Business 2021.06.04

コンサルティングのプロフェッショナル、起業家の顔を持つ呉さんの入社の決め手

Profile プロフィール

 
呉 寧
中国江蘇省出身。復旦大学でコンピューターサイエンスを学び、卒業後1999年に来日。日本語学校に入学後、日本の金融会社に入社しSEとして活躍。30歳目前にビジネス職へのあこがれが高じ転職、以降はコンサルティング業に従事。その後日本で起業も成功させるが新たな経験を積むべく2021年よりBEENOSにジョイン。現在は、BeeCruiseのクロスプラットフォーム(XP)事業部にてマーケットプレイスの連携などで活躍。
 
 

BEENOSに入社した理由


呉:日本企業でコンサルティング業務に従事、その後起業もしておおむね順風満帆でしたが、情勢の変化があり撤退を決めました。基本的に即決する人間なので、迷いはなく、次の有望な企業を探すか、もう一度起業をするか。考えていた際にたまたまIPO計画前の医療DXの会社に出会い、海外事業展開強化のため入社しました。これにより上場も経験でき、自身としても順調に事業を展開していた頃、新型コロナウイルスの脅威が到来しました。
国際的な交渉を行う私の業務領域では、遠隔では業務が完結できない。さらに国内では医療分野での遠隔診療などのDXが隆盛。会社もこのDXに舵を切り、そこでもう医療分野は卒業しようと、即断し、次のキャリアを考えていました。

BEENOSについてはその取り組みに注目しており、実は以前より知っていましたが、XP(クロスプラットフォーム)事業部で人材を募集していると紹介され、強い興味と新たな経験につながるかも、と感じ応募。面談時にも、直井さんと星さんとの相性の良さを感じました。
無事に内定をいただいたものの、実はほかにも選考に進んでいた企業があり、他社検討のため内定承諾期限を1カ月以上伸ばしてくれないかとかなりわがままなお願いをかけてみたのですが、人事担当、中里さんが、あっさりとなんでもないことのように了承してくれたのです。あ、この率直さと誠実さは何なんだ!と感じ、ご対応に感動しました。この会社なら、余計なことに神経を使わず、仕事に集中できるかもと感じられたので入社を決断しました。そう、案外入社の決め手は中里さん。自分のような人間は、こういうところが決め手になっていたりします。

世界規模の商品・サービス半自動マッチングPFを構築したい


呉:今の時代は正直、ITは一つの単独業態ジャンルじゃなくなっているかと考えており、ビジネスのインフラとなっているのは、基本的に金融・物流・ITの3つだと思います。インフラである業種は先天的に複合的にビジネスを創出しやすくなっているので、実際のそれぞれの業界から、世界規模の企業が生まれてきている。そして、これからの成長企業もこのどれかに×他分野のパターンがほとんどだと思います。遅れているといつも言われているIT業界にはかえって様々ないい変化を見られて総じて複合的なイノベーションを起こせうるような活気を感じていますね。


-今関与されているプロジェクトの内容や取り組みを教えてください

呉:まずブランディアのグローバルなプロジェクトに関わっています。サービスフローの設計からシステム連携、ライブ販売の体制までの設計などPMをしています。
今まで越境ECのネックは購買決定~手に入るまでの時間(日数)でした。これを気軽に国内ECと同じ感覚で購入してもらうためにはリードタイムを短くするしかない。ブランディアで行ったのは、そのリードタイムを48時間以内に変えたこと。ブランディアの越境EC時のフローを変更しただけで大きな施策は打っていないんです。国内出荷基準を適用させるようにしたのが1つ大きな変化ですね。

また、マーケットプレイス同士を連携させるプロジェクトは去年朱さんが立ち上げ、現在は引き継いでマネジメントを行っています。越境となると数字を伸ばす上で様々なことに当たります。その原因も難解なところがたくさんあり、1つ1つ不可解な点をつぶして対応策を取っている状態です。

こういったプロジェクトを通して、いかにオートマチック的にあらゆる場所のあらゆる商品をその時々の市場動向に合わせ、それぞれの地域の様々な消費者へ届け、まさに蜂の巣の構造になるような仕組みを考え・検証・実証できると思っています。そうして自分なりのXPに対する解釈である世界規模の商品・サービス半自動マッチングPFを構築し、それを越境SaaSとして持っていく可能性の第一歩として捉えています。


-BEENOSはどのような環境に見えていますか?

呉:フラットな組織ですよね。ほかの組織はわからないので言い切れませんが、フラットな仕事環境で、自分が置かれている環境としては最高な仕事環境だと思います。入る前と入った後のイメージが合致していましたし、ギャップがなかったのが良かったです。
直井さんとの面談で気づいたんですが、直井さんは人格者だった前職の創業者とものすごく似ていたんですね。話し方や要望の癖もものすごく似ていました。そういったタイプの経営者と一緒に働いていましたし、一緒に働くには非常に好みのタイプの性格の方で好感触を感じていました。
 
 

自立も必要だが、大切なのは全体最適化のチームワーク


-どんな人と一緒に働きたいですか?

呉:一緒に働く分にこだわりはありませんが、自分が採用するなら第一条件としては自立精神が必要だと思います。しかし自立というのは危険なキーワードでもあります、自立というのは自信とつながっていますが、これまでの経験上、他人の話を傾聴する姿勢がやや足りなくなる副作用があると思います。ですから、自立しながら物腰は柔らかい方が良いですね。やはり、和尊ということでしょうか。自分の価値観が絶対の正義ではなく、我を押し通さない方。一緒に働くチームワークを発揮していくには個別最適化ではなく全体最適化が必要だと思います。

―自立精神とチームワークの両立が大切なんですね。呉さん貴重なお話をありがとうございました!