Business 2023.01.27

BEENOSグループ最優秀新人賞を獲得するまでー新卒社員が自身や仕事への意識・向き合い方を変えた1年半の軌跡

2022年10月に開催された、BEENOSグループ社員総会。年に一度の社員総会では、年度で活躍した社員を表彰するアワードが開催されます。今年、最優秀新人賞に輝いたのは、BeeCruiseクロスプラットフォーム(XP)事業部 李 雅文さんと、BeeCruise株式会社Global Growth Hack事業部の小林 奎吾でした。
2021年4月に新卒として入社以来、クライアントニーズに向き合う日々を送ってきた李と小林。成長の背景には、自身の意識の変化もあったと語ります。お二人が過ごした1年半と成長の軌跡とは?インタビューを行いました。
 

入社してから一貫してグローバル事業に従事 


ーまずは、お二人の担当業務について教えてください

李:クロスプラットフォーム(以下 XP)事業部に所属しており、クライアントに合わせたマーケティング調査や海外マーケットプレイスへの出店支援、流通拡大に向けたプロモーションなど一気通貫で対応しています。
私はその中で、アリババグループが運営する中国最大の越境ECプラットフォーム「Tmall Global」へのお客様出店サポートを担当しており、企画からオペレーションまで全て担っています。
オペレーションでは、日本語名の商品を中国に翻訳する商品登録であったり、税関登録、外部処置などを中心に行っており、企画では、商品企画、ライブ配信など、Tmallのキャンペーンに合わせて企画提案などを行っています。
 



ー商品企画まで担当されているんですね。

李:
はい。いろいろとやってきたのですが、例えば、618キャンペーンに合わせてウェディングギフト向けのセット販売を企画しました。
セット販売は単品販売に比べTmallの問い合わせを多く獲得することができました。オプションもつける事でTmallで購入することの特別感を感じていただいたりと、たくさんのお客様の目に留まるような企画を考えています。

ー小林さんは、営業としてFrom Japanの越境ECをサポートされていますね。

小林:私はGlobal Growth Hack(以下G2H)事業部に所属しており、「Buyee Connect(バイイーコネクト)」というサービスの新規営業を行っております。Buyee Connectとは、クライアントの持つECサイトの海外販売対応をサポートするサービスです。導入いただくと海外販売が可能となります。クライアントにとっては既存の運用フローを変えずに販路を118の国や地域まで広げることができますし、更なる価値の向上のため、2022年6月には無償化*を行いました。これによって、日本企業の海外進出を支援しています。
*BEENOS、越境EC No.1の「Buyee」を無償化

ー営業チームの中ではどのような領域を担当されているんですか?

小林:
新規営業は全般担当しています。インサイドセールスでは、リードの獲得施策でオンライン説明会やウェビナーの企画から実施、営業先のリスト作成を行い、またフィールドセールスでは、クライアントとの商談に向けて資料作成や受注フォローなど幅広く対応しています。3か月ごとに目標や注力ポイントを変え、課題要因は商談数なのか、受注数なのか、もしくは、商談内容や申し込みフォームに反省点があるのかなど、目標達成に向けてそれぞれの課題要因を見つけ改善施策を提案しています。
 

本当の意味で仕事にも人にも向き合うことで、成果を出せるようになった


ー10月に行われた社員総会では、年間のアワードで最優秀新人賞を獲得されましたね。この1年半、意図的に注力してきたことや工夫はあったのでしょうか?

李:
数字にコミットしていくことを常に意識していました。日々、結果を振り返り、なぜこうなったのかを繰り返しています。
企画を考えるときも、目標の数字に対して逆算して企画をしていきます。
未達成だったときは「なぜ」の追求をし、そこから課題を見つけ改善していき、
達成した場合も、次に何をするかの算段を立てるようにして常にPDCAを回しています。

小林:私は上司から「聞くようにしなさい」と教わり、自分の中に答えがあっても、まずは小さなことでも聞くことを心がけました。上司は経験豊富ですから、経験則を含めてアドバイスいただいてます。例えば、企画を持って行った際でも、今までのご経験から、具体的な事例を説明くださったりノウハウを教えて下さっていて。自分の中の仮説で企画を立てることは出来るのですが、企画のブラッシュアップには他の視点は欠かせないと考えている中、参考になることばかりです。

ー小林さんは、BuyeeConnectの立ち上がり直後から営業を担当されていますよね。事業が立ち上がり、拡がっていくプロセスを肌で感じた1年半だったのではないでしょうか。

小林:入社以来様々な経験をして、自分の中に蓄積できたものも多い1年半でした。今後はより積極的に企画し、上司に壁打ちさせていただくことで精度を向上させ、世界中のユーザーが求めているようなモノの供給を行えるように、案件を獲得していきたいです。工夫は色々していて、サービス説明資料にも特別なコンテンツを作りましたし、クライアントの状況やニーズに合わせて提案することで受注につなげています。
BEENOSの良さは、若手であっても裁量を与えてくれることですよね。
難しい案件であっても任せてくれるので、日々チャレンジ出来て楽しいです。

ー小林さんも、李さんも、様々なことを経験してきたんですね。

李:
トップライセンスと契約させていただくということはとてもありがたいことで、ライセンスを扱わせていただいているからこそ、信頼していただけるように努めています。売上達成は当たり前ですし、そのライセンスについてファンよりも詳しくならないといけません。だからこそ、今任せていただいていることが自分の中で1番嬉しいです。win-winになれるよう、日々クライアント様の立場になって考えています。ですが、お互いの意図を理解しているつもりでも、コミュニケーションの中でずれている時もあると思います。だからこそ、常に相手は何を伝えたいかを確認するようにしています。


ーこの2年間で、自身の変化を感じますか?成長実感というか。

李:
仕事にも人にも正面から向き合うようになったと感じています。
学生時代のように、ただコミュニケーションを取るということでは、相手を理解するということが出来ません。私も、思うように仕事を進める事が難しいと思ったことがありました。
相手の要望を理解し、その要望に対してどうしていくかを振り返るようにしたことで、本当の意味で仕事にも人にも向き合い、結果、成果につながったと考えています。

小林:様々なことに挑戦し、営業だけでなく出店に向けた全体のPM(プロジェクトマネジメント)も経験させていただきました。それにより、仕事に対しての向き合い方が変わりました。自分でもっと改善して、高い目線でやっていこうと思うことが増えました。
先輩方と食事に行ったりすることもありますが、会話中も、仕事に対しての目線が違う事に気が付き、刺激を受けています。ただ受注するだけでなくその先のクライアントの利益を考えることがとても重要だと考えるようになりました。

BEENOSで目指す今後の姿ー世界中のトップブランドに任せてもらえる存在へ。待つだけではなく、自ら動き、事業の成長に繋げていく



ー今後目指していることはありますか?

李:
多くの成功事例を作り世界中のトップブランドがBEENOSに任せたいと言ってきてくださるようになりたいです。待つだけでなく営業したいとも思っています。

現在は、営業と運営が分かれており、私は運営を担当しています。ですが、待つだけでなく他チームと一緒に案件獲得に向けて動いていきたいと考えています。ノウハウを共有する仕組みを作り、他部署と連携して営業することでサービスの質を向上させていきたい。今期私が注力したいと考えている方向性です。

小林:自分なりに1番売上が立てられる方法を見出し、自分の色を出した営業スタイルで結果に繋げていきたいです。営業だけでなく、企画やマーケティングも担当していますので、より広く全体をみて、事業を成長させていきたいです。
私は、常に面白い環境に身を置いておきたいんですよね(笑)。視野が広くなればもっと面白いことへの挑戦も出来てくると思っています。自分が面白いと思う事にどんどんチャレンジしていきます!

ーありがとうございました!