつくったサービスを使っている、そんな状況を見たい。だからこそ、サービスとか事業を拡げるため、全部自分でやるのではなくマネジメントに力を入れるマインドを持ち、仲間を増やしたいと感じています。

※インタビュー内容は取材時点のものです。