BEENOS 株式会社(東証プライム:3328、本社:東京都品川区、代表取締役:直井 聖太、以下BEENOS)は立命館アジア太平洋大学(大分県別府市、学長:出口治明、APU)と連携し、エンジニア職を志望・関心のある学生に向けてIT・ICT技術を活用した課題解決サービスを構築し、プロジェクトマネジメントに必要な知識を実践を通じて身に着ける「特殊講義(共通教養科目)」を開講いたします。 
 

■連携の背景

 インターネットが普及したことであらゆるサービスとインターネットがつながる時代が訪れました。高度な情報化社会の到来に伴いビジネス領域においてもITの知識・技能が重視され、様々な課題に対してITを活用して情報を収集し、判断・解決する力が求められています。現代社会においてITの知識を深めることはあらゆる問題の発見、解決するための思考を形成し、情報活用能力を養うことにつながります。

 こうした背景の中、BEENOSは20年来にわたるインターネットサービス開発とグローバルな事業運営で培ったノウハウを次世代人材育成に生かすことを目的に立命館アジア太平洋大学(APU)と協力講座開講に関する協定を締結いたしました。IT技術の発展は目覚ましく、あらゆる国や企業でDX化が進んでおりIT需要は高まる一方ですが、その市場成長スピードに必要な人材はまだ追い付いていません。2019年の経済産業省の発表によると2030年には最大で79万人のIT人材が不足すると予想されており、少子高齢化による労働力人口の減少も人材不足に拍車をかけています。

 IT技術・知識を持つ人材の需要は切実に高まっており、IT分野の知識・技能を習得することはこれからビジネスパーソンとして羽ばたいていく学生の進路選択の幅を広げる一助となり、新たなキャリアの可能性を考える機会となります。

 本講義ではデータを利活用した課題解決サービスを構築するための、主にプロダクトマネジメント及びプロジェクトマネジメントに必要な知識を実践を通して身につけていくことにより、高度な専門知識を持つ人材育成に取り組んでまいります。大分県が提供するオープンデータを活用し、市民の生活が便利になるサービスを考案し、ノーコードSaaSを使用して構築していきます。サービスの考案過程ではプロダクトマネジメントを、サービスの構築過程ではプロジェクトマネジメントとノーコードSaaSを使用したプロダクト開発を実践することでIT・ICT知識を身につけます。
 BEENOSは当連携によって、デジタルエンジニアリングを活用した事業開発と人材育成を推進し、次世代の課題解決を図ることで世界の可能性を拡げることを目指してまいります。


■立命館アジア太平洋大学(APU)
立命館アジア太平洋大学(APU)は 「自由・平和・ヒューマニティ」 「国際相互理解」 「アジア太平洋の未来創造」を基本理念として2000年に開学した、現在およそ100カ国・地域の学生が全体の半数を占める大分県別府市にある大学です。タイムズハイヤーエデュケーション(THE)による世界大学ランキング2022日本版では、西日本の私大で1位の高評価を受けています。また2023年4月には、「第2の開学」と位置付けた、サステナビリティと観光を組み合わせて学ぶ、日本で唯一の学部「サステイナビリティ観光学部」を新設、そして既存2学部の改革に取り組んでいきます。



【BEENOS 株式会社の概要】
(1)社 名 : BEENOS 株式会社
(2)代 表 者 : 代表取締役社長 兼 グループCEO 直井 聖太 
(3)本 店 所 在 地 : 東京都品川区北品川四丁目7番 35 号
(4)設 立 年 月 : 1999年11月
(5)資 本 金 : 27億75百万円